ほったらかしで一石二鳥!玉ねぎたっぷり簡単でヘルシー!あっさりおいしい豚の生姜焼き
2020/05/12
家庭料理をこよなく愛するサンキュ!STYLEライターのapricot projectです。毎日続けられるおいしいレシピを発信しています。
家庭料理の定番、豚の生姜焼き。どんなふうにつくることが多いですか?豚肉に下味をつける方法や豚肉に粉をまぶして焼く方法、味つけも醤油のみや、蜂蜜を使うもの…など、ひとことで「生姜焼き」といっても本当にさまざまだと思います。
わが家はいつも、薄切り肉にさっと薄力粉をまぶし、両面を油多めで焼いてから味つけ…とこってり味で、手間もかかるしカロリー高めなメニューでした。そこで、油不使用&玉ねぎたっぷりな生姜焼きをご紹介します。この生姜焼きはあっさりヘルシー!しかもほったらかしな時間が多いのでとっても簡単です。
あっさり豚の生姜焼き
20分でつくった今日の豚の生姜焼き。玉ねぎをたっっぷり食べたかったので、玉ねぎがかなり多く入っています。お好みで調節してください。
【材料】2人分
豚こま切れ肉 200g
玉ねぎ 2個(中サイズ)
酒 大さじ2
醤油 小さじ1
A.生姜(チューブ) 小さじ1/2
A.酒 大さじ1
A.醤油 大さじ2強
A.蜂蜜 小さじ1
1.まずはじめに豚肉に下味を
「ほったらかし」でもおいしく仕上がるように、保水効果のある酒と、醤油で豚肉に下味をつけましょう。ポリ袋に豚肉を入れ、酒、醤油を加えて揉みこみます。
また、後で調理が楽になるよう、Aの材料を混ぜておきましょう。
2.玉ねぎをカットし、フライパンに広げてほったらかし
(写真は材料の2倍量でつくっています)
次に、玉ねぎを12等分程度のくし切りにし、フライパンに広げて中火にかけ、しばらく放置します。いじらず2~3分すると、フライパンに接している部分に焼き色がつくので、ターナーなどを使って裏返し、またしばらく放置します。いじる回数をできるだけ減らし、この作業を繰り返します。玉ねぎ全体に焼き色がつき、しんなりとするまで続けます。
※玉ねぎから水分が出るので油を使わなくても焦げつきませんでしたが、気になる場合はフライパンに油を軽くひいてください。
3.玉ねぎの上に豚肉をのせ、しばらく放置
玉ねぎがしんなりしたら、豚肉を下味ごと乗せ、広げてしばらく放置します。下味の水分が蒸気になり、豚肉の片面の色が変わります。蒸気がなくなったら初めて裏に返し、また放置。
豚肉全体の色が変わったら、少しほぐしながら玉ねぎとなじませ、全体に火が通るまで軽く炒めます。
最後にAをかけ、汁気が飛ぶまで炒め、味をみて調整して完成。
「ほったらかし」で一石二鳥!
お昼ご飯を簡単に…と思うと、どうしてもワンプレートものになりがちですが、今日はどうしても「定食」が食べたかった私。
ほったらかせる時間がこまごまとある今日の生姜焼きは、ほったらかしている間にキャベツを千切りしたり、お膳をだしたり、即席みそ汁をつくったり…。と、作業が進んでとても楽でした。
それに、炒め物はいじるたびにフライパンの温度が下がってしまうので、水っぽくなりがち。いじる回数が少なければ、玉ねぎたっぷりでも水っぽくならず、シンプルな味つけでもしっかり絡むのでおいしく仕上がります。
ほったらかしで楽ができるうえに、おいしくしあがるなんてうれしいですよね。おうちで定食、たまにはいかがでしょうか。
記事を書いたのは・・・apricot project
小学校1年生の長女と年少の長男の母。「軽やかな気持ちでキッチンに立つ」ことをモットーに、家庭用理の手書きレシピの発信やワークショップ運営をしています。また、日本全国のものづくりを訪ねて勉強&商品開発をしています。
※IHクッキングヒーターをご使用の場合は、説明書を確認し、指定の油量を必ず守って調理してください。