破裂するからダメと思っていない?ウインナーって、じつは「レンジ」で調理しても大丈夫なんです!
2024/01/26
火を使わずに時短で調理できる電子レンジは、今や欠かせないアイテムですよね。しかし、食材によってはレンジ調理ができない場合もあり、注意が必要なことも。逆に、レンチンNGだと思っていたものが、電子レンジ調理でもOKな場合もあるんです。
そこ今回は、元家政婦で主婦歴20年以上のマミさんに、「じつはレンジ調理でも大丈夫な食品」を教えてもらいました。
ウインナーは電子レンジ調理をしても大丈夫
ウインナーは電子レンジ調理をしても大丈夫なのをご存じですか?レンチンすると、皮が破れたり破裂したりするイメージがあるため、禁止だと思っている人も多いと思います。
それはその通りで、以前はウインナーの袋に「皮が破れる恐れがあるため、電子レンジでの加熱は控えてください」と注意書きがありました。
ですが、5年ほど前からは、電子レンジの場合の調理法が袋に書かれるようになり、事実上「ウインナーの電子レンジ調理解禁」に。
これは、メーカー側が簡単調理を求める時代に合わせた結果なんですよ。電子レンジであたためて手軽に食べたいというニーズが多いため、目安時間を袋に書いてくれるようになったんです。
ちょっとしたニュースにもなりました。ですが、やはり以前の印象が強く、「ウインナーは電子レンジ調理しないほうがいい」というイメージが今もありますよね。
袋のままの調理はNG
「電子レンジ調理で簡単に食べられるなら、袋のままチンしてもいいの?」と思うかもしれません。ですが、残念ながら袋の状態でチンするのはNGです。
袋から出しお皿に移しラップをかけてから、500Wのレンジの場合は3本で約30秒、6本で約60秒の加熱。600Wの場合は3本で約20秒、6本で約40秒の加熱です。
気をつけたいのは、加熱のしすぎ。火の通りが心配で長めに加熱したくなるかもしれませんが、加熱しすぎると、ウインナーの皮が破れる恐れがあります。
ウインナーは加熱済みの食品ですから、じつは袋から出してそのままでも食べられます。加熱時間が少なくても、お腹を壊すような心配はありません。調理というよりも、あたためる感覚で使うと失敗がないでしょう。
破裂が心配な場合は、フォークや爪楊枝であらかじめ穴をあけてからあたためるのがおすすめです。
レンチンで手軽にウインナーを食べよう
おつまみにしたり、おやつ代わりに子どもにウインナーを出したりするとき、わざわざ茹でたり炒めたりするのは面倒ですよね。そんなときは、レンジでチンすれば、手軽にウインナーを食べられますよ。ぜひためしてみてくださいね。
■執筆/マミさん…以前家政婦として活動していた知識と20年超えの主婦業で培った経験を生かした、簡単な掃除や料理アイデアが人気の家事クリエイター。インスタグラムは@m.a.m.i.a
編集/サンキュ!編集部
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