家電メーカー勤務の主婦が教える「多くの人が知らない!冷蔵庫のあそこの使い方」

2022/01/22

家電メーカーに長年勤務し、調理家電ことならおまかせ!サンキュ!STYLEライターのひろです。時短家事で家電を紹介する中で「驚くほど知られてない!」と感じる、ご自宅の冷蔵庫のあの機能についてお伝えします。あなたの冷蔵庫、持ち腐れになっていませんか?

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冷蔵庫のど真ん中にある透明ドアのお部屋の使い方

あなたのおうちの冷蔵庫を開けると正面に透明のドア(フタ)がついた、横長のお部屋がありませんか?もしあれば、そのお部屋には、どんなメリットがあるかをご存知ですか?

メーカーや品番によって機能は違いますが、もし「パーシャル」と書いていたら
それはとっても便利なお部屋なんです。

なのに、多くの方がその優れた機能を知らずに、「なんとなく」「適当に」使っている場合が多いんです。今日はその「パーシャル」について「知らなきゃ・使わなきゃもったいない!」メリットをお伝えしますね。

週末に買ったこの肉、冷蔵すべき?冷凍すべき?

例えば、週末にまとめ買いしたお肉や魚「冷蔵で持つかな?冷凍すべき?」と迷う事ありませんか?
冷蔵のほうがすぐに使えて便利だけど、いつ使うか決まっていないしなあとか。
冷凍のほうが安心だけど、解凍するの面倒だしなあ、とか。

そんなよくあるお悩みを解決するのが「パーシャル」なんです。

パーシャルって何?

パーシャルとは-3℃で微凍結して保存する機能で、冷蔵庫のドアを開けた正面の透明のふたの中がパーシャルになっている場合が多いですが、引き出し自体がパーシャルの場合もあるようです。全ての冷蔵庫についているわけではないので、ご自宅の冷蔵庫を確認してみてください。

パーシャルやチルドなど名前があるので、パーシャルと書かれていれば-3℃です。ちなみにチルドというのもあります。これは0℃で、凍結直前の状態で発酵食品やねり製品の保存などに適しています。

微凍結できるパーシャルの凄さは、冷凍せずに鮮度を長く保てること!

機種によりますが「7日間・10日間・14日間鮮度を保つことができる」など生鮮食品を冷凍せずにすぐ使える状態で保存できるのです。

例えば、肉の消費期限が残り3日であっても、パーシャルに入れたその日から7日間鮮度を保つことができるならば、週末に買っても次の週使うものは冷凍しなくて大丈夫ということになります。(鮮度を保つ期間は、メーカーや品番、入れる食材で違うようですので要確認)


冷凍したけど、やっぱり早く使うことになって「ああ、解凍面倒」なんてことも免れます。これとっても便利!

パーシャルはここもスゴイ!

-3℃の微凍結なので、冷凍と比べてこんなメリットがあります。
・冷凍による食感の変化がない
・包丁でさっと切れたり、はがれたりする硬さ
・作り置き料理を少しずつ取り分けることができる

生鮮食品にも、作り置きのお料理の保存にも使えるのがとても嬉しいですね。

家事に仕事に子育てに大忙しのサンキュ!世代の皆様に役立つ機能です。
まずはご自宅の冷蔵庫に「パーシャル」機能があるか確認してみませんか?

※記事の内容は記事執筆当時の情報であり、現在と異なる場合があります。

 
 

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