欲しい物はとりあえず書き出して「1カ月後も欲しいか」自分を試す!物を厳選する方法
2021/08/04
買ったあとのことを想像すれば、物を厳選できる!「新しい物を買えば、暮らしは便利になるけれど、物が増えたらその分の手間やお金もかかるんです」という人気インスタグラマーmiiさんの、買い方ルールとは?
<教えてくれた人>
miiさん(神奈川県 39歳)
夫、長女(4歳)、長男(2歳)の4人家族。専業主婦。インスタグラム「@tmte_ie」では、団地リノベーションの工夫や暮らしの様子が人気。
◎HOUSE DATA◎
中古の分譲団地/2LDK(80平米)/築39年
探す時間もしまう手間もコストだから、よけいな物は買わない
欲しい皿やグラスは数あれど、物が増えると管理の手間も増加。「手間が増えてでも欲しいかを考えると、不必要な買い物をセーブできます」。
キャスターつきラックを水切りカゴにしたら食器洗いがラクになる
作業台を広く使うために、キャスターつきラックの上段を水切りカゴがわりに。食器棚の横に移動すれば、皿を戻すのもラク。吸水性がいい「ジョージ・ジェンセン・ダマスク」のタオルを敷いています。
ベストな収納棚に出合えるまで、仮の物で待つ
調味料は出し入れしやすい、オープン棚に収納。「左横のデッドスペースを上手に活用したいけど、まだ理想の収納グッズに出合えず……。でも妥協すると、いつかほかの物が欲しくなるから、手持ちの透明ケースで代用して出合いを待っています」。
送料と手放すときのコストを考えて、コンパクトなベビーケージを採用
いずれ手放すベビーケージは、使いやすさだけでなく、サイズが大きいと粗大ごみになること、フリマアプリで売ると高い送料がかかることを考慮して、コンパクトなタイプを選びました。
欲しい物はとりあえず書き出して、「1カ月後も欲しいか」自分を試す
欲しい物は、スケジュール帳兼家計簿にメモ。1カ月後に見返して、「それがなくて不便だったか」「今も欲しいか」を基準に、本当に必要かを判断します。
おまけのおもちゃでも子どもと「本当に欲しいか」本気で話し合う
お菓子についているおもちゃでも、家に物を増やすときは慎重になります。「今あるおもちゃよりも欲しいか」を子どもに確認して、必要な物だけを買う意識を親子で共有。
新しい物をたくさん買うより今ある物を大切にすると自信がつく
15年前に、知人からプレゼントされた本。内容が好きなのはもちろん、「物を大切にできている」と、自己肯定感を高めてくれるアイテムでもあります。
参照:『サンキュ!』2021年8月号「居心地がいい家に住むと、ムダ遣いが減るらしい」より。掲載している情報は2021年6月現在のものです。撮影/大森忠明 構成・文/出下真紀 編集/サンキュ!編集部