ズボラエコ主婦として、いかに家事を手抜きするかをいつも考えているdanngoです。
お米を炊こうとして、炊飯器に何合入れたか途中でわからなくなることはありませんか。
失われた記憶をがんばって呼びおこす必要はありません。すでに入っているお米の量がわかる比較的簡単な方法を紹介します。
入れたお米をならしてみよう
お米を炊飯器に入れている途中で「あれ、何合だっけ?」と思ったのなら、ひとまず今入れようとしていたぶんは入れきってしまいましょう。
その後、お米を手でならします。軽くゆすっても寄りあつまってしまいうまくいかないので、指をそろえた状態にして軽く押すようにしていくといいです。
お米を炊く水は、お米の1.2倍の体積になるようにするのが目安です。浸水させるとお米の間にも水が入るので、水位はお米の深さの倍くらいになります。この性質を利用するわけです。
写真のように、お米が1合の目盛りにきている場合はその倍の2合の目盛りまで水を入れる必要があります。ということは2合入っている、と考えられます。
つまり、お米をならして目盛りを見て、その数字を2倍すればいいわけですね。あとはその2倍にした数字の目盛りまで水を入れて炊けばいいのです。
重さをはかる方法
もう1つの簡単な方法は、重さをはかるというものです。
お米をうまくならせない、やってみたけれど目盛りがうまく読み取れないといった場合にはこの方法を試しましょう。
お米は1合で約150gです。はかりが出した数字を150で割れば、何合かわかるのです。きっかり150gにはならないことが多いのですが、たいした誤差ではないのでおおよその数字で大丈夫です。皿の重さを引く設定にして、どんぶりなどの大きな皿に移してしまうと楽にできますよ。
気をつけること
炊飯器の内側の目盛りを見るとき、注意することがあります。それは、必ず白米用の目盛りを見ること。炊飯器にはおかゆをつくるときや玄米を炊くときのための目盛りがあることも。白米用の目盛りとは高さが違うので、間違えると失敗します。
また、特殊な炊きかたをする炊飯器の場合などには、目盛りの設定が少し変わっている可能性もあります。疑わしい場合は、炊飯器の目盛りを読まずに重さをはかる方法を試してみてくださいね。
■執筆/danngo
国語科教員免許と漢検準一級を持つ、アラフィフの専業主婦。甘いもの、日本の古いものをこよなく愛する二児の母。食生活アドバイザー(R)を取得。SDGsに関心があるが、丁寧な暮らしは苦手。ズボラエコ主婦を名乗り、家事を手抜きしながら地球に優しくできる方法を模索している。
編集/サンキュ!編集部