【韓国ドラマ】『ドラゴン桜』｜キャスト登場人物＆あらすじを徹底解説！
2023/04/20
韓国版ドラゴン桜は、三田紀房原作の大人気漫画をもとに製作された日本ドラマを韓国でリメイクしたもので2010年に韓国の放送局KBSで放送されました。日本では阿部寛が主演でドラマ化され、魅力的で感動的なストーリー展開と多彩なキャストで人気を博しました。
頭のいいヤツらに騙されたくなかったら勉強しろ！というセリフで奮起させられた落ちこぼれの高校生たちが、東京大学を目指す青春ドラマですが、韓国版では韓国のソウル大学ではなく架空の「天下（チョナ）大学」を目指す設定になっています。
韓国ドラマ『ドラゴン桜』の主なキャスト／登場人物は？
出典：Amazon
韓国でリメイクされたドラマ『ドラゴン桜』の主なキャストについて見ていきましょう。
映画俳優でドラマ初出演のキム・スロを始め、国民の弟と呼ばれていたイケメン俳優ユ・スンホなどの若手人気キャストたちも注目を浴びました。
キム・スロ（特別クラス担任カン・ソクホ役）
破産直前のピョンムン高校にやって来て、やる気を失った生徒たちを奮起させる特別クラス担任カン・ソクホ役を演じるのは、キム・スロです。
元暴走族で弁護士でもあるカン・ソクホはピョンムン高校再建プロジェクトを打ち立て、5人の生徒を天下大学に入学させるために奔走します。
俳優のキム・スロは1970年生まれで、1993年の『トゥー・コップス』で映画デビューを果たしました。『リベラ・メ』や『火山高』、『僕の彼女を紹介します』など韓国映画に欠かせない俳優ですが、ドラマ出演はこの『ドラゴン桜』が初めてです。
ペ・ドゥナ（英語教師ハン・スジョン役）
生徒たちを平等に愛する温かい心の英語教師、ハン・スジョン役はペ・ドゥナが演じています。ハン・スジョンは教師を自分の天職ととらえ熱意をもって生徒に接しますが、カン・ソクホに出会って自分の教師像が覆されることになります。
ペ・ドゥナは1979年生まれ、モデル出身の女優です。ドラマ『学校』で人気を獲得した後、韓国版『リング』や『ほえる犬は噛まない』などの映画で注目を浴びました。日本映画『リンダ リンダ リンダ』（2005年）、2021年に是枝裕和監督が手掛けた『ベイビー・ブローカー』にも出演するなど、日本でもなじみのある女優です。ドラマでは『秘密の森〜深い闇の向こうに〜』（2017年）で演じた刑事の印象が強いでしょう。
オ・ユナ（理事長チャン・マリ役）
理事長だった父親の病状が悪化したため、仕方なくその後を継いだ新理事長兼英語教師のチャン・マリ役を演じるのは、オ・ユナです。
チャン・マリは学校再建にはまったく興味がないお嬢様で、学校を整理したい一心でカン・ソクホを招きますがしだいにその気持ちが変化していきます。
1980年生まれの女優オ・ユナはレーシングクイーンとして活躍しその後、嵐の中へでドラマデビューします。その後、『恋愛時代』や『外科医ポン・ダルヒ』、『風の国』など話題のドラマに出演した女優です。
ユ・スンホ（生徒ファン・ベクヒョン役）
幼い時に両親を亡くして祖母と2人で暮らす特別クラスの生徒、ファン・ベクヒョンを演じるのは、ユ・スンホです。ファン・ベクヒョンは家計を支えるためにアルバイトに勤しむ毎日を送り、他人には無関心な反面、祖母想いの一面も垣間見せる生徒です。
しばしばカン・ソクホと対立するものの、最終的に天下大学を目指して特別クラスに入ることを決意します。
ユ・スンホは1993年生まれで、6歳の時に雑誌広告でデビューします。映画『おばあちゃんの家』やドラマ『ラブレター』などで類まれな演技力を発揮してきました。名子役から大人の俳優へと成長し、国民の弟として愛されています。『リメンバー〜記憶の彼方へ〜（2015年）』では超記憶症候群の弁護士を演じ、多くの人の涙を誘いました。
その後も『仮面の王 イ・ソン（2017）』『ロボットじゃない～君に夢中!～（2017年）』『ボクスが帰ってきた（2018年）』、『花が咲けば、月を想い（2021年）』など、主演ドラマが続いています。
コ・アソン（生徒キル・プリプ役）
スナックを経営する母親と2人暮らしで、いつか家を出たいと考えている特別クラスの生徒キル・プリプ役はコ・アソンが演じています。男にだらしなく計画性のない母を嫌悪しているキル・プリプは、特別クラスの生徒募集を聞きつけて立候補します。
1992年生まれのコ・アソンは、MBCスター誕生で第1位を獲得してデビューを果たし、映画『グエムル－漢江の怪物－』に出演し注目を浴びました。ドラマでは『心ふるわせて』や『悲しき恋歌』、日本でも人気の高いサスペンスドラマ『ライフ・オン・マーズ』など、幅広く活躍し、その演技が絶賛される女優です。
