プロ主婦がやっている!家族からの「あれどこ?」がなくなる整理収納の小ワザ
2023/11/04
片づけをがんばっていると出てくる問題のひとつに、「片づけた人以外の家族には、どこに何をしまうかがわからなくなってしまうこと」があります。頻繁に「あれどこ?」と聞かれ、しまうのも自分ばかり…なんてことも。
そこで今回は、元家政婦で現在は「プロ主婦」として活動するマミさんに、「家族からのあれどこ?がなくなる整理収納の小ワザ」を教えてもらいました。
ラベルを貼って「中身を見える化」する
見た目をよくするために、統一されたボックスを並べて収納しているお宅もありますよね。スッキリとした雰囲気は、とてもいいのですが、パッと見て中身がわからないのが不便でもあります。中身を家族全員がすべて覚えているならばいいのですが、なかなかそうはいきませんよね。
そこで、中に何が入っているかを、ラベルに書いて貼っておきましょう。ラベルは、100均などにもオシャレなものがありますし、ラベルライターを使って貼る方法もありますよ。
家族で使うものは具体的に中身を書く
家族みんなで使うものが入っている場所のラベルには、中に入っているものをなるべく具体的に書いた方がわかりやすくなります。たとえば、「文房具」と書くよりも、「ペン、消しゴム、のり」などと書いた方が、家族のだれにでもわかりやすく、使った後にしまいやすくもなります。
わが家では以前、「文房具」と書いた引き出しにメジャーを入れていたら、夫から「メジャーがどこにあるかわからない」と言われたことも。そして、「メジャーは文房具ではない」というのが夫の認識でした。家族それぞれの認識が違う場合もありますよね。それからは、引き出しに「メジャー」と書いて貼りましたよ。
冷蔵庫の中にもラベルを貼ると便利
「どこにあるの?」と聞かれやすいのが、意外と冷蔵庫の中にある食品や調味料ではありませんか? また、なんとなくで冷蔵庫の中に入れてしまい、どこに入れたか忘れてしまった!なんてこともあると思います。
冷蔵庫の中も、だいたいの置き場所を決めてラベルを貼っておくと、家族みんなが置く場所を統一できますし、どこに何があるかがすぐにわかって便利ですよ。人に見せる場所ではありませんから、ラベルを貼るのも躊躇なくできるのでは?
「どこにあるの?」と聞かれたら「書いてあるよ」と言える
どこに何があるかを家族全員がわかっていないと、がんばって片づけた人が「どこにあるの?」と、いつも聞かれる役割に。でも、収納の中に何が入っているかを書いて貼っておけば、すぐにわかりますよね。仮に、「どこにあるの?」と聞かれても「書いてあるから見て」と答えられますよ。ぜひやってみてくださいね。
■執筆/マミさん…以前家政婦として活動していた知識と20年超えの主婦業で培った経験を生かした、簡単な掃除や料理アイデアが人気の家事クリエイター。インスタグラムは@m.a.m.i.a
編集/サンキュ!編集部