肉、魚、野菜にピタリと決まる甘辛しょうゆ味!王道和食の煮汁とたれ
2024/04/02
毎日のごはん作りにとっさに役立つ!慌てずスマートに調味できるたれのレシピをご紹介します。あらかじめすべて混ぜておけば味がピタリと決まる!煮ものから照り焼きまで網羅した王道和食の調味だれは超保存版♪
<教えてくれた人>: 料理研究家 石原洋子
和食、フレンチ、中国料理などあらゆるジャンルの第一人者から料理の基礎を学んでいることから、確かなレシピに定評...
肉じゃが
煮ものも水と調味料を最初に混ぜておけば超~簡単!
材料(2人分)
豚こま切れ肉…150g
じゃがいも…2個→一口大に切る
にんじん…1本→小さめの乱切り
玉ねぎ…1個→幅2cmのくし形切りにし、ほぐす
サラダ油…大さじ1
肉じゃがの煮汁(下参照) …全量
作り方
(1)フライパンに油を中火で熱し、じゃがいもとにんじんを入れて約2分炒め、玉ねぎを加えて炒める。油が回ったら、豚肉を加えて炒める。
(2)肉の色が変わったら、煮汁を加える。煮立ったらあればアクを取り、落としぶたをして弱めの中火で約20分、煮汁が1/4量になるまで煮る。
肉じゃがの煮汁
水…200ml
しょうゆ…大さじ2
酒…大さじ2
みりん…大さじ2
砂糖…大さじ1
筑前煮の煮汁
水…200ml
しょうゆ…大さじ2
酒…大さじ2
みりん…大さじ2
砂糖…小さじ2
材料の目安
鶏もも肉250g、ごぼう、にんじん、れんこん各100gを炒めたところに煮汁を加え、落としぶたをして煮る。
煮魚の煮汁
水…150ml
しょうゆ…大さじ3
酒…大さじ3
みりん…大さじ3
砂糖…大さじ1 1/2
材料の目安
小さめのフライパン(直径22cm)に煮汁を煮立てて切り身魚2切れを入れ、落としぶたをして5分煮る。ふたを取り、小松菜1/2わを加え、煮汁をかけながら2分煮る。
肉豆腐の煮汁
水…100ml
しょうゆ…大さじ2
酒…大さじ2
砂糖…大さじ2
材料の目安
小さめのフライパン(直径22cm)に煮汁を煮立てて牛切り落とし肉150g、豆腐1丁、ねぎ1本の順に加えて煮る。
豚薄切り肉のしょうが焼き
玉ねぎを炒めてからめると甘みが増して満足度UP!
材料(2人分)
豚ロース薄切り肉…200g
玉ねぎ…1/2個→横に幅1cmに切る
薄力粉…少々
サラダ油…大さじ1+大さじ1/2
しょうが焼きのたれ(下参照)…全量
キャベツのせん切り…適量
作り方
(1)フライパンに油大さじ1を中火で熱し、豚肉を広げて並べ入れ、薄力粉をふってきれいな焼き色がついたら返して焼いて取り出す。
(2)フライパンに油大さじ1/2を熱し、玉ねぎを中火で炒め、しんなりしたら(1)を戻し入れ、たれを回しかけ、とろりとするまでからめる。器に盛り、キャベツを添える。
しょうが焼きのたれ
しょうゆ…大さじ1 1/2
酒…大さじ1 1/2
砂糖…小さじ1
おろししょうが…小さじ1
水…大さじ1
照り焼きのたれ
しょうゆ…大さじ2
酒…大さじ2
みりん…大さじ2
砂糖…大さじ1
材料の目安
鶏もも肉2枚またはぶり、たら、生鮭などの切り身魚2切れ。
きんぴらのたれ
しょうゆ…大さじ1
酒…大さじ1
みりん…大さじ1
砂糖…小さじ1
材料の目安
根菜(ごぼう、れんこん、にんじんなど)200g
ひき肉そぼろのたれ
しょうゆ…大さじ2
酒…大さじ2
砂糖…大さじ2
材料の目安
ひき肉(鶏または豚)200g
*フライパンにひき肉とたれを入れ、混ぜてから火にかける
フル活用のPOINT 3
1 掲載した味つけたれの分量は、2人分を想定したわかりやすい分量です
2 砂糖は目安を示しています。好みで調整してOK!
3 味が足りないときは、たれのすべての調味料を同じ割合でたすとおいしく仕上がります
■分量の表記は大さじ1=15ml 小さじ1=5ml ひとつまみ=親指、人さし指、中指の3本でつまんだ量 少々=親指と人さし指でつまんだ量です。 ■料理は、掲載のたれを使った作りやすい分量(約2人分)です。 ■野菜は、特に表記がない限り、きれいに洗い、皮をむき、根元、石づき、へた、がく、種、わたなどを除いて調理してください。 ■IHクッキングヒーターをご使用の場合、揚げものをするときは、各メーカーが指定する油量を必ず守って調理してください。詳しくは取扱説明書をご覧ください。
<教えてくれた人>
料理研究家 石原洋子さん
テレビの料理番組のレギュラーを15年、料理教室を45年以上続けている大ベテラン。簡単でわかりやすく、作りやすいレシピをと、とことん考え抜き、今回のたれを紹介してくれました。『くり返し作りたい一生ものレシピ』(学研)など著書は80冊以上。
参照:『サンキュ!』2024年4月号「味つけたれ図鑑」より。掲載している情報は2024年2月現在のものです。調理/石原洋子 撮影/木村拓(東京料理写真) 構成・文/春日井富喜 編集/サンキュ!編集部