空のレンガの壁の部屋の積層床のクリーニングアイテム

じつは勘違いしている人が多い、間違い家事方法5選

2022/01/28

毎日の家事の中で当たり前のようにやっていることが、実は間違っていたり、かえって効率を悪くしている場合があります。昔と今では家事の常識が変わっていることも。

そこで今回は暮らしスタイリストとして料理を始め家事全般の情報を日々発信されている河野真希さんに、勘違いしいていることが多い家事について聞いてみました。

暮らしスタイリスト・一人暮らしアドバイザー・料理家。料理や家事、インテリアなど、気持ちのいい暮らしを作る、は...

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間違い家事1:カビ汚れをゴシゴシこする

洗浄機器・用品
wattanaphob/gettyimages

お風呂場のタイルの目地やパッキン、洗面器といった水まわりによく発生するカビ。長く放置すると、黒ずんでしまい、軽く拭いただけでは落ちなくなります。頑固な汚れなので、ついブラシなどでゴシゴシこすってしまいがちですが、これはNG。

壁の目地やパッキン、プラスチックなどを硬いブラシなどで強くこすると、そこに傷がつき、カビがより深く入り込み、さらに繁殖しやすくなってしまいます。スポンジなどの柔らかい素材で拭いても落ちないときには、塩素系のカビ取り剤をしっかりと吹きつけ、10分以上放置します。このときにラップなどを上からかぶせて成分を浸透させると、より効果的。時間が経ったら、シャワーなどで洗い流します。

カビ取り剤を流すときにもブラシでゴシゴシはしないこと。長く放置したカビ汚れは、カビ自体は死んでも、黒ずんで残ることがあります。それ以上はいくらこすっても落ちません。目地修正ペンなどを使って、汚れを隠しておきましょう。

間違い家事2:布団を干すときにたたく

ベランダ干し布団
y-studio/gettyimages

布団を天日干ししながら、パンパンと音を立ててたたいている光景を見たことがあるかもしれませんが、これもやってはいけない家事のひとつです。

布団をたたくとホコリが舞うので、汚れが落ちていると勘違いをするかもしれません。でも実は、たたいた衝撃で布団の繊維が飛び散っているだけということも。いくら強く叩いても奥のホコリやダニは落とせないばかりか、かえって布団を傷めてしまいます。布団を干すときには力強くたたくのではなく、表面をはらう程度でOK。これで十分布団のホコリやゴミは落とせます。

なお、天日干しをしてもふとんの中のダニを完全に死滅させることはできません。ただし、ダニが好む湿気、皮脂や髪の毛といったゴミを減らせるので、定期的に干しましょう。干したあとに布団全体に掃除機をかけておくと、ダニやそのフン、死骸といったアレルゲンとなるものも減らすことができます。

間違い家事3:掃除をするときには窓を開ける

brizmaker/gettyimages

掃除をするときには、ホコリを外に出すために窓を開けて行うほうがいいと思っているかもしれません。でも実は、これ、逆効果。

掃除中に窓を開けてしまうと、部屋に入ってきた空気でホコリが舞い上がってしまいます。床に落ちていたホコリが空中にあったら、いくら掃除機やフローリングワイパーで床を掃除しても、取ることができません。

床掃除をするのは、窓を開けずに行うだけでなく、できるだけ室内の空気が動いていないタイミングがおすすめ。朝起きてすぐや帰宅直後など、人が室内で動いていない状態があったあとのほうがいいです。なお、換気をするのは、掃除後10分以上経ってからがいいでしょう。

間違い家事4:汚れ落ちをよくするために洗濯洗剤を多く入れる

洗濯機に洗剤を注ぐ手
Lidiya Rudenko/gettyimages

頑固な汚れがついた衣類を洗濯するときには、洗剤をたっぷり多めに入れたほうがよく落ちそうと思うかもしれませんが、これもNG。容量に対して多すぎる洗剤は溶け残ってしまうことがあり、洗い残しや嫌なニオイの原因となります。

溶け残りは、液体洗剤より粉末洗剤を使ったときに多く起こります。特に寒い時期は水が冷たく、洗剤が溶けにくいため、より起こりやすくなります。規定の分量を守るのはもちろん、気になる場合はお湯で溶かしてから入れるといいでしょう。

間違い家事5:メラミンスポンジで鏡のウロコ取りをする

灰色の背景に分離されたクリーニングスポンジを保持している女性の手
busra İspir/gettyimages

洗剤いらずで頑固な汚れを落としてくれるメラミンスポンジ。メラミンフォームというきめ細かく、かつ高い硬度の材質でできていて、汚れを削り落とすスポンジです。洗剤のように汚れを浮かして落とすものではないため、使う場所によっては、汚れだけでなく、素材そのものに傷をつけてしまうことがあります。

たとえば、くもり止め加工された鏡やワックスコーティングされたフローリング、車のボディなどに使うと、加工が剥がれてしまうことがあります。また、お風呂の浴槽やトイレのフタや便座といった樹脂製のものには傷をつけてしまいます。

そのほかにも木製品や塗装、プリントがされたもの、漆器、人や動物の肌や歯などはNG。頑固な汚れが落ちて便利ではありますが、使ってはいけない場所もあるので、注意しましょう。


◆監修・執筆/河野 真希
暮らしスタイリスト・一人暮らしアドバイザー・料理家。料理や家事、インテリアなど、気持ちのいい暮らしを作る、はじめるためのライフスタイル提案を行う。流行や思い込みにとらわれずに、無理なく持続可能で快適な自分らしい暮らしづくりを応援。 『料理教室つづくらす食堂』主宰。

 
 

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