脂ののったぶりは背側と腹側を使い分けるのが◎ぶりのごま照り焼き&ぶりカツ丼レシピ

2025/01/19

脂ののったぶりは背側と腹側を好みで使い分けるのが◎。香ばしいすりごまが食欲をそそる、ぶりのごま照り焼きと、甘じょっぱい煮汁がしみてたまらない、ぶりカツ丼のレシピをご紹介します。

料理研究家。わかりやすく作りやすい料理を提案。鮮魚店の娘として生まれ育ち、魚がおいしい港町を巡る旅が好き。

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小林まさみさんの義父でシニア料理研究家。北海道育ちで、釣りと魚を料理するのが大好き。

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ぶりは背と腹を使い分けよう

ぶりは腹側は脂が多く、背側は脂が少ない魚です。腹側は揚げものにすると少々しつこいですが、背側はどんな料理にも向きます。好みで使い分けましょう。

ぶりのごま照り焼き

香ばしいすりごまが食欲をそそる!

●材料(4人分)
ぶり…4切れ(約400g)
キャベツ(しんで半分に切り、一口大に切る)…1/3個(約450g)
[A]〈混ぜる〉
 酒、しょうゆ、みりん…各大さじ3
 砂糖…大さじ1 1/2
薄力粉…適量 サラダ油、白すりごま…各大さじ1 1/2


●作り方
(1)フライパンにサラダ油大さじ1/2を強めの中火で熱し、キャベツ半量をしんなりするまで約2分炒めて器に広げて盛る。残りのキャベツも同様に炒める。


(2)ぶりは水けを拭き、焼く直前に薄力粉を薄くまぶす。フライパンにサラダ油大さじ1/2をたして中火で熱し、ぶりを入れて両面で約8分、焼き色がつくまで焼く。火を止めて余分な油を拭く。


(3)[A]を加えて強めの中火で加熱する。すりごまを加え、煮汁をぶりにかけながら、照りが出るまでからめて(1)に盛る。

ぶりカツ丼

甘じょっぱい煮汁がしみててうまいんだなぁ

●材料(4人分)
ぶり…3切れ(約300g)
溶き卵(卵とじ用)…2個分
ねぎ(幅3cmに切る)…1本(約100g)
[A]
 しょうゆ…大さじ1
 酒、砂糖、しょうがのおろし汁…各小さじ2
 だし汁…1/2カップ
酒…大さじ1
薄力粉、パン粉、揚げ油…各適量
溶き卵(ころも用)…1個分
温かいご飯…茶碗4杯分


●作り方
(1)ぶりは4等分に切り、酒をからめて約5分おく。水けを拭き、薄力粉、溶き卵、パン粉の順にまぶす。


(2)フライパンに揚げ油を深さ約2cm入れて高温(180℃)に熱し、(1)を半量ずつ入れてこんがりとするまで、返しながら3~4分揚げる。


(3)フライパンの油を除いて拭き、[A]を入れて混ぜてねぎを加える。強めの中火で煮立て、(2)を加えてさっと煮る。溶き卵を回し入れてふたをし、少しおいて半熟状になったら、器にご飯を盛ってのせる。


<揚げものについて>
・IHクッキングヒーターをご使用の場合は、各メーカーが指定する油量を必ず守って調理してください。詳しくは取扱説明書をご覧ください。
・高温(180℃):乾いた菜箸の先を鍋底に当てると、細かい泡が勢いよく出る状態です。

<だし汁について>
昆布と削り節や市販のだしパックでとるか、和風だしの素を表示どおりに薄めて使ってください。

<教えてくれた人>
・小林まさみさん
料理研究家。わかりやすく作りやすい料理を提案。鮮魚店の娘として生まれ育ち、魚がおいしい港町を巡る旅が好き。

・小林まさるさん
小林まさみさんの義父でシニア料理研究家。北海道育ちで、釣りと魚を料理するのが大好き。

参照:『サンキュ!』2025年2月号「今日、さかな食べる?」より。掲載している情報は2024年12月現在のものです。調理/小林まさみ、小林まさる 撮影/福尾美雪 取材・文/渡辺ゆき 編集/サンキュ!編集部

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