お酒のつまみに最高にあう!箸がとまらない無限ピーマン

2019/07/02

今日一日、いろいろあったけど乗り切ったぞ~ 頑張った自分、とりあえずエライ! と思う瞬間、誰にでもありませんか?(ない……と思った方、ぜひ1日の終わりには自分をほめてあげてください。生き延びただけでエライんです) で、そんなとき、自分にご褒美の意味も込めて、おいしいお酒とちょっとしたおつまみがあれば最高ですよね。明日の自分に向けて気持ちを整えることができそうです(言い訳?)。この連載では、酒とつまみに愛あるみなさんのとっておきを紹介していきます。
今回は、料理カメラマンのとっておきです。

料理カメラマンがはまった簡単おつまみ

 料理が好きで、週に数回は家族の夕飯を作っています。
仕事帰りの車の中で、うちにある材料をイメージしてメニューを決め、自宅に戻ったら米とぎからスタート。その合間に、ビールを一杯やるのが幸せなひとときですね。つまみは簡単にできるもので、気に入ってよく作るのがピーマン炒めです。

 以前は、料理ってむずかしいものだと思っていましたが、仕事で料理の現場に立ち会ううちに、素材を生かしたシンプルでおいしい料理もあることを知りました。そんなに簡単に作ってもいいんだと、自分で作り始めたらはまっちゃって(笑)。料理家の一品を再現することもありますが、その前の一杯にはピーマンやしいたけなど旬の野菜の簡単な炒めもの、これが僕のイチ押しで運命のつまみです。

 ピーマンは、その香りとポリポリした歯応えが好きですね。たいていごま油でさっと炒めて、塩かエシャロットを漬けた自家製のしょうゆで味つけし、白ごまをパラリとふっただけでいただきます。すぐにできるし、間違いなくビールが進みますよ。

本当に簡単なんです

ピーマンの種とへたを手際よく取って食べやすくカット。大きめに切ったほうが歯ごたえがあって美味。
たっぷりめのごま油でピーマンを炒めます。全体に混ぜて緑鮮やかになったら調味のタイミング!
エシャロットを細かく刻んでしょうゆに浸けたもの。香味のきいた風味が好きという鈴木さんの自家製調味料です。ほかに、青唐辛子や昆布入りも作るそう。

Have a try!

□冷蔵庫に、夜のためのビールを冷やしておく
□旬の野菜でつまみにしてみる
□自分、お疲れ様!と寝る前に言う

紹介してくれたのは…

鈴木泰介さん
料理カメラマン。雑誌、書籍で幅広く活躍中。好きなビールはコクのあるクラフトビールです。のどを潤したあとは、白ワインを楽しむのがいつものコース


『サンキュ!』2018年1月号より
撮影/キッチンミノル 取材・文/白江あかね デザイン/ツムラグラフィーク

 
 

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