おもちゃの片づけ、プリントの仕分け、着替えの準備、子どもが自分でやってくれたら助かりますよね。3人の子育てをしながら収納整理アドバイザー1級の資格を取得し、ブログやインスタグラムで“片づけやすい暮らし”を提案している勝谷ゆみさんが実践する「子ども目線に合わせた収納テク」を紹介します
子どもの年齢と身長に合わせた収納づくりで自発的に片づく
きょうだいでクローゼットを共有するときは、それぞれが1人で出し入れできるよう、身長に合わせて収納場所を決めるのがポイントです。最下段には末っ子のおもちゃを収納。中味がわかるよう写真を貼って、ポイポイ放り込むだけに
半袖と長袖をセット。入れ替えて子ども1人で衣替えできる
衣類は1人分ずつ、アイテム別に引き出しに。中をケースで仕切って、冬物と夏物を一緒に収納しています。ケースごと前後を入れ替えるだけだから、子ども1人でも手軽に衣替えできてラク
プリントは新聞ストッカーの“月1ポイポイ分別”で減らす
重ねてしまったら二度と見返すことのないプリント類。“ミルフィーユ化”する前に、月1で子どもが見直す習慣に。新聞ストッカーならポイポイ投げ込めるので、遊び感覚でいらないものを分別できます
きょうだいの下着とタオルは棚別収納。 「ママとって!」と言われない
子どもの手が届く洗面台の下段に、下着やタオルを収納。手ぶらで入浴して、上がったらその場で着替えられる仕組みに。1人分ずつかごに入れておけば、子どもが自分で取り出しやすい。
リビングに”宿題やりかけBOX”で テーブルは即キレイ
リビングで勉強することが多い二男のために、テーブルのすぐそばに空のかごをスタンバイして、やりかけの勉強道具の一時置き場に。「ごはんよ」の掛け声とともに、片づけが一瞬で完了。
バッグは、リビング前の ドア裏収納で迷わず片づけられる
子どもの習い事用バッグは、クローゼットのドア裏にフックでつるして、出しっ放しを阻止。フックにラべリングをして指定席を決めておけば、子どもも迷わず元に戻せます。
子どもに何度言っても片づけてくれないなら、”片づけにくい”原因があるのかも。子どもが自分で出し入れしやすいよう、年齢や背の高さに合わせて収納方法にひと工夫。片づけやすい仕組みをつくればママの出動回数はぐっと減り、家族の笑顔が増えますよ!
参照:『サンキュ!』10月号「子ども3人でも『無駄な動き0収納』で、散らからない!」より一部抜粋 撮影/小野田陽一 取材/梶謡子 文/出下真紀(サンキュ!編集部)