「レタス」をたくさん消費するなら、サラダよりもスープに!栄養たっぷりな外側の葉も一緒においしく変身!

2023/09/06

レタスはサラダによく使われる野菜ですが、たくさん食べた気がしても実際は大した量でないことがほとんど。
また、1玉購入して毎日サラダにしても使い切るまで何日もかかり、結局傷んで食べられなくなることも……。

今回は、管理栄養士のゆかりさんが、レタスをたっぷり食べるために「スープ」に活用する方法をご紹介します。
生とスープではどれだけとれる量が違うのか比較したので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

管理栄養士、食生活アドバイザー。一女のママで出張料理、料理教室、講演、栄養相談も手掛けるほか、ライターとして...

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加熱後のレタスについて

レタスは、シャキシャキとした歯応えと彩りや、かさ増しに使いやすいため、サラダの具として使われる印象が強いのではないでしょうか。
しかし、シャキシャキ感は加熱しても失われにくいため、炒め物やスープなどの加熱料理にも使いやすいのです。

栄養価としては、加熱に弱いビタミンCなどが少し減ってしまいますが、汁ごと飲むスープ料理であれば水に溶け出した栄養素も余すことなく取り入れることができますよ。

そして、かさに関しては、生と加熱したものを比較すると1/3ほどに減るため、盛りつけたときの見た目が同じくらいに見えても3倍食べることができるといえます。一度に量を多くとれるのであれば、減ってしまう栄養素は気にしなくてもいいくらい補えるでしょう。

レタススープをつくってみよう!

レタススープの材料とつくり方は、次のとおりです。

<1人分>
・レタス……40g
・にんじん、玉ねぎなど……20g(※1)
・ベーコン……20g
・水……180㏄
・コンソメ顆粒……小さじ1
・塩こしょう……適量

<つくり方>
1. レタスなどの野菜、ベーコンを千切り、もしくは食べやすい大きさに切ります。
2. 鍋に水を沸かし、レタス以外の切った食材、コンソメ顆粒を入れてやわらかくなるまで煮込みます。(※2)
3. レタスを入れて再度沸いてきたらすぐに火を止め、塩こしょうを加えて味を調えます。

ベーコンは、ハムやウィンナーに。コンソメ顆粒は、鶏ガラスープの素でもそれぞれ代用可◎

※1……にんじん、玉ねぎ以外でもOK。セロリ、トマトなども香りやうま味が増すのでおすすめです。
※2……にんじんを使う場合は、水からゆでてください。それ以外は、沸いてから加えます。

これで丸ごと買っても大丈夫!

レタスを買うと、外側の葉が硬さや苦みが気になるため捨てられてしまうことがあります。
ですが、内側よりもβ-カロテンやポリフェノールなどの栄養素が多く含まれているため、ぜひそこも食べてほしいところ……。

そんな外側の葉も、スープ料理に使えば欠点が和らぎ、おいしく食べることができてしまうのです。

ぜひ、丸ごとたっぷりレタスを食べる方法として、スープ料理を活用してみてくださいね!

■執筆/ゆかり…保育園調理、セミナー講師、出張料理、料理教室、食育サイトの記事執筆など幅広く活躍中の管理栄養士で食生活アドバイザー。1児の母。
編集/サンキュ!編集部

※記事の内容は記事執筆当時の情報であり、現在と異なる場合があります。

 
 

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