もやしから作られたナムル

気になる「もやしナムル」のカロリーや炭水化物量とは?食べる際に押さえるべきポイントを紹介

2022/03/15

この記事では「もやしナムル」のカロリーについて解説していきます。また、ダイエット中などカロリーがとくに気になるときに取り入れたい食べ方などについてもご紹介します。

なお、文中のカロリー値は文末に載せた参考データを基にしています(一部、参考データを基に独自計算をしている場合もあります)。

もやしナムルを食べると太りやすい?

ごま油の香りが食欲をそそる「もやしナムル」は、韓国料理で定番のおかずといえるでしょう。ヘルシーなイメージがあるもやしですが、ナムルにすることでごま油のカロリーも加わるため、カロリーが高くなる可能性もあります。

しかし、体に必要な栄養素も含んでいるため、食べすぎに注意すれば上手に取り入れることができるでしょう。

ここからは、もやしナムルを食べるときに工夫するポイントや、おすすめのレシピを紹介していきます。

もやしナムル1食分のカロリー

もやしナムルのカロリーは、1食分あたり66gで80kcalとなっています。また、もやしナムルに使われているもやしのカロリーは50gあたり19kcal、ごま油は6gあたり55kcalです。

このことから、ごま油がカロリーの大部分を占めていることがわかるため、ダイエット中などのカロリーを気にしているかたは、ごま油のかけすぎや食べすぎには注意しましょう。

もやしナムルの炭水化物量は?

もやしナムルの炭水化物量は、1食分あたり66gで2.06g(8.24kcal)です。また、脂質は1食分あたり66gで6.75g(60.75kcal)、たんぱく質は1食分あたり66gで2.54g (10.16kcal)となっています。

このことから、三大栄養素のなかで脂質がもっとも多く含まれており、前述したもやしナムルのカロリーのほとんどを占めていることがわかるでしょう。

これは、もやしではなく、もやしナムルに使われているごま油の脂質が、6.75gあたり6gと脂質の大部分を占めていることが原因でしょう。

もやしナムルを食べるときのポイント

韓国料理ほうれん草、もやし、ハーブ、おかず
SUNGSU HAN/gettyimages

カロリーが低い傾向にあるもやしナムルですが、食べ方を工夫すればカロリーが気になる場合でも上手に取り入れることができるでしょう。

ここからは、もやしナムルを食べるときのポイントを紹介していきます。

短時間でゆでる

もやしを調理するときは、短時間で茹でましょう。もやしは、火が通りやすいため、長くゆでると柔らかくなりすぎてしまいます。

そのため、もやし特有のシャキシャキとした食感を残すためには、1分ほどを目安にゆでるとよいでしょう。

また、ゆでるときに酢を入れることで、よりシャキッとした食感になるため、試してみてください。

水気をきる

もやしナムルに使われるもやしは、湯がいたあとに水気をしっかりきることをおすすめします。

加熱したもやしに水気があることで調味料が薄まり、薄味に感じたりぼやけた味に感じたりと味つけが悪くなってしまうため、注意しましょう。

もやしナムル単品だけで食べない

もやしナムルは、前述のようにカロリーが低い傾向にありますが、もやしナムルだけではお腹が空きやすくなる可能性があるため、単品だけで食べないようにしましょう。

もやしナムルを食べて時間が経ったあとに、結局お腹が空いてたくさん食べてしまったということにならないようにするためにも、もやしナムル単品ではなく腹持ちのよい食品といっしょに食べることをおすすめします。

腹持ちがよいとされる食品には、食物繊維を多く含むものなどがあります。たとえば、さつまいもやバナナ、ゆでたまごなどです。

いずれも食べすぎはカロリーオーバーになる可能性があるため、注意しましょう。

ごま油を少なくする

前述したとおり、もやしナムルのカロリーのほとんどは、ごま油が占めています。そのため、もやしナムルを食べるときは、ごま油の量を少なくすることでカロリーを大幅に抑えられるでしょう。

もやしナムルに使われているごま油は、6gあたり55kcalとなっており、量を減らすだけでも大幅にカロリーを抑えることができるため、ダイエット中などのカロリーを気にしているかたは、ぜひ試してみてください。

よく噛んで食べる

もやしナムルを食べるときは、よく噛んで食べるとよいでしょう。よく噛むことで、脳内の満腹中枢が刺激され、満腹を感じやすくなるため、食べすぎを防ぐ効果が期待できます。

また、柔らかい食材は咀嚼回数を増やしにくいため、前述したようにもやしのシャキッとした食感を残すためにゆですぎないというのも、大切なポイントでしょう。

ほかにも、よく噛んで食べることで唾液の分泌が促され、唾液に含まれているアミラーゼという酵素がでんぷんを分解し、消化を助けるなどの働きもあるため、健康にも気を使いたいかたは参考にしてみてください。

もやしナムルのおすすめレシピ

もやしナムルを作るときに、相性がよい食材はたくさんあります。ほかの食材を合わせることで、栄養価もアップするのでおすすめです。

ここからは、簡単に作れておいしいもやしナムルのレシピを紹介していきます。

おすすめレシピ1:豆モヤシとキクラゲのナムル

出典:E・レシピ

豆モヤシとキクラゲのナムルは、もやしとキクラゲを使ったナムルのレシピです。

キクラゲは、食物繊維を多く含むきのこ類の一種で、血糖値の上昇を緩やかにする働きがあるため、糖尿病や動脈硬化などの予防が期待できるでしょう。

また、キクラゲにはβ-グルカンが多く含まれており、腸内の免疫細胞に働きかけることで免疫力を高めるなどの働きもあるため、健康にも気を使いたい方におすすめの一品となっています。

おすすめレシピ2:モヤシとレタスのナムル

出典:E・レシピ

モヤシとレタスのナムルは、もやしとレタスを合わせて作るナムルです。

レタスを火に通さずもやしと和えることで、より噛み応えがあるメニューになり、咀嚼回数が増えることで前述のような効果が期待できるため、おすすめの一品となっています。

もやしナムルのカロリーや炭水化物量について知り食べ方を工夫しよう!

この記事では、もやしナムルに含まれる栄養素や食べるときのポイント、おすすめのレシピをご紹介しました。もやしナムル単品で考えるとカロリーは高くありませんが、もやしナムルだけでは1食の食事にはできず、いっしょに食べる食事の組み合わせも大切になります。

食べるときに工夫することで、ダイエット中などのカロリーを気にしているかたも、もやしナムルを上手に取り入れることができるでしょう。

もやしナムルのカロリーや炭水化物量、食べるときのポイントを押さえ、この記事を参考に試してみてはいかがでしょうか。

※参考にしたサイト

 
 

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