写真でわかる!ボウル1つで完成するめちゃうまスコーンの作り方

2020/06/10

サンキュ!STYLEライター オウチゴハン研究家の服部みどりです。

自粛生活中、粉物料理をよくつくりました。粉やいろいろな材料を計量し、ふるいにかけるなど準備をするだけで、ボウルが何個も必要だったり、キッチンがモノであふれて片づけが大変……そうなると、料理づくりが億劫になってしまいますよね。

今回は、スコーンづくりを例に、必要最小限のラクラク準備方法を紹介します!写真を見れば文章を読み飛ばしても、だいたいわかる感じにしてみました。

スコーン材料(5cm角 6個分)

強力粉 120g
全粒粉 20g
ベーキングパウダー 6g(小さじ1.5)
グラニュー糖    大さじ1
無塩バター 75g
水切りヨーグルト   30g
ナッツ、卵黄 好みで

※ バターが苦手な場合は60g程度に減量してもOK
※ 水切りヨーグルトはヨーグルトや牛乳でもOK
いずれにしても少量ずつ加え、生地がドロドロにならないように気をつける。

ボウル1つでらくらく!写真でわかるスコーンの作り方

タイトルと写真のとおり。今回はボウルにざるを重ねて、キッチンスケールの上にスタンバイ。
スケールはボウルを乗せてからONにして0gにセットすれば、ボウル1つで準備できます!

粉、ベーキングパウダー、グラニュー糖は、重量を確認しながら『少しずつ』加えます。

ここで粉類を混ぜておくと、効率よく混ざります。

ざるを持ち、ボウルの上で、ハンドホイッパーでぐるぐる混ぜてふるいます。

スケールを一度「0g」にリセットし、バターを角切りにしながら、少しずつ加えます。

「よく冷えたバター」を使ったときの、さっくり食感がとっても好きなんですよね…。

よく洗ってしっかり拭いた指先で、バターと粉を混ぜていきます。私は手を冷たい水で冷やしながら(その都度よく拭いて)この作業をしています。

ちなみに、この作業を英語ではrub in(ラブイン)と呼び、直訳すると「すりこむ」。練り混ぜるというより、すりこむがぴったりの作業です。

バターを溶かさないようにラブインすることで、食感がよく仕上がるので、もしパイ生地ブレンダー、カードがあれば、切るように混ぜてもよいです。

混ぜ終わりはサラサラです。

(こんなサラサラの砂浜の青い海で年がいもなくはしゃぎたい。スコーンをつくるたびに、南国に思いを馳せる、単純な思考の私であります。)

ここにヨーグルト加え、ヘラでざっくり混ぜたら、手で大きく(できるだけ少ない回数で)混ぜ、まとまりを出します。

※ ヨーグルトは少しずつ加えて、ドロドロにならないように調整します。
レシピにより牛乳やたまごなど、レシピはいろいろありますが、「水切りヨーグルト」を加えてつくる機会が多いです。

もし、ナッツ類を加えたい場合はここで。

フライパンで乾煎りしてメープルシロップを加え絡めたキャラメリゼナッツを加えてもおいしいですよ!くるみやマカダミアナッツの軽めの食感のナッツをよく使います。

2枚のラップで挟み、麺棒で均一の厚さに伸ばします。

3つ折りにします。

再びラップではさみ、再度麺棒で伸ばします。
※できるだけ押しつぶさないように

再び3つ折りにして、ラップで覆い、冷蔵庫で生地をねかせます。生地を冷やすことで、食感よく仕上げます。

この間に、ボウルとざるなどを片づけたり、テーブルまわりをきれいにすると焼き上がりと同時に落ち着いた優雅な気持ちに!料理しながら片づけることはお菓子づくりに限らず、ストレスを減らす地味に大事なポイントだと思うのです。

片づけを終えたら、オーブンを190℃に余熱します。ちなみに余熱時は天板は入れません。

生地の厚さは2.5cm程度、カードや包丁でスパッと切ります。あまり生地を潰さないように、潔く一発で切ることできれいに焼けます。

カタチはお好みで!もちろん、型を使ってもいいです。
私は半端の出ない、四角切りで作ることが多いです。

天板の上にクッキングシート(ホイルでも)をしき、切った生地を離して並べます。
卵黄や牛乳を塗るとツヤっとおいしそうな焼き上がりに。何も塗らずに焼いても問題なし!ここは見た目の好みで選びます。

焼き時間は190℃で13分くらい。途中、もし焦げそうなら、180℃に温度を下げたり、焼き時間を短縮しても。ここは生地、オーブン、温度、湿度のコンディションで毎度微調整します。
焼けたら、通気性のよい場所であら熱をとります。

もちろん、焼きたてを頬張るのも至福。
ヤケドにはくれぐれもお気をつけて!

今回はスコーンの準備と片づけをできるだけ簡略化する方法をメインに紹介しました。強力粉、全粒粉を使ってまわりはザクッとサクッとの中間。メープルシロップでキャラメリゼして刻んだマカダミアナッツを加えたスコーンです。
ぜひおうち時間でつくってみてはいかがでしょうか。

◆記事を書いたのは・・・服部みどり(オウチゴハン研究家)。簡単でおいしい料理のレシピ提案や旬の食材の調理法など提案しています。

※ご紹介した内容は個人の感想です。

 
 

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