【片づかない人】に共通!?リバウンドしがちな片づけの失敗3選
2023/03/25
シンプルな暮らしを満喫中!
整理収納アドバイザーでサンキュ!STYLEライターのおだけみよです。
オンラインを通じて片づけの相談を受けることが多くなりました。
片づけが苦手、片づけられない人には共通の失敗が見られます。
今回は片づけられない人がやらかしがちな失敗と対策を紹介します。
1.とりあえず捨てる
「片づけ=捨てる」
片づかない人は物量が多く、「ものを減らなくちゃ!」と思ってしまいます。
スイッチが入って一気に捨ててしまった
とりあえず、使わないものから何となく捨ててしまった
何の計画もなく手放してしまい、後悔する結果に繋がることが多いです。
対策:片づけの方向性を決める
片づけ作業をお客さまといっしょに行うときは、「捨てることから始めません」
まずはお客様が望む暮らしの形をイメージしてもらいます。
そのうえで、理想暮らしに近づけるように計画を立ててから始めます。
・どんな暮らしがしたい?
・片づかなくて困っていること
・どんなものが多い?
・どこから片づける?
など。
「どう片づけていくか」という方向性を最初に決めることが大切です。
2.とりあえず収納グッズを買う
恐らく一番多い失敗がこれかなと思います。
・うちで使えそうだったから
・SNSで見て飛びついてしまった
・みんな使っているからうちも片づくと思いました
実際に何となく買った収納グッズは活用できることが意外に少ないです。
「片づけ始めると、収納グッズを捨てないお宅はない」と言っても過言ではないです。
かごやボックスはもちろん、棚などの家具類を手放すことも多いです。
対策:収納グッズはものを整理してから買う
まず。ものが多くてあふれている場合は、ものの整理から始めましょう。
いるものといらないものを分ける
使うものと使わないものを分ける
要不要をしっかり分けて、これからの暮らしに必要なものに絞ります。
その段階で、ようやくどんな収納にするか考始めましょう。
ものが整理されていない段階で収納グッズを増やすと、一時的に片づきます。
けれども、またものが増えたときに対応しきれなくなり、リバウンドしてしまいます。
収納グッズ選びは「整理をがんばった後のお楽しみ♪」と覚えておきましょう。
3.定期的な見直しをしない
「片づけきったら終了!」と、片づけっぱなしにしてしまう人が多いです。
その後の生活でものが増えたり、ライフスタイルが変わるのは当然の流れです。
暮らしの変化に対応しそびれてしまうと、リバウンドしてしまうことが多いです。
対策:見直しのタイミングを決める
年度末や夏休みなどの長期休暇など、暮らしが切り替わるタイミングで今の暮らしを見直すことが大切です。
・ストックはいくつ持つ?
・収納にものが納めやすいか?
・あふれそうになっているものはないか?
リバウンドして手が回らなくなる前に気づいて、対策を講じることが大切です。
「人生の半分は整理整頓」
Lerne Ordnuug, liebe sie.Sie erspart dir zeit und Muh.
(訳)
整理整頓を覚えなさい
そして好きになりなさい
そうすれば時間と手間を節約してくれるでしょう
ドイツにはこのようなことわざがあるそうです。
整理整頓を習慣にすると、ものや時間のムダがなくなります。
常に必要なものだけに囲まれていれば余計な管理は不要になり、暮らしがシンプルになります。
◆この記事を書いたのは・・・おだけみよ
汚部屋を脱出して、片付けのプロになった整理収納アドバイザー。
また無印良品が好きで店舗スタッフとして5年半勤務。
勤務先の店舗ブログにて収納関連記事や片付けワークショップを担当した経験あり。
サンキュ!STYLEでは片づけの他に料理や掃除など、家事がラクになるコツを発信中!
※記事の内容は記事執筆当時の情報であり、現在と異なる場合があります。