ジヨン（生徒ナ・ヒョンジョン役）
ファン・ベクヒョンに好意をもつ特別クラスの生徒ナ・ヒョンジョン役を演じるのは、ジヨンです。ナ・ヒョンジョンはファン・ベクヒョンを追って特別クラスに入る、おしゃれ好きの女子高生です。
ただし、過去に負った深い傷や独り暮らしをする理由があるなど、単純に今どきの女子高生というわけではありません。
6人組の歌手グループT-ARAのメンバーであるジヨンは、1993年生まれ。今や大人気俳優となったパク・ソジュンのドラマデビュー作『ドリームハイ2（2012年）』や『明日に向かってハイキック （2009年）』に出演しティーンエージャーの役を演じた後、『君の歌を聴かせて（2019年）』などにも出演しています。
イ・ヒョヌ（生徒ホン・チャンドゥ役）
初恋の相手キル・プリプが目当てで特別クラスに入る生徒、ホン・チャンドゥ役を演じるのは、イ・ヒョヌです。歌とダンスが大好きでアイドル歌手を夢見るホン・チャンドゥは、大企業の役員の父親や一流大学に通う兄・姉に劣等感を抱いています。
イ・ヒョヌは1993年生まれで、幼少期から『春の日』や『太王四神記』、『ロビイスト』、『大王世宗』、『美賊イルジメ伝』、『善徳女王』など多数のドラマに出演し、成長してからは『カノジョは嘘を愛しすぎてる〈韓国版〉（2017年）』で主演するなどユ・スンホ同様、将来を期待される人気の若手俳優です。
Netflixで配信され大ヒットしている『ペーパー・ハウス・コリア: 統一通貨を奪え（2022年）』ではシーズン1、2ともに出演しています。
イ・チャノ（生徒オ・ボング役）
肉屋の家庭に生まれた生徒、オ・ボング役はイ・チャノです。これまで自己主張もせず平凡に生きていたオ・ボングは心ひそかに勉強がしたいと望んでおり、それを両親に打ち明けられず葛藤しています。
1989年生まれのイ・チャノはドラマ六人兄弟でデビューし、数々の実績をもつ俳優です。代表作は『頑張れ！グムスン』や『微笑／ほほえみ』、『うちの学校のET』などがあります。
ピョン・ヒボン（数学教師チャ・キボン役）
数学の神と呼ばれた伝説の数学教師、チャ・キボン役を演じるのは、ピョン・ヒボンです。
チャ・キボンは1970～1980年代に活躍していたものの、現在は幼児相手に数学教室を開いていました。しかし、カン・ソクホに乞われて、特別クラスの教師として迎えられます。
スパルタ教育で生徒たちをしごきますが、大きな愛情をもって生徒を育てていきます。
1942年生まれのピョン・ヒボンはベテラン俳優で、ドラマ『ホジュン～宮廷医官への道～』や『北の駅から、秘密』、『白い巨塔』など、多くの実績をもっています。
韓国ドラマ『ドラゴン桜』のあらすじ
韓国ドラマ『ドラゴン桜』は元暴走族の弁護士カン・ソクホのもとに破産危機に瀕したピョンムン高校の法人清算の依頼が入るところから始まります。
廃校寸前のピョンムン高校へ出向いたソクホがやる気をなくした生徒たちを前に思いついたのがピョンムン高校再建プロジェクトでした。
彼は単純に勉強を教えるのではなく他分野からさまざまな教師たちを招き、特別授業を始めていきます。ここからは韓国ドラマ、ドラゴン桜のあらすじを見ていきましょう。
経営危機を救う？特進クラスの発足
ピョンムン高校の法人清算依頼を受けた弁護士カン・ソクホの頭に浮かんだ高校再建計画は、特別クラスを発足して国内屈指の名門大学である天下大学への合格者を輩出させ、最終的にピョンムン高校の入学者数を増やそうというものでした。
このプロジェクトが成功すれば、ピョンムン高校は経営危機から脱することができるでしょう。しかし、理事長のチャン・マリが提示した条件は、3日間で特別クラスの生徒を5人集めなければその計画を白紙にするというものです。
カン・ソクホは反対する生徒たちを説得して、何とか5人の生徒を集めようと奔走します。
多彩な教師を招くが目標点数に届かない
カン・ソクホが手始めに招いた数学の神キボン先生によって、生徒たちの基礎学力を確認してみると散々な結果となり、現実を思い知ることになりました。
しかし、カン・ソクホは引き続きさまざまな分野から多彩な教師たちを招き、特色ある授業を展開させます。一方で、家庭の問題や個人の課題を抱える生徒たちが挑む模試の結果は、全員目標点数に届かないという結果でした。
韓国ドラマ『ドラゴン桜』はどこで見られる？
韓国ドラマの『ドラゴン桜』はU-NEXTで見られます。若手人気俳優が多数出演する韓国版ドラゴン桜のキャストやあらすじをチェックし、ぜひ視聴してみましょう。
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