片づけのプロが指摘!家の中が散らかってしまう今すぐやめたい汚習慣!

2022/08/08

片づけてもなんだかいつも家の中が散らかってしまう。忙しい日常の中で、無意識にやってしまっている事ってないですか?そんなついやってしまいがちな「汚習慣」について、整理収納アドバイザー、インテリアコーディネーターなどの資格を持つ方尺真美さんに解説してもらいました。

衣食住を通じて「暮らしはちょっとのことでグンっと楽しくなる!」をモットーに活動しているSSS-Style+に...

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汚習慣1:帰宅時にポイ置きしてしまう

帰宅後のバタバタのときは、ついモノをポイポイ置きがちになってしまいませんか?たとえば以下のようなポイ置きはやりがち。

1.玄関やリビングに鞄や上着などのポイ置き

生活動線に荷物が置いてあると、「いつ片づけるの?!」とイライラしてしまいがちです。家族共有のものはともかく、個人の荷物や衣類は、本人にしっかり片づけてほしいところです。ポイ置きを防ぐためには、玄関や玄関から近いリビングの一角に鞄やアウターを置く場所を作るのがおすすめ。場所があれば、帰宅したときに片づける動作がスムーズになります。

2.鍵や財布などのお出かけ小物のポイ置き

小さいモノだからこそ、ついカウンター上や棚にポイっと置いてしまいがちです。もし、いつも置いてしまう場所があるなら、そこに小さなボックスを用意して正式な置き場所にしてしまうだけで、見た目がスッキリしますよ。

3.郵便物のポイ置き

毎日届くチラシや郵便物。中身を確認しないで置いておくと、どんどん溜まっていく一方です。それでも確認するまでは仕分けができないもの。「郵便物を確認するボックス」のように郵便物の仮置きスペースを用意するのがおすすめです。

汚習慣2:床置きしてしまう

家の中を見渡してみると、使っていない場所にモノをつい置いてしまいませんか?とくに、あまり使わない廊下や壁の一角に置きがちです。

いつも通らないから日常生活に支障がない。目にあまり入らない場所だから、あまり気にならない。だからつい、壁の一角に置いてしまいます。

でも、床置きがあると一番困ってしまうのは 「掃除のしにくさ」です。掃除の際にいちいちモノを動かして掃除しないといけないので、動作が増えてしまう分面倒になってしまい、ものがあるところの床は掃除をしないようになってしまいます。

すると床はもちろん、動きがないもの自体にもホコリが溜まってしまい、そこから部屋に汚れが分散してしまいます。使っていないものなら処分し、季節品として使うものであれば、収納棚にちゃんとしまいましょう。

汚習慣3:空き箱や紙袋をとりあえず取っておいてしまう

近年ではマイバッグの普及により、紙袋が家に入ってくる数は減ってきてはいます。しかし、使わないで取っておいてしまうと溜まっていく一方です。

きれいな状態の紙袋はお友だちへのプレゼントのときに使うなどして積極的に消費しましょう。また、紙の資源ごみを捨てるときのごみ袋にしてしまうという手も。

紙袋と同様に気がつくと溜まりがちなのが、家電製品などの空き箱。大切な説明書や保証書は、書類の場所に保管し、空き箱は思い切って捨てることも大切です。本当に必要かどうか今一度確認し、家の中の無駄に取ってしまっているスペースをスッキリしたいですね!

汚習慣4:ダイニングテーブルの上にモノを置いてしまう

いろいろな作業をするダイニングテーブルには、文房具や家計簿などのノートなどが置かれがちです。ダイニングテーブルを壁にぴったりくっつけている配置の場合は、壁側にモノがより置きやすくなってしまいます。

たとえば、自分の好きなインテリアを置いたり植物を飾ってみると、きれいに過ごしたいという意識も高まります。ご飯を食べる場所のダイニングテーブルの上は、いつもスッキリしておくと気持ちがいいです。

暮らしの中でついやってしまいがちな 「汚習慣」 を見直して、好きなインテリを飾って暮らしにゆとりという彩りをもちたいですね!


◆執筆/方尺真美さん
衣食住を通じて「暮らしはちょっとのことでグンっと楽しくなる!」をモットーに活動しているSSS-Style+に所属の整理収納アドバイザーで、インテリアコーディネーター、カラーコーディネーターなどの資格を保有。3児のママ。

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