【近藤幸子さんレシピ】食卓から春を感じる「アボカド洋風ちらしずし」&「あさりと菜の花のうま塩ラーメン」
2023/04/05
お花畑のように盛りつけて♪見た目もはなやかなアボカド洋風ちらしずしは、ヨーグルト&マヨのソースがアクセント。あさりのうまみがたまらない!あさりと菜の花のうま塩ラーメンはじんわりしみわたります。
アボカド洋風ちらしずし
(調理時間15分/熱量480kcal/塩分2.6g)
材料(4人分)
[酢めしの材料]
米…2合(360ml)
昆布(5×5cm)…1枚
すし酢の材料(混ぜ合わせる)
米酢…大さじ4
砂糖…大さじ2
塩…小さじ1
生ハム(半分に切る)…5枚
アボカド(縦半分に切り、長さを半分に切り、幅8mmに切る)…1個
スナップえんどう(さっとゆでて筋を取り、半分に割る)…100g
[いり卵の材料]
卵…2個
砂糖…小さじ2
塩…ひとつまみ
サラダ油…小さじ1
白いりごま…小さじ2
[ヨーグルトマヨソースの材料(混ぜ合わせる)]
プレーンヨーグルト(無糖)、マヨネーズ…各大さじ2
塩…ひとつまみ
memo
生ハムでなく、ハムで作ってもおいしい。
作り方
(1)酢めしを作る
米を洗って炊飯器に入れ、水を2合の目盛りまで注いで昆布をのせ、約40分浸水させて普通に炊く。炊き上がったらすし酢を回し入れ、底から返すようにして混ぜる。酢めしをバットや大きなボウルなどに移し、ぬれぶきんをかけて蒸らす。ときどき上下を返して人肌程度になるまでさます。
(2)いり卵を作る
卵を割りほぐし、砂糖、塩を加えて溶き混ぜる。フライパンを火にかけ、熱くなったらサラダ油を入れ、卵液を流し入れる。弱めの中火にし、菜箸で大きくかき混ぜながら少しとろっとした状態で火を止める。そのまま混ぜ続け、余熱でそぼろ状にする。
(3)盛りつける
器に酢めしを広げ、生ハム、アボカド、スナップえんどう、いり卵を彩りよくのせる。ごまをふり、ヨーグルトマヨソースをかける。
*調理時間に米の浸水と炊飯の時間は含みません。
あさりと菜の花のうま塩ラーメン
(調理時間15分/熱量339kcal/塩分4.4g)
材料(4人分)
中華麺…4玉
あさり(殻つき・砂出しする)…400g
菜の花(長ければ長さを半分に切る)…150g
ねぎ(斜め薄切り)…1本
[A]
にんにく(薄切り)…2かけ
しょうが(薄切り)…2かけ
顆粒鶏ガラスープの素…大さじ1 1/2
塩…小さじ2
塩、粗びき黒こしょう
作り方
(1)あさりを煮る
鍋にあさり、水1600ml、[A]を入れて火にかける。沸騰したら中火にし、あさりの殻がすべて開くまで約3分煮る。途中、アクをすくう。
(2)野菜を煮る
ねぎ、菜の花を加えてひと煮立ちさせる。
(3)麺をゆでて盛りつける
麺を表示どおりにゆでてしっかり湯をきり、器に盛る。(2)のあさり、菜の花、ねぎをのせ、汁を注ぎ、黒こしょうをふる。
*調理時間にあさりの砂出しの時間は含みません。
POINT
あさりの砂出しは、3%の塩水(水500mlに塩大さじ1が目安)をバットに入れ、あさりを並べて(あさりの殻が少し水の表面から出る状態)アルミホイルをかぶせ、約1時間おく。
<教えてくれた人>
近藤幸子さん
料理研究家。管理栄養士。忙しい毎日でも、がんばらなくてもおいしく作れるシンプルなレシピを提案。テレビ、雑誌、書籍、Webなどで活躍中。
この特集のレシピについて
● 野菜は特に表記のない限り、よく洗い、皮をむき、へた、種、根元を除いてから調理してください。
● フライパンは、フッ素樹脂加工のものを使用しています。
● IHクッキングヒーターをご使用の場合、揚げものをするときは、各メーカーが指定する油量を必ず守って調理してください。詳しくは取扱説明書をご覧ください。
● 電子レンジの加熱時間は、600Wの場合の目安です。
● 電子レンジで液体を加熱するとき、沸点に達していても、沸騰しないことがごくまれにあります。この状態の液体が、ちょっとした刺激で急激に沸騰を起こし、液体が激しく飛び散ることがあります(=突沸現象)。やけどの原因になりますので、ご注意ください。
参照:『サンキュ!』2023年4月号「春野菜でカンタンおかず」より。掲載している情報は2023年2月現在のものです。調理/近藤幸子 撮影/野口健志 熱量・塩分計算/本城美智子 構成・文/春日井富喜 編集/サンキュ!編集部