揚げない!お野菜たっぷりのカリッと鮭の南蛮漬けのつくり方

2020/11/03

サンキュ!STYLEライターでアンチエイジングフードマイスター、野菜ソムリエのきよみです。

野菜もたっぷり食べられる鮭の南蛮漬けをご紹介します。鮭を揚げることはせず、多めの油でカリッと揚げ焼きにしてつくりました。
子どもも食べられるように酸味を抑えたあっさり味の南蛮漬けです。

材料(3人分)

・生鮭        3切れ
・玉ねぎ       1/2個
・パプリカ(赤・黄) 各1/4個
・ピーマン      2個
・塩、胡椒      適量
・片栗粉       適量
・油         適量
(普段揚げ物などで使われているもの)

A. きび砂糖     大さじ2
A.酢        大さじ2
A.酒        大さじ2
A.みりん      大さじ2
A.醤油       大さじ2
A. 唐辛子      半分~1本

つくり方

1.Aの調味料を小鍋に入れて、火にかけ、アルコール分をとばす。

2.玉ねぎは薄切り、他の野菜は大きさをそろえて千切りにする。

3.生鮭は皮付きのまま3つに切って、塩コショウを振る。水分が出てきたらキッチンペーパーでしっかりふき取る。



4.フライパンに油を入れて熱し、2の野菜を炒めて、しんなりしたら1の漬けだれに入れる。

5.生鮭に片栗粉を振り、フライパンに油を多めに加えて熱し、生鮭の皮目の方から揚げ焼きにする。皮目の方は、カリッとするまでしっかりと焼く。

6.両面を焼いて鮭に火が通ったら、お皿に盛り、上から4の野菜と漬けだれをかけて出来上がり!

鮭が隠れるくらいどっさり野菜をのせてしまいました♪

ポイント

・一般的な南蛮漬けは、お酢の量がもっと多めですが、我が家は夫も子どもも、酸味が強いものがそれほど好きではないようなので、お酢の量を控えめにして、マイルドな味にしました。お好みで、お酢の量を増やしてくださいね。

・鮭は皮の部分にも栄養があるので、皮は残して皮も美味しく食べられるように、ぱりっと皮目のほうをしっかり焼きました。

・鮭は、塩鮭ではなく、生鮭を使ってくださいね。

・普通の鮭の南蛮漬けは鮭も漬けだれに漬け込みますが、かりっとした食感を残したかったので、今回は漬けだれに漬け込まず、上から漬けだれとお野菜をのせました。

鮭はなんと白身魚?!

鮭は赤身魚と思われがちですが、白身魚に分類されるのですよね!

餌としている海老やプランクトンなどの甲殻類の赤い色素のアスタキサンチンが蓄積されて、鮭の筋肉が赤身を帯びているのだそう。

最初に知った時には、驚きでした!

鮭は優秀なアンチエイジングフード!

鮭の赤い色素のアスタキサンチンは、トマトのリコピンや人参のβカロテンと同じカロテノイドの一種です。
これには、非常に強い抗酸化作用、抗炎症作用があり、紫外線によるシミ、しわができるのを予防してくれるんです。

また、皮にはコラーゲンがたっぷり!
お年頃の私は、この皮を捨てるなんてもったいないことは致しません(笑)。
今回もしっかりカリカリにおいしく焼いて、全部頂きました。

まとめ

お野菜をたっぷりのせた鮭の南蛮漬け。皮ごと頂いてしっかりアンチエイジング!鮭も揚げずに多めの油でかりっと揚げ焼きしてつくるので、簡単にあっという間に出来ちゃいます。
鮭の美味しいこの季節。是非つくってみてくださいね!


◆記事を書いたのは…きよみ
都内でイタリア料理教室を主宰。アンチエイジングフードマイスター、野菜ソムリエとして活動中。サンキュ!STYLEを通して「簡単で美味しいアンチエイジングなお料理」「ほっこりする簡単美味しい手づくりデザート」などをご紹介しています。

※IHクッキングヒーターをご使用の場合は、説明書を確認し、指定の油量を必ず守って調理してください。

参考文献:「からだのための食材大全」(NHK出版社)

 
 

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