「片づけなきゃ…でも、どこから手をつければいいの?」
そんなふうに悩んで手が止まってしまう人は少なくありません。片づけに対するハードルが高く感じると、気持ちもネガティブになりがちです。
今回は、片づけが苦手でも始めやすい“効果が出やすい場所BEST3”と、“行動を後押ししてくれる簡単ステップ”を整理収納アドバイザーの持田友里恵がご紹介します!
「なんとなくやる気が出ない…」という日にも、無理なく取りかかれるヒントが詰まっています。

1. 成果が見えやすい「玄関」を整える
家の入口である玄関は、少し整えるだけでもスッキリ感が出て、達成感が得られやすい場所。靴を3足だけにしぼって並べ直す、たたきをサッと拭くだけでも、「やった感」が得られるのでオススメです。
「玄関が片づいていると気分がいい!」という小さな成功体験が、次の片づけの原動力になります。
2. 使用頻度の高い「キッチンの引き出し」を片づける
毎日使うキッチンの引き出しは、使いやすくなると時短にも直結します。
スプーンや箸、よく使う調味料の引き出しなど、小さなスペースを1つ選びます。ポイントは短時間でもできるように場所を小さく区切ること!
そして、「モノの把握をする(全出しすると、把握しやすくなります)→いる・いらないに分ける(整理)→いるモノを戻す(収納)」の3ステップで取り組んでみましょう。
作業時間は5分程度でもOK!「1か所でも整った」ことが自信につながります。
3. 目に入りやすい「リビングの一角」を整える
ソファ横やテレビボード周辺など、家族が集まる場所の一角を整えると、家全体が整ったような印象に!
散らかりがちなリモコン類、郵便物、おもちゃなどをカゴやボックスで仕分けるだけでも、視界がスッキリします。
とくに来客がある場合は、リビングの変化が大きな印象を与えるポイントにもなります。
まとめ
今回は、片づけ迷子さんに贈る“初めの一歩”ガイドをお伝えしました!
これらのポイント以外にも、おすすめの「やる気が出ない日」におすすめの小さな行動リストは、
・ポストの中身をすぐに仕分けて不要なチラシは捨てる
・洗面台のごちゃつきを、1つトレーにまとめる
・玄関マットを洗濯機に入れる
・買い物袋に入ったままのモノを1つだけ片づける
・スマホの写真フォルダを10枚だけ整理する
になります!
「1つやっただけで今日はOK」と思える内容を選ぶことで、自然と「もっとやろうかな?」という気持ちも湧いてきます。ぜひできるところからはじめてみてくださいね!
■執筆/持田友里恵
片づけられない主婦から片づけのプロに!“片づけ=自分を大切にすること”という信念のもと、片づけの工夫や仕組みをInstagram(@yurimochi.home)で発信中。
編集/サンキュ!編集部