賞味期限切れ餃子はきちんとした状態で保管すれば1カ月過ぎても食べられますが、つくり立てのおいしさを十分に楽しむためには商品パッケージに記載されてる賞味期限内になるべく食べきることが重要です。残したときに保存する場合は必ず冷凍保存することをおすすめします。

餃子は賞味期限が過ぎても食べられる?
市販の餃子は商品によって賞味期限または消費期限が記載されています(賞味期限と消費期限の違いは後述)。
賞味期限はあくまでその商品が未開封状態の場合の期限なので、開封してしまった場合にはその期限は当然ながら表示年月日よりも短くなります。
賞味期限はある程度の余裕をもって設定されていますので、賞味期限切れになった途端に食べられなくなるわけではありません。2~3日過ぎても食べて大丈夫という意見もあります。
賞味期限と消費期限の違い
賞味期限と消費期限の違いですが、賞味期限はその餃子がおいしく食べられるという目安で、消費期限とはその餃子の品質が安全に食べられる期限という違いがあります。
ここでは賞味期限切れの場合の餃子について記述していきます。保存してある餃子の賞味期限が切れてしまい、食べようか、廃棄してしまおうかとお悩みの方はぜひこの記事を読んでください。
賞味期限が過ぎて傷んだ餃子の特徴
賞味期限切れになっても、「数日だから大丈夫」と思い込んで食べてしまうのはおすすめできません。
確かに賞味期限は余裕を持った日付が設定されていますが、真夏に常温保存していた場合など、保存状態によっては賞味期限前後に関わらず腐っている可能性があります。
賞味期限切れの餃子であった場合、傷んでいるかどうか次のことを確認しましょう。ねばつく、カビが生えている、変色している、異臭がする、味がおかしい、具材が溶けているなどです。
特徴1:<見た目をチェック>
賞味期限切れの餃子が傷んでいるかどうかは、まず見た目をチェックしましょう。
具体的には皮がねばねばしている、皮の表面に黒い点々のカビが生えてる、肉の色が変色している場合などは、食べるのを控えましょう。
特徴2:<においをチェック>
賞味期限切れの餃子が傷んでいるかどうかは、臭いでもチェックできます。
酸っぱい臭い、腐った臭い、汗臭いなどの普段とは違う臭いがする場合は、傷んでいる可能性がありますので食べるのは控えましょう。
【日数別】賞味期限切れの餃子はいつまで食べられる?
賞味期限が切れた餃子は何日過ぎまで食べられるのでしょうか?
製造メーカーや商品によって、餃子の賞味期限は違います。また、保存方法によっては、賞味期限内であったとしても傷むことがありますので、必ず餃子の状態を確認してください。
賞味期限が1~3日過ぎた餃子
餃子の種類にもよりますが、チルド餃子の場合は賞味期限が1~3日過ぎたくらいであれば、問題なく食べられるという意見が多いようです。
ただし、これは未開封で表示通りに保存した場合の話。開封してしまった場合は速やかに食べきりましょう。
賞味期限が1週間過ぎた餃子
賞味期限が1週間過ぎた餃子は、風味が失われやすく味が落ちますが、食べられないこともないようです。
そうであっても、必ず餃子の状態を確認し、気になる変化を感じた場合は食べるのを諦めましょう。
賞味期限が1カ月過ぎた餃子
賞味期限が1カ月過ぎた餃子は、未開封の場合であっても傷んでいる可能性が高くなります。また、冷凍保存した餃子であっても、冷凍焼けの状態を起こしていることがあります。
冷凍焼けの場合は、餃子から水分が抜け、含まれている油が酸化し、パサパサとした食感や風味の低下は避けられません。また、酸化による変色や冷凍庫内の他の食品か臭いが移ることもありますので、極端においしさが失われていきます。また、一度解凍してしまったものは傷みが早くなりますので、再冷凍せずに、速やかに食べきりましょう。
餃子の正しい保存方法
餃子の正しい保存方法とはどのようにすればよいのでしょうか。基本的には、冷蔵か冷凍のどちらかになります。
いつ消費する予定なのかに応じ、保存方法を選ぶようにしましょう。
冷蔵庫で冷蔵保存する
日持ちがしない手作り餃子などは、1~3日の間の保存であれば冷蔵庫での冷蔵かチルドでの保存で十分ですが、それ以上の保存になると冷凍保存がおすすめです。
市販の餃子の場合は、商品のパッケージに書かれた保存方法に従いましょう。
焼かないで冷凍保存する
手作り餃子や、余った餃子を保存する場合、焼いてから保存する人もいます。
その場合、焼いてから冷ますまでに時間がかかる上、温めても焼き立てのような食感ではなくなってしまいます。また、痛みも早くなるため、手作りの餃子は焼かずに、できるだけ空気に触れないように密封して冷凍しましょう。また、余った冷凍餃子も解凍される前に速やかに冷凍庫へ戻すことで、味や品質の劣化を抑えることができます。
賞味期限切れの餃子には要注意!無理して食べないようにしよう!
買っておいた餃子がいざ食べようとパッケージを見たら賞味期限が過ぎている場合、保存状態などによっては食べられる可能性もあります。
餃子を食べる前に、必ず臭い、色、状態などを確認してから食べるようにしてください。たとえ、冷凍保存をした場合であっても、慎重に対応しましょう。