整理収納のプロが教える「片づけられない人」の5大特徴

2023/01/16

部屋がいつも散らかっている人、片づけが苦手な人には共通した特徴があるそうです。そこで今回は、「片づけられない人」の5大特徴を、整理収納アドバイザーでセミナー講師も行っている松下香奈さんに教えてもらいました。

衣食住をテーマに暮らしをちょっとのことでもっとたのしくする「SSS-Style+」に所属する整理収納アドバイ...

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特徴1:もったいなくてものが捨てられない人

「まだ使えそう」「いつか使うかもしれない」などと考えて、なかなかものを捨てられないと、家がものであふれてしまい片づけるのが億劫になってしまいます。ワンシーズン着なかった衣類や、1年間使わなかったものは処分するなどルールを決めることをおすすめします。

思い出が詰まって手放せないものは、思い出BOXなどを作って「この中に入るだけ」と保管する量を決める方法もあります。

特徴2:買いもの癖がある人

つい必要以上にものを買ってしまう人も、家の中がものであふれて、片づけたいのに片づけられない状態になってしまいがちです。いまはネットでも買いものが楽しめるため、衝動買いをくり返してしまうことも。

ものが増えるほど、家の中は散らかってしまうので、買いものするときは「同じようなものを持っていないか」など振り返って、新しく家に入ってくるものに慎重になると、無駄な浪費も減っちゃいます。購入する場合はひとつ処分するなどルールを決めるとものが増えるのを防げます。

特徴3:ものを元の位置へ戻すのが面倒臭い人

ものを使った後に出しっぱなしや、服を脱ぎっぱなしにしてしまう人は、ものをラクに戻せなかったり、収納場所が決まっていなかったりすることが多いです。

すべてのものには収納場所を決めてしまうのが重要です!ものを片づけるために引き出しを開けたり、収納場所が離れていたりすると、動作が増えて面倒臭くなってしまいます。

使う頻度が高いものは、楽に取り出せて、戻しやすい場所に収納場所を作って、できるだけアクション数を減らした収納にすると出しっぱなしを防げます。

特徴4:時間がなくて片づけを後回しにしてしまう人

「後でやろう!」と片づけをついつい後回しにしてしまうのはよくあることですね。でも、それが積み重なると片づけるのに時間も労力も増えてしまい、腰が重くなってしまいます。

そんなときは1日5分でもリセットの時間を作ることをおすすめします。

例えば「寝る前の5分はリビングをリセットする!」などと習慣化すると、すっきりとしたリビングで気持ちのいい朝を迎えられますよ。

特徴5:無料、限定品に弱い

「限定」や「無料」といった文字を見ると「希少価値があるから、買わなきゃいけない!」や「無料ならもらっちゃおう!」といった衝動に駆られる人は要注意。これを続けてしまうと、ものがあふれて片づけが苦手になってしまいます。

対策としては、本当に必要かどうか一度考えてから買うことです。無料でもらった販促品もノベルティも一定期間出番がなければ処分するのがおすすめです。

ものが多いとどうしても散らかってしまいます。本当に必要なものだけに囲まれて生活ができると、キレイな部屋をキープできるだけでなく、心にもゆとりが生まれるはずですよ。



◆執筆/松下香奈さん
衣食住をテーマに暮らしをちょっとのことでもっとたのしくする「SSS-Style+」に所属する整理収納アドバイザーで、3 人の女の子のママ。セミナー講師なども行っている。

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※商品情報は記事執筆時点のものです。店舗によっては取り扱いがない場合があります。

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