早く知りたかった…にんじんをお湯から茹でるのはNG!?野菜のプロが納得のワケを解説

2025/07/21

煮物、カレー、ポトフ、きんぴらなど食卓に登場する機会の多いにんじんは、料理に彩りと栄養をプラスしてくれる頼れる存在。冷蔵庫に常備しているというご家庭も多いのではないでしょうか。

でも、「火が通りにくい」「煮崩れする」「食感がイマイチ」という悩みを感じたことはありませんか?

実は、にんじんを茹でるときのお湯の使い方ひとつで、その仕上がりが大きく変わるそうなのです。

スーパーの青果部に10年以上勤めた経験から、Twitterやブログで野菜の知識を発信するインフルエンサー。著...

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にんじんは水から茹でるのが吉!?

人参のゆでかた
出典:X(Twitter)アカウント「 tetsublogorg 」

青髪のテツさんはその道10年の野菜のプロ。野菜の保存方法、時短につながる調理テクニック、おいしい野菜の見極め方など、野菜にまつわる情報を幅広く伝えることで、75万人ものフォロワーの信頼をがっちりつかんでいます。
今回はにんじんに関する投稿です。

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【お願い】
にんじんを茹でるときは…

お湯から茹でないでください!!
お湯から茹でないでください!!
お湯から茹でないでください!!

にんじんをいきなり沸騰したお湯にいれてしまうと、外側だけ先に煮えて中が生の状態になるか煮崩れしてしまいます。

水から茹でることで均一に火が通ります!
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筆者はいつも、沸騰したお湯で人参をゆでていました…そこで今回は、お水から茹でたものとお湯から茹でたものを比べてみました。

実際にやってみました

向かって右が水から、左がお湯からです

実際に、にんじんを「お湯から茹でた場合」と「水から茹でた場合」で比較してみました。

まずは沸騰したお湯にいきなりにんじんを入れて茹でたもの。外側はやわらかくなったものの、中心は少し硬めの食感。均等に火が通っていなくて食感が少し悪い感じが。

とはいえ、いつもこんな感じなので「こんなものかな」と感じながら試食を終えました。

水から茹でたもの

次に、水の状態からにんじんを入れて茹でたもの。

こちらはじんわり加熱されるためか、先ほどお湯から茹でたものより全体にムラなく、食感もほっくり!
形をきれいに保ったまま仕上がりました。

「たったこれだけ?」と思うほどの違いですが、実際の調理ではその差がはっきりと感じられました。

今まで、お湯から茹でていたので「ここまで食感が変わるなら、早く知りたかった…!」と感じずにはいられませんでした。

にんじんは水から茹でるべし

「にんじんは火が通りにくいから、グラグラのお湯に入れた方が早い」と思っていた私にとって、この方法は目からウロコでした。

にんじんは水から茹でる。ちょっとしたことですが、このひと手間で日々の料理の完成度が変わるかもしれません。

煮物、ポトフ、下茹でなど、どんな場面でも使える調理の基本テクニックなので、ぜひ覚えておいてくださいね。



■執筆/みさむー…お金は貯めるだけでなく活かそう!夫と小学生と幼稚園児の子供2人を育てるママ投資家。ママ目線で資産運用や投資の良さや大切さを発信している。

編集/サンキュ!編集部

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