元汚部屋住人が指摘!いつも家が汚い人がやりがちなNG習慣3選
2024/06/01
汚部屋とまではいかないものの、年中スッキリと片づかない状態のおうちは珍しくはありません。いつも家が汚い人は、無意識のうちにやってしまうNG習慣があるとか。元汚部屋住人でもある整理収納アドバイザーのシンプリストうたさんにくわしく教えてもらいました。
1.布で覆い隠すこと
家全体が汚いということは、もちろん収納もキレイだとは言えないでしょう。そのためごちゃついた状態を隠そうと、布で隠すことが習慣になっています。1カ所であればまだ自然ですが、あれもこれもと隠していてはごちゃつきを隠したいのがバレバレです。
隠したいものはクローゼットの中にしまい、出しっぱなしにするものはデザイン重視で選び、詰め込まないことを意識してみましょう。「見せる」と「隠す」のメリハリをつけることで、布で隠さなくてもスッキリした印象をつくることができますよ。
2.「保留ボックス」をつくりすぎること
要不要の判断に迷ったときや短期で手っ取り早く片づけるのに便利な「保留ボックス」ですが、汚い家の人は2個も3個もつくりすぎてしまう傾向にあります。一時的にはスッキリするのかもしれませんが、それは判断や片づけ作業を先延ばしにしていることと同じこと。溜めてしまうと忘れてしまい、余計に作業がおっくうになります。
「もったいない」や「ラクしたい」の対策があとから裏目に出ないよう、その都度整理や片づけと向き合うこともだいじです。溜め癖のある人は、思い切ってゼロにしてみると管理手間が減りますよ。
3.すぐに調べないこと
汚い家に住む人は、とにかくめんどうくさがりな人が多いです。そのため、分からないことが出てきてもすぐに調べません。代表的なことで言えば、「ごみの捨て方」です。パソコンや充電器など、捨て方がよく分からないものに関して、スルーしてしまいがち。
捨て方が分からないものがどんどん溜まっていくので、「自分は捨てられない人」だと思い込んでしまうのです。捨てられないのは性格ではなく、調べる習慣がないからだと自覚しましょう。
「逃げ習慣」を自覚することが第一歩
ご紹介した3つの共通点は、「逃げ習慣」だということ。隠したいものは見ないようにし、保留ボックスをたくさんつくり、見て見ぬふりをしてしまえば、当たり前に部屋は汚くなってしまいます。まずはNG習慣だと自覚することが第一歩。しっかりと現実に向き合うことで、改善策も考えられるようになってきます。
■執筆/シンプリストうたさん…ズボラでも小さな子どもがいても、スッキリ暮らすためのストレスフリーな方法を提案する整理収納アドバイザー。68平米のマンションでの家族4人のリアルな暮らしぶりを紹介するInstagramが人気。Instagramは「@utatanenet_home」。
編集/サンキュ!編集部