物を捨てて豊かに暮らす人の共通点
2017/11/20
『サンキュ!』編集部が、きれいに片づいた家に住む読者を総勢500人以上取材してきた結果、だれもが「物の捨て方」について同じ行動をとることに気がつきました。ここでは、達人たちがみんな取り組んでいる3つの共通点をご紹介!
1 「スペース」に合わせて「物の量」を決められる
“捨て上手”は、欲しい物を置くために、収納スペースを新たに確保したり、収納グッズを購入したりはしません。物を置けるスペースは限られているからこそ、そのスペースに合わせた物の量を見極めて、物を減らす“勇気”を持つことこそ、気持ちよい空間の最大の鍵。
2 家族と充分コミュニケーションを取る
元々家族の仲がよく、片づけも1人で頑張ったりしません。自分は捨てたいと思うものでも、夫にとっては大事なものかもしれないし、自分が決めた物の置き場所が、子どもにとって使いやすいとも限りません。達人は、常に家族の行動を観察し、家族と相談してから、収納方法を考えます。全員が使いやすい収納に変えることが、片づく暮らしへの第一歩。
<証言>長女と話して、テレビ台の中におもちゃコーナーを設置
おもちゃの置き場所を2階の子ども部屋に限定すると、しまいに行くのが面倒になって、リビングに出しっ放しになりがち。テレビ台の引き出し1つ分をおもちゃ用に開放したら、その場で片づきました。あふれてきたら一緒に見直します
インスタグラマー kaoriさん
3 「今の自分(家族)」が好きか、必要かを基準に判断する
物を捨てるかどうかの基準が、過去でも未来でもなく、「今」にあります。だから「今の自分」が悩むなら、それは「捨ててOK」のサイン。達人たちは「将来使うかも?」と文末に「?」がつくようなものは、捨てても後悔しないことが多いという経験から、潔く物とサヨナラしています。
<証言>“今の自分”に似合うかを考え、服は「白・黒・青」にしぼりました
以前は「いっぱいあるのに、ありすぎて着るものがない」という矛盾した状態。でも冷静に見直したら、自分の年齢ではもう似合わない服ばかりを持っていることに気がつき、処分に拍車が。「好きな色や形がわかり、洋服選びも迷わなくなり、毎日快適になりました!」
サンキュ!読者 花田ともあさん
達人たちは、その「物」が本当に必要かどうかに真剣に向き合うことで、「気持ちよさ」や「暮らしの快適さ」を手に入れています。あなたも、達人たちの3つの共通点を参考にして、家にあふれる「余計な物」と向き合ってみませんか。
※この情報は17年10月11日現在のものです。
参照:『サンキュ!』12月号「捨てても豊かに暮らす人の5つの共通点」より一部抜粋 撮影/小野田陽一、林ひろし、馬場晶子 スタイリスト/河野亜紀 取材・文/すー(サンキュ!編集部員)
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