【管理栄養士が解説】トマトの注目成分「エスクレオサイドA」ってなに?

2022/06/04

トマトに含まれる「エスクレオサイドA」という成分を聞いたことはありますか?
テレビで紹介されたこともあり、気になっているかたも多いかもしれませんね。

今回は野菜ソムリエプロで管理栄養士の小島香住さんに、この成分がどのようなものか、また食べかたのポイントもあわせて解説してもらいました。

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新たに発見された機能成分「エスクレオサイドA」とは?

トマトの有効成分というと「リコピン」を思い浮かべるかたが多いかと思います。

エスクレオサイドAは、2003年に発見された成分。そのため、まだ聞き慣れないかもしれませんね。

エスクレオサイドAは、天然の界面活性剤といわれるサポニンの一種。コレステロールの吸収を抑制し、血管に脂肪をつきにくくする働きがあります。つまり、血管の老化を防ぎ、若々しく保つことができるのです。

血管に脂肪がつき血流が悪くなることによっても引き起こされる、動脈硬化への効果も期待されています。

生のミニトマト3個分が食べる量の目安

エスクレオサイドAは、大玉トマト・ミニトマトのどちらにも含まれます。
1日の食べる量の目安としては、ミニトマト3個分。

そんなに大量に食べなくてよいのも、うれしいですよね。

また熱に弱い性質があるので、生で食べるのがおすすめです。
加熱料理に使うときは、仕上げにさっと火を通すくらいにしましょう。

毎日の習慣で血管美人をめざそう

若々しい血管を維持するためには、毎日継続して食べることが大切です。
1日3個のミニトマトなら続けられそうな気がしませんか?

これからトマトが旬を迎え価格が手頃になる季節。ぜひ習慣化して血管美人をめざしましょう。

■執筆/小島香住…野菜や果物の専門的な知識をもち発信する野菜ソムリエプロ。管理栄養士としての意識も活かし、野菜・果物をおいしく食べてキレイに健康に過ごすための情報を発信している。
編集/サンキュ!編集部

※記事の内容は記事執筆当時の情報であり、現在と異なる場合があります。

 
 

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