【韓国映画】『ソボク』キャスト/登場人物&あらすじを徹底解説!
2023/04/11
2021年に公開された韓国映画『ソボク』서복/SEOBOKは韓国を代表する人気俳優コン・ユと、旬のスター俳優パク・ボゴムが共演したSFです。遺伝子操作から生まれたクローン人間が存在する未来を舞台に「生」とは何か、「人間」とは何か、問いかけてくる映画になっています。
『ソボク』はクローン人間と元諜報員の心の交流を描く韓国ドラマ
SEOBOK/ソボクは、クローン人間ソボクと、余命わずかと宣告された元情報局エージェント・ギホンの心の交流を描いたSFアクションムービーです。誰もが望むであろう’’永遠の命’’と、誰もが恐れる’’いつか訪れる死’’、対極なものにもかかわらずバランスよく描かれています。
『ソボク』の主なキャスト
『ソボク』の主なキャストとほかの出演作を紹介します。人気のコン・ユとパク・ボゴムの共演とあって、日本でも話題になりました。
コン・ユ(ミン・ギホン役)
まず、コン・ユが演じた本作の主人公ミン・ギホンについて紹介します。
ギホンは、脳腫瘍を患い余命わずかと宣告された元情報局エージェントです。かつての上司アン部長から、クローン人間ソボクの護送任務を与えられ、一時的に任務に復帰します。
コン・ユの他の出演作品は、日本でも好きなドラマとして挙げる人が多い『トッケビ』、韓国映画初のゾンビ映画新感染『ファイナル・エクスプレス』、『82年生まれ、キム・ジヨン』などです。
パク・ボゴム(ソボク役)
続いて、パク・ボゴムが演じる、本作のもう一人の主人公ソボクについて紹介します。
ソボクは、国家の超極秘プロジェクトで誕生したクローン人間です。一般的な人間よりも2倍の速度で成長するため、24時間に一度抑制剤を打って成長を管理されています。
パク・ボゴムは1993年6月16日生まれ。ピアノの弾き語りをしている姿をインターネット上に投稿したところ注目が集まり、スカウトを受けて芸能界入りしたというシンデレラボーイです。2011年に映画でデビューし、2013年にはドラマ『ワンダフルラブ~愛の改造計画~』で可愛らしい魅力を発揮し多くの女性を魅了!その後次々と話題作に出演し、代々人気若手俳優やアイドルが務めている音楽番組のMCにも抜擢されました。
パク・ボゴムの他の出演作は、ピュアラブストーリー『ボーイフレンド』や、ツンデレ皇太子を演じた『雲が描いた月明り』などです。『恋のスケッチ~応答せよ 1988~』『青春の記録』など話題作にも数多く出演しています。
チョ・ウジン(アン・ソクヒョン役)
続いて、チョ・ウジンが演じるアン・ソクヒョンについて紹介します。
アン・ソクヒョンは情報局の部長で、ギホンに任務を任せた人物です。ソボクの存在を隠蔽しようと、執拗にギホンとソボクを追い詰めます。
チョ・ウジンの他の出演作は、国家の闇に翻弄される男たちを描いた『V.I.P. 修羅の獣たち』や、政府を痛烈に批判した『国家が破産する日』、緊張感に満ちた演技を披露した『ハード・ヒット 発信制限』などです。
チャン・ヨンナム(イム・セウン役)
続いては、チャン・ヨンナム演じるイム・セウン博士について紹介します。
イム・セウン博士は、ソボクを誕生させたソイングループの責任研究員です。冷徹な一面はありますが、ソボクに対しては母のような優しい姿を見せます。
チャン・ヨンナムの他の出演作品は、実話を基に制作された『ある母の復讐』や、世話好きの母を演じた『私のオオカミ少年』、泣き女の幽霊を演じた『ハロー!?ゴースト』などです。2020年に放送された『サイコだけど大丈夫』では、ドラマ内の重要人物を演じて話題になりました。
パク・ビョンウン(シン・ハクソン役)
続いては、パク・ビョンウン演じるシン・ハクソンについて紹介します。
シン・ハクソンは、クローン人間ソボク誕生プロジェクトの、すべての仕事を管掌している人物です。ソイングループの代表理事を務めています。
パク・ビョンウンの他の出演作品は詐欺師を演じた『ワンライン/5人の詐欺師たち』や恋に揺れる男女を切なく描いた『男と女』、ヒロインの元カレを演じた『ワンナイト・カップル』、『この恋は初めてだから』などです。
ハン・ジヒョン(ハン・ジヒョン役)
最後は、ハン・ジヒョン演じるハン・ジヒョンについて紹介します。
ハン・ジヒョンは、本作中盤に登場するコンビニの女子高生です。登場時間は少ないですが、確かな存在感を放っています。
ハン・ジヒョンの他の出演作は、意地悪な悪役を演じた『ペントハウス』や、テレビドラマデビュー作の『風が吹く』、明るい性格の女子大生を演じた『チアアップ』などです。
『ソボク』のあらすじ
余命わずかな元情報局エージェント・ギホンは、元上司アン部長の命令で、国家プロジェクトで誕生したクローン人間ソボクを護衛することになります。
ソボクは、人間の細胞疾患すらも作り変えることができるため、人類に永遠の命をもたらすと言われているのです。
ソボクを奪い合う争いのなか、ギホンとソボクは謎の組織に襲撃されてしまいます。
初めは、外の世界を知らない機械的なソボクと衝突を繰り返していたギホンですが、追手から逃げるうちに次第に、心を通わせていくのです。
しかし、ソボクを実験体としてしか見ていない研究者たち、ソボクを治療の道具として扱う資産家たち、そして謎の組織の追跡は激しさを増していきます。
果たして二人の運命はどうなってしまうのでしょうか。
【動画】『ソボク』主演の二人が魅力を語るメイキング映像も必見!
【動画】感情をあらわにしていくパク・ボゴムが可愛い!
『ソボク』はどこで見られる?
U-NEXTやAmazon Prime Videoで見られます。
本作はSFアクションムービーでありながら、ギホンとソボクが次第に心を通わせていく上質なロードムービーでもあります。銃撃戦や爆破などの派手なシーンはありますが、コン・ユ、パク・ボゴムの二人の演技でしっとり描かれるドラマパートは切なさ必至です。
生と死の意味を問う二人の男の壮絶な運命を、ぜひご覧ください。
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