毎日の家事をラクにするためにやめたこと
2021/10/25
整理収納アドバイザー&お掃除スペシャリストの山本さやかです。
毎日、育児に家事に仕事にと追われていませんか?
少しでもゆとりのある毎日を送りたい。少しでも家族との時間を過ごしたい。でも家事はきちんとしておきたい。
手を抜くわけではなく、メリットがあるから気負わずにやめることができることをいくつかご紹介いたします。
トイレのマットとカバーをやめました
トイレのマットとカバーをやめて、トイレのマットを洗う家事をやめました。
以前は、トイレをお気に入りの空間にしたくて、好みのカバーやマットを使っていました。トイレにはマットとカバーは必須だと思い込んでいたところもあります。
マットは汚れれば洗えばいいのですが、他のモノと一緒に洗濯機にいれるのがイヤだったので、それだけで洗いたいのにタイミングを逃したり。洗ってすぐ汚れていたらイラっときたり。拭けるタイプのマットにしたこともありましたが、お揃いのカバーがなかった。
思いきってやめてみたところ、とってもすっきり!汚れてもすぐに拭けるし、ホコリも舞わないし逆に衛生的?!トイレの床掃除も簡単にできるので、面倒じゃなくなりました。
ちなみにお掃除ポイントですが、トイレのフタを乾いた布で拭いてしまうと、静電気でホコリを寄せてしまたり、表面に傷がついてしまう場合があるので、ウェットシートで拭いてくださいね。
洗濯物を干すのをやめました
洗濯物を干すのをやめました。洗濯機を買い替えたタイミングでドラム式に。
一緒に買いにいった夫が、乾燥するためにかかる電気代と、その時間を別のことに使うことを天秤にかけた場合、時間的にも心にも余裕ができるのであれば、乾燥機に頼ってもいいんじゃない?と提案してくれました。
夫が提案してくれたことで、太陽のもとで干さなきゃいけない!と思っていた肩の荷が下りた気がしました。
朝起きて、洗濯機を回して、干して…。この家事がなくなっただけで、本当にラクになりました。タオルは乾燥機の方がふわふわです。
布団や、シーツなど大物はお天気の良い日にベランダに干します。シワになりやすいものや、乾燥機にかけられないものは、別に洗います。
暑い日に必死で干して汗だくになることもなくなり、急な雨に焦ることもなく、洗濯物がたまることもなくなり、本当によかったなと思っています。頼れるものにはしっかり頼っていくのもおすすめです。
毎日掃除機をかけるのをやめました
毎日掃除機をかけるのをやめました。長年、掃除機は毎日かけなくちゃいけない!と思っていました。
クリンネストの勉強をして目からうろこでした。
クリンネストの学習内容にはお掃除のおすすめ頻度というのがあり、掃除機がけは週に1~2回でOKという話がありました。(もちろん、これは各ご家庭の状況にもよります)
そこで、毎日フローリングワイパーをかけ、掃除機は週に1~2回ていねいにかけることにしました。
掃除機のあと水拭きをしておくと、ほこりが付きにくくなるのですが、雑巾で床を拭くのはハードルが高いので、掃除機の後はウエットシートで拭いています。
我が家の場合、子どもがもう中学生と高校生と大きいので、雑巾がけは月に1~2回程度で問題ありません。雑巾がけは汗をかくので、夜、お風呂に入る前にしていることが多いです。
ちなみに、夜ドライヤーをかけおわったら、フローリングシートで床を拭いています。髪がどうしても落ちてしまいますので、落ちた髪が家じゅうに広がらないよう、夜にかけています。
気持ちの問題ですが、夜に埃をとっておくと、朝、起きてきた時、床に埃がなくキレイな気持ちがしてすっきり。毎日かけなくてもいいというのが私の気持ちをすごくラクにしてくれています。
やめることで手間が減り、ラクになることがあります。
「するのが当たり前」「しなくちゃいけない」と思っていた家事がじつはたくさんありました。
がんばりすぎない毎日をおくるため、やらなくてもいいことはやめてみる。それぞれの家庭や家族の状況にあわせて、手抜きではなく、負担を減らしてみてはいかがでしょうか?
この記事を書いたのは・・・山本さやか
思春期男子ママの整理収納アドバイザー&お掃除スペシャリストクリンネスト講師。
※記事の内容は記事執筆当時の情報であり、現在と異なる場合があります。