廃棄商品を水平リサイクルして生まれ変わらせる!今週の気になるSDGsニュースをお届け【39SDGs WeeklyNews】
2024/11/11
SDGsとは「持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals)」のこと。人々が安定して暮らしていくために定められた、2030年までに達成すべき具体的な目標を指します。
サンキュ!読者の皆さんも、SDGsについて耳にする機会も増えてきたのではないでしょうか?
最新トレンドや社会問題について調査するサンキュ!STYLE取材班が、最新のSDGs情報をご紹介する連載「39SDGs WeeklyNews」。今回は、サンキュ!STYLE取材班の丸山希がお届けします。
- Topic1.親子で海に関するSDGsを学ぶイベントが宮城県で開催!
- Topic2.ディノスが自社製品の回収から水平リサイクルに挑戦!
- Topic3.旅行しながら街をキレイに!ニッポンレンタカー北海道内10営業所で展開
- 明日がちょっといいミライに!今日のワンステップ
Topic1.親子で海に関するSDGsを学ぶイベントが宮城県で開催!
東京都に本社を構える、あそび総合カンパニー株式会社IKUSAは、2024年11月9日(土)おおさき環境フェア2024にて、「世界を大冒険!SDGsアドベンチャー」の企画と運営を担当。SDGs17の目標に沿ったワークショップを親子で体験することで、海の豊かさや分別、リサイクルについて学びます。ワークショップをすべてクリアすると、SDGs缶バッチを受け取れます。
イベント当日は、みやぎフードドライブ2024も同時開催!宮城県は家庭や飲食店での食品廃棄物を減らすための取り組みを行っています。活動を通して家庭で食べきれない食品を回収し、必要としている団体へ寄付することで食品ロスを抑制することができますよ。
Topic2.ディノスが自社製品の回収から水平リサイクルに挑戦!
株式会社DINOS CORPORATIONは、同社が運営する「ディノス」で「ブレスエアー(R)」敷布団を過去に購入したお客様のうち、新たに同シリーズ商品を購入する方に限り、使用済み商品を回収し、リサイクルする取り組みを2024年11月1日(金)より期間限定で開始するそうです。
今回対象となる商品は、2007年から2023年の間、ディノス敷布団シリーズ累計出荷数17年連続で1位になった「ブレスエアー(R)」です。
回収した商品は水平リサイクルに回し、新たに「ブレスエアーメビウス(R)」として生まれ変わります。ブレスエアーメビウス(R)には、再生化材料を重量比で25%配合しており、品質面でも従来品と同等のクッション性を実現しています。
再生された素材を使用した敷布団商品は、2025年以降に販売開始予定とのことですよ!
Topic3.旅行しながら街をキレイに!ニッポンレンタカー北海道内10営業所で展開
近年の北海道インバウンド需要拡大もあり、観光地のごみ問題を抱えていた北海道。一般社団法人 北海道海洋文化フォーラムが取り組む「オール北海道でクリーンアップ作戦」では、北海道内にあるレンタカーの店舗でレンタカーを借りる観光客を対象に、旅行中のごみ回収を呼びかけました。
今回で3回目となる企画は、実施店舗を去年の2倍になる10店舗に増やし、2024年10月11日(金)から10月20日(日)の10日間行われました。
企画に参加し、アンケートに協力された観光客のかたには、北海道銘菓「白い恋人」をプレゼント。実際に参加した観光客からは、ごみ問題に対する前向きな意見や課題も得られ、今後の啓蒙活動の必要性を再確認できたそうです。
明日がちょっといいミライに!今日のワンステップ
SDGsと聞くと「ちょっとむずかしそう…」「自分には関係ない」と感じてしまいませんか?実はそんなことないんです!取り組みやすいこともたくさんあります。今週筆者がやってみたことをご紹介します。
海洋ごみについて調べてみた
今回取り上げた記事の中には、2つ海洋ごみに対する課題を感じられるものがありました。
海洋ごみとは、海岸に打ち上がった「漂着ごみ」と、海面や海中にある「漂流ごみ」、海底に積もった「海底ごみ」をまとめた呼び方。
プラスチックや包装袋など、私たちが身近に使っているものから出るごみが、海でのごみ問題に大きな影響を与えていることを知りました。私たちができるのは、自分が出したごみに責任を持つこと。ごみを見つけたら拾うことも心がけたいですね。
執筆者・・・サンキュ!STYLE取材班 丸山希
14歳と12歳、7歳の母、最近はお家の片づけや収納に悩みながらも家事育児に奮闘中。サンキュ!STYLEにて節約、貯金に関する記事を執筆中。