煮物、カレー、ポトフ、きんぴらなど食卓に登場する機会の多いにんじんは、料理に彩りと栄養をプラスしてくれる頼れる存在。冷蔵庫に常備しているというご家庭も多いのではないでしょうか。
でも、「火が通りにくい」「煮崩れする」「食感がイマイチ」という悩みを感じたことはありませんか?
実は、にんじんを茹でるときのお湯の使い方ひとつで、その仕上がりが大きく変わるそうなのです。


にんじんは水から茹でるのが吉!?
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今回はにんじんに関する投稿です。
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【お願い】
にんじんを茹でるときは…
お湯から茹でないでください!!
お湯から茹でないでください!!
お湯から茹でないでください!!
にんじんをいきなり沸騰したお湯にいれてしまうと、外側だけ先に煮えて中が生の状態になるか煮崩れしてしまいます。
水から茹でることで均一に火が通ります!
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筆者はいつも、沸騰したお湯で人参をゆでていました…そこで今回は、お水から茹でたものとお湯から茹でたものを比べてみました。
実際にやってみました
実際に、にんじんを「お湯から茹でた場合」と「水から茹でた場合」で比較してみました。
まずは沸騰したお湯にいきなりにんじんを入れて茹でたもの。外側はやわらかくなったものの、中心は少し硬めの食感。均等に火が通っていなくて食感が少し悪い感じが。
とはいえ、いつもこんな感じなので「こんなものかな」と感じながら試食を終えました。
次に、水の状態からにんじんを入れて茹でたもの。
こちらはじんわり加熱されるためか、先ほどお湯から茹でたものより全体にムラなく、食感もほっくり!
形をきれいに保ったまま仕上がりました。
「たったこれだけ?」と思うほどの違いですが、実際の調理ではその差がはっきりと感じられました。
今まで、お湯から茹でていたので「ここまで食感が変わるなら、早く知りたかった…!」と感じずにはいられませんでした。
にんじんは水から茹でるべし
「にんじんは火が通りにくいから、グラグラのお湯に入れた方が早い」と思っていた私にとって、この方法は目からウロコでした。
にんじんは水から茹でる。ちょっとしたことですが、このひと手間で日々の料理の完成度が変わるかもしれません。
煮物、ポトフ、下茹でなど、どんな場面でも使える調理の基本テクニックなので、ぜひ覚えておいてくださいね。
■執筆/みさむー…お金は貯めるだけでなく活かそう!夫と小学生と幼稚園児の子供2人を育てるママ投資家。ママ目線で資産運用や投資の良さや大切さを発信している。
編集/サンキュ!編集部
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