豚肉でも鶏肉でも!もっと自由な「すき焼きアレンジ」で気楽な“週末ごちそう鍋”を

豚肉でも鶏肉でも!もっと自由な「すき焼きアレンジ」で気楽な“週末ごちそう鍋”を

2024/10/30

肌寒い季節がやってきたら、家族や友人同士でアツアツの鍋を囲みたくなります。鍋のなかでも少し特別感があるのが、すき焼き。すき焼きは「中に入れる具材は何」だの「すき焼きの作り方はこうあるべき」だの、地方や家庭によって、さまざまなこだわりがあったりしますよね。

私の場合は子どものころ、大晦日に決まって祖母がつくってくれたすき焼きを親戚一同で食べていたのを思い出しますが、みなさんはいかがでしょうか。今回は、すき焼きに関する調査やすき焼きのアレンジレシピをキッコーマンのセミナーで学んできた内容をサンキュ!STYLEライターの桐生奈奈子がご紹介します。

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すき焼きは年末年始で1度は食べる人が半数!週末も多い

豚肉でも鶏肉でも!もっと自由な「すき焼きアレンジ」で気楽な“週末ごちそう鍋”を

みなさんはすき焼きをいつ食べていますか?全国にお住まいの「キッコーマン+(プラス)会員」の約1,000人にオンラインアンケートを実施したところ、「年末年始」に食べている人が約半数いるという調査結果に。

また、「週末」と回答した人も約4割。なお「その他」には、おいしいお肉が手に入ったときという回答が目立っていたとのことです。

すき焼きに入れる肉は牛肉だけじゃない

豚肉でも鶏肉でも!もっと自由な「すき焼きアレンジ」で気楽な“週末ごちそう鍋”を

すき焼きでよく使う食材を教えてもらったところ牛肉、長ねぎ、焼き豆腐、しらたき、しいたけ、えのき、春菊、白菜を選択した人が50%を超えました。

また、すき焼きに入れる肉の種類について聞いてみたところ定番の牛肉が人気でした。北海道では豚肉を食べると回答した人が多く、鶏肉は近畿、中国、九州でよく使うという回答が目立ちました。

割り下はすき焼きのたれor調味料でつくる?

豚肉でも鶏肉でも!もっと自由な「すき焼きアレンジ」で気楽な“週末ごちそう鍋”を

すき焼きは特別なごちそうだからこそ、少しでもおいしく食べたいですよね。キッコーマンでは、すき焼きの醤油とみりんを使った割り下の黄金比を使ったレシピが公開されていますが、年末年始にかけて調べる人が増えるのだそう。「うちのおふくろは、結構おおざっぱにつくっているけど失敗しないよ」なんて声もあるようで、厳密に量を計らなくてもおいしくできあがるのもすき焼きの醍醐味なのかもしれませんね。

キッコーマンおすすめ!割り下の黄金比

・しょうゆ 100ml
・みりん 100ml
・水 100ml
・砂糖 大さじ4
肉や具材の味わいを引き出し、おいしい甘辛味に仕上げてくれます。

キッコーマンでおすすめしたい、しょうゆとみりんはコレ!

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「キッコーマン いつでも新鮮 こく旨リッチ 特選 丸大豆しょうゆ」は、上品な甘みとまろやかさが際立つ丸大豆を原料とし、ほかのしょうゆよりも角がなく、まろやかな後味が特徴。煮物などの調理として使う場合は、コクがあり旨みが長く続くのも大きな特徴です。すき焼きの割り下として使うと、味に厚みが出て甘みが口いっぱいに広がるのだそう!

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みりんは「マンジョウ 米麴こだわり仕込み 本みりん」がおすすめ。上品な甘みと豊かな旨みが特徴となっています。本みりんとしょうゆは、どちらも麹で醸造した発酵調味料なので相性がバッチリ。
2つの調味料を使うと、コクが増し香ばしい香りがアップ。臭み消しや焼き色をよくする相乗効果を得られるのです!

