トマトは丸ごとが正解!簡単すぎる!旬のおすすめ炊き込みご飯
2023/08/28
夏といえば、トマトがおいしい季節ですよね。
太陽の光をたっぷり浴びた真っ赤な姿もかわいくて、見ると元気になれます。
サラダやお弁当の彩りにも欠かせない存在で、家庭菜園でもおなじみの野菜なのでたくさん収穫できるというかたも多いのではないでしょうか。
今回は、旬のトマトの簡単でおいしい食べ方を、管理栄養士で野菜ソムリエのhiroさんに紹介していただきました。
トマトってこんな野菜
太陽の日差しを浴びて真っ赤に色づくトマトですが、昔は観賞用として楽しまれていました。
食用として食べられるようになったのは、18世紀ごろからだといわれています。
今ではたくさんの種類があるほど大人から子どもまで大人気の野菜になっているのが不思議ですよね。
ちなみに、トマトに含まれる「リコピン」は、昼と夜の寒暖差が大きいほど赤色の鮮やかさが増します。
トマトとツナの炊き込みご飯
丸ごとトマトを使ったさわやかな炊き込みご飯です。
加熱したトマトは味がぎゅっと凝縮されてめちゃくちゃおいしい。
ツナ缶も入るので、うま味の相乗効果もあり、さらにおいしくいただけますよ。
仕上げにのせた大葉が見た目と味のアクセントになっています。
作り方
【材料】※4人分
・お米 2合
・水 約2合分
・中玉トマト 1個(130~160g)
・ツナ缶 1個(約70g)
・顆粒鶏ガラスープの素 小さじ2
・大葉 適量
【作り方】※炊飯器で炊く場合
1.トマトをしっかり洗い、ヘタの部分をくり抜いたら洗米したお米の真ん中部分に埋め込む
2.ツナ缶を汁ごと加えたら2合の目盛りまで水を加えて通常どおりに炊飯する
3.炊けたらトマトをくずすように全体をよく混ぜ合わせてお茶碗にもりつける
4.仕上げに千切りにした大葉を好きなだけのせる
【ポイント】
・トマトの量に応じて水の量を加減してください
トマトを食べなきゃもったいない!
西洋では、「トマトが赤くなると医者が青くなる」といわれるほど健康効果の高い野菜です。
赤い色素のリコピンには、がんや動脈硬化の予防効果があり、常温で保存して追熟させることによってその効果がパワーアップ!
さらにごま油やオリーブオイルなどといっしょに食べるのがおすすめです。
買ってきたら冷蔵庫に保管したくなりますが、しばらくそのまま常温で保存して食べる直前に冷やしてあげましょう。
美容面や健康面でもうれしい栄養がたっぷり詰まっているので、食べなきゃもったいないですよね。
■執筆/hiroさん…管理栄養士、野菜ソムリエの資格を活かした旬の食材を使った簡単レシピや栄養満点な時短レシピが得意。インスタグラムでは家族が笑顔になるような管理栄養士のおうちごはんを発信中。
Instagramのアカウントは@hiro_recipe5
編集/サンキュ!編集部