ハズレなし!家事のプロが選んだ毎日のちょこっと掃除に役立つ100均グッズ3選
2020/02/15
安くて便利な商品が並ぶ100円ショップ。でも、その数が多すぎて、「いったいどの商品がいいの?」と困ってしまうことはありませんか。今回は暮らしスタイリストとして料理をはじめ、家事全般の情報を日々発信されている河野真希さんに、掃除に役立つ100円ショップのおすすめグッズを3点ご紹介してもらいました。
部屋のキレイを無理なくキープするには、毎日のちょこっと掃除がおすすめ。手元に置いておけば、ササっと掃除ができるアイテムをピックアップしています。
執筆/監修: 暮らしスタイリスト 河野 真希
暮らしスタイリスト・一人暮らしアドバイザー・料理家。料理や家事、インテリアなど、気持ちのいい暮らしを作る、は...
おすすめグッズ1:マイクロファイバーお掃除手袋(ダイソー・セリア)
マイクロファイバーは、極細の合成繊維です。もともとは衣類やタオルなどに多く使われていましたが、その細い繊維が汚れをしっかり絡め取るため、掃除用品としても人気です。
乾拭きでホコリやチリを、水拭きで油汚れや水垢を取ることができ、今や掃除に欠かせない便利グッズです。
とくにこの「お掃除手袋」は、手のひらや指先が使えるのがポイント。クロスやモップでは力が入れにくく落としにくい汚れも、細やかな動きができるので、簡単に落とせます。
わが家では乾拭き用はリビングに、水拭き用はキッチンに2種類用意しています。テレビの周辺はDVDやゲーム機器、コード類が多くあり、その静電気によって埃が溜まりやすい場所です。
テレビを観ているときに、ふと埃が目に入ることあるのですが、それに気づいたら手袋をはめて、ささっと拭いておきます。また、料理中に壁やシンクの油飛びや水垢が気になったら、手袋を濡らして、これまたささっと拭いておきます。
お掃除手袋は、できるだけすぐに取り出しやすい場所に置いておくと、気になったときに掃除ができて、埃や汚れを溜め込むことが減ります。
おすすめグッズ2:マイクロファイバーV字型モップ(ダイソー)
もうひとつ、マイクロファイバーを使った掃除用品でご紹介したいのが「V字型モップ」です。似たような形のハンディモップはよく見かけると思いますが、この商品が優れている点は、先端が二股に分かれているところ。この形状によって、上下もしくは左右からものを挟み込んで、全体を掃除することができます。
「だったら、手のひら全体が使えるお掃除手袋だけでもいいんじゃないの?」と思うかもしれませんが、手が届かない奥や手の入らない狭い場所にはこれが便利。
わが家では、とくにトイレや洗濯機まわりの掃除に活躍しています。手の届きにくいトイレのパイプまわりや洗濯機のホースに埃を見つけたら、V字型モップを差し込み、拭き取ります。両側から挟み込めるので、手を伸ばして不自然な体勢になって掃除をする必要もなく、一度で汚れを取りきることができて便利です。
こちらはトイレと洗面所に1本ずつ常備。トイレに行ったときや、顔を洗ったついでに、ちょこっと拭いておく習慣をつけると、汚れが溜まって大変な思いをすることが減ります。
おすすめグッズ3:自立するミニちりとり&ホウキ(ダイソー)
お子さんがいるご家庭で気になるのが、食べこぼしや消しゴムかすなどの小さなゴミ。掃除機を出してくるほどではないけれど、クロスなどでは拭き取りにくいことが多いです。そんなときにおすすめしたいのが「自立するミニちりとり&ほうき」。
手のひらサイズの小さなちりとりとホウキのセットで、コンパクトな上に立つので、どこに置いても邪魔になりません。
わが家では食卓とリビングテーブルの近くに配置されています。子どもたちが食事やおやつを食べたあとや、宿題をやったあとにはほぼ毎度登場し、テーブルの上のゴミをささっと回収します。食べこぼしや消しゴムかすなどはいきなりクロスなどで拭き取るよりも、掃いてしまった方が効率的。
ホウキはほどよい固さがあって、しっかりとゴミを拾います。使い終わったら、元に戻して、ホウキが見えないように立てておけば、食卓にあっても違和感がありません。また、ちりとりやホウキ自体の汚れが気になったら、丸洗いしてもOK。
小さくてかわいいので、掃除をするのが楽しくなるのもうれしいところ。子どもの学習机やオフィスのデスクなどにも置いておくと便利です。
◆監修・執筆/河野 真希
暮らしスタイリスト・一人暮らしアドバイザー・料理家。料理や家事、インテリアなど、気持ちのいい暮らしを作る、はじめるためのライフスタイル提案を行う。流行や思い込みにとらわれずに、無理なく持続可能で快適な自分らしい暮らしづくりを応援。 『料理教室つづくらす食堂』主宰。