表向きと裏返し、どっちで干すのが正解?Tシャツを洗濯するときのNG事項

2021/06/27

暑くなってくると、活躍する着る頻度が増えるTシャツ。でも、プリントが色あせてしまったり、首まわりが伸びてしまったりと、Tシャツの洗濯には意外と失敗も多いものです。

汗をかく時期だからこそ、しっかりと洗濯はしたいけれど、きれいなまま長く着たい。そんな願いをかなえるために、今回は、暮らしスタイリストとして料理を始め家事全般の情報を日々発信されている河野真希さんに、Tシャツを洗濯するときのポイントや注意点をお伺いしました。

NG1:表のまま、洗ったり、干したりする

ssuaphoto/gettyimages

Tシャツは洗濯機で洗えるものがほとんどですが、洗濯機の中で生地同士が擦れ合って、傷みにつながることがあります。特にプリントやボタンなどの飾りがあるデザインのものを表のまま洗うと、それらが剥がれたり取れたりしてしまうことがあります。

それを避けるためにも、Tシャツは裏返しにしてから洗濯機に入れましょう。裏にして洗濯した方が、えりまわりや脇につきやすい汗や皮脂汚れがしっかり落とせるというメリットもあります。

ただし、表側に明らかな汚れがあるときには、汚れた部分が外側に出るよう表のまま、洗濯ネットに入れて洗うといいでしょう。

また、干すときにも表には返さず、裏返しのままにしておきます。そうすることで、日に焼けて色あせるのを防げます。

NG2:プリントTシャツに漂白剤を使う

白い背景で隔離の手で液体洗剤の白ボトル
Toxitz/gettyimages

プリントTシャツのプリント部分は、洗濯によってインクが剥がれたり色落ちしたりすることがあります。漂白剤は塩素系・酸素系ともにインクの劣化につながることがあるため、使わないようにしましょう。

シミやえり、脇などの汚れが気になる場合は、その汚れが強い部分だけに使用し、プリント部分にはかからないようにします。

また、プリント部分は熱によってインクが溶け出し、色移りしてしまうことがあります。乾燥機の使用は避け、アイロンは低温で当て布をしながらかけるようにしましょう。

NG3:脱水を長く行う

洗濯しながら洗濯機の内部を表示します。水しぶき。
Venca-Stastny/gettyimages

Tシャツを長く脱水すると、伸びやシワの原因となります。洗濯機の基本設定のままで脱水をすると、ちょっと長すぎ。干す前からシワがくっきりとついて、干しても取れないことがあります。

洗濯機の設定を自分で変更して、脱水は1分程度の短時間にし、終了後はできるだけ早く洗濯機から出し、干しましょう。

また、脱水が短いと乾くまでに時間はかかりますが、Tシャツに含まれる水分の重みでシワが伸びます。また、干したときにシワが気になる部分があったら、手の平で叩いたり、軽く引っ張ったりして、形を整えるようにするといいでしょう。

NG4:普通のハンガーにかけて干す

Toru Kimura/gettyimages

Tシャツは伸びやすい素材の生地が使われることが多く、一般的な形状のハンガーにかけて干すと、えりから肩にかけて生地が伸び、型崩れしてしまうことがあります。

また、ハンガーの形によっては、肩の部分に跡がつき、着たときに不自然なでっぱりが出てしまうことも。

Tシャツを干すときには胴体の部分をハンガーや物干し竿に引っかけると、型崩れを防ぐことができます。乾きにくい脇も広がって、素早く乾かすことができます。

洋服のライン
mercedeslorenzo/gettyimages

なお、Tシャツの肩の部分が伸びにくい形となった専用のハンガーもあり、干したあとに畳まず、そのままハンガー収納したい人におすすめです。

ハンガー干しすることで、収納中にシワがつきにくいというメリットも。ただし、首からハンガーを通すのはNG。首の部分は伸びやすいので、面倒でも裾からハンガーを入れてください。

知っ得情報:首元が伸びてしまったTシャツ、あきらめないで!

ホワイト ボードに青いボディー スーツを光にきれいで、しわアイロン。赤ちゃんの服を気に。母の義務。毎日のルーチン。ピンクでモダンな電気アイロンとスチーム システム。
FotoDuets/gettyimages

何度も洗濯をしているうちに、Tシャツの首元が伸びたり、よれたりしてしまうことはよくありますよね。「もうダメかも……」とあきらめる前に、ひと手間かけて復活させてみましょう。

準備するのは、高温にしたスチームアイロン。よれた首のまわりを縦に伸ばすように当てていきます。強く押し当てる必要はなく、蒸気を当てるように軽く動かせば、OK。

一度直ってもまた何度か洗濯するうちに伸びてきてしまうことがありますが、その場合は同じようにスチームアイロンで戻してあげましょう。



◆監修・執筆/河野 真希
暮らしスタイリスト・一人暮らしアドバイザー・料理家。料理や家事、インテリアなど、気持ちのいい暮らしを作る、はじめるためのライフスタイル提案を行う。流行や思い込みにとらわれずに、無理なく持続可能で快適な自分らしい暮らしづくりを応援。 『料理教室つづくらす食堂』主宰。

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