全切りスライス新鮮なスイカとアイス大麦茶

「スイカダイエット」って効果あるの?ポイントやおすすめレシピを紹介

2022/03/29

この記事では、「スイカ」がダイエットに向いているかについて解説しています。また、食べるときのポイントやレシピについても紹介しているので、ダイエット中の方はぜひ参考にしてみてください。

なお、期待できる効果などについては個人差があります。過度(極端)なダイエットは避け、バランスの良い食事を心掛けましょう。

スイカダイエットってなに?

スイカダイエットとは、スイカをダイエット中の食事に取り入れる方法のことです。スイカは、水分量が多くてカロリーが控えめなことから、ダイエット中の食べ物として注目されていますが、実際にダイエットに向いているのでしょうか。

この記事では、スイカダイエットに期待できる効果や、ダイエット中にスイカを食べる際のポイントについて詳しくご紹介します。

スイカダイエットに期待できる効果

では、スイカを食べることで、ダイエットにおいてどのような効果が期待できるのでしょうか。

ここでは、スイカに含まれている成分の特徴と期待できる効果について、詳しく紹介していきます。ご興味がある方は、ぜひ参考にしてください。

むくみを解消する効果

スイカにはカリウムが含まれており、むくみを解消する効果が期待できます。

カリウムは、人間にとって必要なミネラルの一種です。ナトリウムを体外に排出する作用があり、塩分の摂りすぎを調節する役割を担っています。

塩分を摂りすぎるとむくみを引き起こす場合がありますが、カリウムが含まれているスイカを食べることでむくみの解消が期待できるでしょう。

デトックス効果

スイカには、アミノ酸の一種であるシトルリンが多く含まれています。

シトルリンは、体内で一酸化炭素の生成を高め、血管を拡張して血流を促進し、老廃物や有害物質を排出する作用があり、この作用によって冷えやむくみの改善、デトックス効果が期待できるのでしょう。

また、シトルリンには動脈硬化などの予防ができる効果もあるため、健康にも気を遣いたい方におすすめです。

脂肪をつきにくくする効果

スイカに含まれているイノシトールは、肝臓に脂肪をつきにくくする効果があるといわれています。

イノシトールは、ビタミン様物質の一種です。厳密にいえばビタミンには属さないものの、ビタミンと似た働きがあります。また、イノシトールは脂肪肝や動脈硬化の予防、脳細胞に栄養を与える役割があるといわれています。

スイカダイエットをするときのポイント

白の背景に分離された全体とスライスのスイカの果実
Boonchuay1970/gettyimages

それでは、スイカダイエットを試す場合、どのようなことに気をつけるとよいのでしょうか。ここでは、スイカダイエットをするときのポイントをご紹介します。ぜひ、参考にしてみてください。

食べすぎに注意する

スイカを食べすぎて、代謝が落ちないように注意しましょう。

スイカの90%以上は水分となっているため、暑い日の水分補給や体のほてりを冷ますのに役立ちます。しかし、体を冷やしすぎると血流が悪くなってしまい、免疫力低下につながる場合もあるでしょう。

特に、運動不足などによる筋力の低下で低体温となり、基礎代謝が下がりやすくなってしまいます。スイカを食べることで期待できる効果は数多くありますが、食べすぎには注意した方が良いでしょう。

間食として食べる

甘いお菓子やスナック菓子の代わりに、間食としてスイカを食べましょう。

適度な間食は、通常の食事では補えない栄養の補給だけでなく、気分転換にもなります。しかし、食べすぎてしまうと肥満につながる可能性もあります。1日の間食の目安は200kcal程度であるため、食事と間食で摂る1日の摂取エネルギーを調節することが大切です。

また、スイカのカロリーは、S玉1/8カット(225g)あたり83kcalとなっています。これは、1枚(50g)あたり279kcalのチョコレートや、1袋(60g)あたり332kcalのポテトチップスよりも低い数値です。

このことから、スイカは甘いお菓子やスナック菓子を食べるよりも、摂取カロリーを抑えやすいことが分かるでしょう。

食事の栄養バランスを考える

スイカをダイエット中に食べる際は、他の食事とのバランスを考えましょう。

食事の適量や必要な栄養素の量は、性別、年齢、身体活動量などで異なりますが、一定の目安はあります。例えば、身体活動量が低い成人男性や活動量が普通以上の成人女性の場合、1日に必要なタンパク質は約6g、カルシウムは約100mgです。

ここで、S玉1/8カット(225g)に含まれているスイカの栄養を見ると、タンパク質は1.35g、カルシウムは9mgとなっているため、ダイエット中の食事のほとんどをスイカに置き換えてしまうと、1日に必要な栄養素が不足してしまう可能性があります。

ダイエット中にスイカを食べる場合は、栄養が偏らないように他の食事とのバランスを考えることが大切でしょう。

スイカのおすすめレシピ

ここからは、スイカを使ったおすすめレシピをご紹介します。ダイエット中でも、スイカのおいしさを堪能できるレシピを集めましたので、ご興味がある方はぜひ試してみてください。

おすすめレシピ1:スイカトマトジュース

出典:E・レシピ

スイカトマトジュースは、余計な調味料を使わないシンプルなレシピです。砂糖を一切使わず、素材本来のおいしさを活かしてつくります。甘いものの摂りすぎを気にしてしまうダイエット中の方におすすめのレシピです。バジルも入っており、風味のよさも楽しめるでしょう。

また、トマトには前述したカリウムも含まれており、むくみを解消する効果も期待できるため、ダイエットに向いているといえます。

おすすめレシピ2:スイカのスープ

出典:E・レシピ

スイカのスープは、献立に合わせる食事用の汁物です。スイカダイエットのポイントとして、食事の栄養バランスを考えることが大切とお伝えしましたが、このレシピであれば献立の栄養バランスを考えながらスイカを食べられるため、ダイエットに向いているレシピといえるでしょう。

火を使わずに調理できることも魅力で、暑い日におすすめの冷製スープです。

おすすめレシピ3:しゃりしゃり!スイカのシャーベット

出典:E・レシピ

しゃりしゃり!スイカのシャーベットは、ミキサーにかけたスイカを冷凍してつくる簡単レシピです。

少量のスイカで2人分をつくることができるため、ダイエット中のスイカの食べすぎを気にしてしまう方にとって、ぴったりなレシピといえるでしょう。中途半端に余ったスイカの消費にも使えるため、おすすめの一品です。

効果やポイントを知りスイカダイエットを試してみよう!

スイカには、むくみ解消、デトックス効果、脂肪をつきにくくする効果など、ダイエット中に期待できる効果が数多くあります。

一方で、スイカを食べすぎると体が冷えてしまい代謝が落ちたり、スイカだけを食べるダイエットをすることで栄養バランスの偏りを招いたりします。甘いお菓子やスナック菓子の代わりに間食として取り入れ、他の食事とのバランスを考えることが大切です。

この記事で紹介した期待できる効果や食べ方のポイントを踏まえ、おすすめのレシピを活用しながらスイカダイエットを試してみてはいかがでしょうか。

 
 

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