関東風?関西風?すき焼きの作り方

割り下にこだわるだけでなく、どのようにつくられているかも地方によって異なるのがすき焼き。関東風と関西風のすき焼きの作り方を食べ比べてみました。

関東風:食材とタレを入れて煮ながら食べる

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関東風は、たれを割り下の状態にして、肉を少し焼いた後、食材とたれを入れて煮ながら食べます。

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私が食べ慣れている、いつものすき焼きでした!

関西風:肉だけを焼いて食べる

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関西風は、先に肉を焼き、砂糖・しょうゆなど調味料で味つけした肉を食べ、その後ほかの食材を焼きながら・煮ながら食べます。

豚肉でも鶏肉でも!もっと自由な「すき焼きアレンジ」で気楽な“週末ごちそう鍋”を

初体験だった関西風すき焼き。お肉を食べる印象がアップしますね。甘辛いすき焼きのタレ、割り下とマッチして旨みが増します。

豚肉でも鶏肉でも!もっと自由な「すき焼きアレンジ」で気楽な“週末ごちそう鍋”を

最初にお肉だけ焼くときは、少しリッチな肉を使い、その後に入れる肉は「いつもの」でもいいのかもしれませんね!

まだまだある!牛肉以外でつくる週末のすき焼きアレンジ

牛肉が安かった、いい肉を手に入れたからすき焼きを食べよう!という選択肢もありますが、鍋料理のひとつとしてカジュアルにすき焼きを楽しんでみるのもいいですよね。豚肉・鶏肉でつくったすき焼きアレンジも試食させていただきました。週末に気軽に楽しめる、新しいすき焼きのスタイルではないでしょうか。

豚肉でつくるすき焼きアレンジ

豚肉でも鶏肉でも!もっと自由な「すき焼きアレンジ」で気楽な“週末ごちそう鍋”を

材料
・豚バラ肉
・長ねぎ
・木綿豆腐
・えのき
・しいたけ
・しらたき
・小松菜

豚肉でも鶏肉でも!もっと自由な「すき焼きアレンジ」で気楽な“週末ごちそう鍋”を

豚肉の甘みが引き出されていて、おいしいと感じた豚肉すき焼き。すき焼きには春菊を入れるものだ、と信じ込んでいたのですが、ほろ苦い小松菜も相性バッチリ。これは新しい発見でした!冷蔵庫にある材料でパパッとすき焼きを楽しめそうですよね。

鶏肉でつくるすき焼きアレンジ

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材料
・鶏もも肉
・たまねぎ
・厚揚げ
・まいたけ
・しいたけ
・しらたき
・豆苗

豚肉でも鶏肉でも!もっと自由な「すき焼きアレンジ」で気楽な“週末ごちそう鍋”を

ポイントは鶏肉を割り下に漬け込んでおくこと。ジューシーな食感に仕上がります。鶏肉にたまねぎ、甘辛い味つけ…というと親子丼を想像しがちですが、間違いなくおいしく食べられる組み合わせですよね。

家族や家庭の味があるエピソードにホッコリ

豚肉でも鶏肉でも!もっと自由な「すき焼きアレンジ」で気楽な“週末ごちそう鍋”を

すき焼きにまつわるエピソードをうかがったところ「父の作り方を真似て50年以上同じ作り方をしている」といった声や「すき焼きが大好きだった祖父を思い出す」など家族のあたたかなエピソードがたくさん。家庭の味、食べ方がそれぞれだからこそ「おいしい記憶」が残るのかも。

すき焼きをいろいろな楽しみ方で味わい、家族の食卓シーンとして思い出に残っていけたらいいですね。

■この記事を書いたのは・・・桐生 奈奈子
主婦からライターへ転身。8歳・11歳ママ。近所で浮かない等身大のママコーデやライフスタイルを発信

 
 

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