ライフオーガナイザー直伝!子どもが「自立する家」の作り方
2019/03/21
部屋の片づけや学校の準備など、「自分のことは自分できるようになってほしい」と思っている親も多いと思います。そのためには、子どもの自主性や自立心を育てる環境をつくることが大切。そこで今回は、整理収納のプロに「子どもが自立する家の作り方」について聞いてみました。
<教えてくれた人>
宇高有香さん(ライフオーガナイザー®/38歳)
夫、長男(9歳)、長女(7歳)の4人家族。著書に『子どもと暮らすラクに片づく部屋づくり』(辰巳出版)がある。ブログhttps://uddy105.exblog.jp/
*HOUSE DATA
・2LDK+スタディールーム(95㎡)/持ち家一戸建て/築6年
ランドセル置き場は玄関に!
ランドセルや学用品は、毎日持って行く物だし、宿題も1階でやるのだから、玄関に置くのが効率よしと判断。週末だけ、2階の子ども部屋の定位置に運ぶルールにしています。
帰宅後、洗濯物は手提げに入れる
子どもが、なぜかすぐに脱いじゃう靴下や、その日使ったハンカチは、帰宅して即、専用の手提げに入れる仕組みにしています。これで、あちこちに洗濯物が散らかることもありません。
*ついでに明日の「ハンカチ&ティッシュ」を用意
洗濯物を出したら、その流れで明日のハンカチとティッシュを、かごから取り出しセットします。「自然な流れ」をつくるのが、習慣をつけていくコツ。
学校の支度は親の目が届くところで!
着替えくらいは自分でできても、学校の支度は習慣になるまで親の声かけが必要。家族が朝晩を過ごすリビングの一角に、支度のコーナーをつくりました。
宿題の後に時間割をそろえる
宿題コーナーの横に、教科書やノート類を収納。宿題後、そのまま時間割をそろえることができる動線にしました。
登校前や帰宅後の、子どもの動きに合わせて物の置き場所を決めればOK。これで「片づけなさい」と大声を出さなくてもすむようになりますよ。
参照:『サンキュ!』4月号「今やれば、4月から暮らしがラクになる!収納のコツ」より。掲載している情報は19年2月現在のものです。撮影/砂原文 構成・文/石川理恵 編集/サンキュ!編集部
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