元汚部屋住人に聞く!家にあったら今すぐ捨てるべきものトップ5
2024/01/24
散らかった家には共通する5つのものが片づいている家よりも多くあるとか。一体どんなものがあるのでしょうか。
元汚部屋住人で現在は整理収納アドバイザーとしてもご活躍されているシンプリストうたさんに、「家にあったら捨てるべきものトップ5」を教えてもらいました。
1.明らかなゴミ
明らかなゴミをスルーしてしまうかどうかで、その部屋の状態が分かります。片づいているときには当たり前に捨てていたものでも、散らかると放置しがちです。
散らかると何を捨てたらいいか分からなくなるときもありますが、まずは「明らかなゴミ」から捨てると迷いません。
2.使えなくなった文房具など
インクが切れているペンや使えない電池など、使えないのにわざわざ収納していることもあるので、定期的な見直しが必須です。
たかがペン一本ですが、「たかが」の積み重ねで現状をつくっていることに気づかなければなりません。
3.家中の段ボール箱
部屋が散らかっている家には必ずある「段ボール」。
引越し時の段ボールをそのまま収納代わりにしているお宅も見かけますが、不衛生なのでおすすめはしません。ひどい場合だと虫が卵を産んだり、湿気がこもってカビが生える原因ともなるので、基本は家に段ボールを残さないようにしましょう。
4.使用頻度が低い予備アイテム
ひとつひとつが小さなものでも、予備があればあるほどスペースはとられてしまいます。1年に1回使うか使わないかの予備は、思い切ってなくしてみるとすっきりしますよ。
汚れたときに困る替えのシーツやソファーカバー、ラグなどはゼロにするのではなく、「多用布」に替えるなどして工夫すると不便にならずすっきりさせることができます。無印良品の「洗いざらしの綿キルティングラグ」は、多用布としても使えるので、1枚持っておくと安心です。
5.期限切れの書類
捨てる判断が難しい書類でも、「期限切れ」に絞って見直していくと意外とサクサク捨てられることもあります。
・期限切れの保証書
・行事が終わった学校のプリント類
・手放した家電の取り扱い説明書
など、用済みのものであれば後悔はしにくいです。毎回見直しても必ず処分対象の書類は出てくるので、こまめな見直しが成功のカギとなるでしょう。
家にあったら迷わず捨てて!
何から捨てたらいいか分からないという人は、まずはこの5つのものに絞って捨てていくと迷いません。これら5つの共通点は、「あればあるほど不快」だということです。不快に感じるものをどんどん手放すことで、気持ちも前向きになれます。
好きなものだけに囲まれる生活を理想に掲げる以前に、「不快なものがない暮らし」を目指すとハードルが低く、想像以上の効果を感じることができるでしょう。
■執筆/シンプリストうたさん…ズボラでも小さな子どもがいても、スッキリ暮らすためのストレスフリーな方法を提案する整理収納アドバイザー。インスタグラムは@utatanenet_home。
編集/サンキュ!編集部