片づけは大谷翔平選手に学べ!?どうにも片づけのやる気ができないときにやるべきこと
2023/06/23
部屋が散らかっているのはわかっているが、どうにも片づけをする気が起きない。でも、やらないとどんどん散らかるばかり……。そんなとき、どうすればやる気を出せるのか?
アクティア株式会社が提供する家事代行サービス「カジタク」に所属する「美部屋(掃除・片付け)コンサルタント」の山口奈穗子さんに教えてもらいました。
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2種類の片づけを意識して、無理はしない
ひとくちに「片づけ」と言っても、実際には「大きな片づけ」と、「小さな片づけ」の2種類があります。
・大きな片づけ
ものが増えてきたので、要・不要を分けて収納し直すことを指します。つまり、整理収納ですね。
・小さな片づけ
その日、そのときに使ったものを、元の位置に戻すことを指します。つまり、あと片づけのことです。
そして恐らく、ほとんどの人にとって日常的に行う片づけは、後者の小さな片づけになります。「片づけしなきゃ」と考えると、どうにも腰が重くなりがちですが、「今日使ったぶんだけ、あと片づけしよう」と考えれば少しは気持ちが楽になるのではないでしょうか?
とは言え、体調が悪いときにはあと片づけさえつらいもの。そんなときは無理をしないで、体調の回復を待つようにしましょう。多少なら放置してもさほど問題ありません。もし誰かに頼めるなら、お願いしてみましょう。
やる気が出ないときは「ロボット」になってしまおう
体調が悪いわけではないけれども、やる気が出ない場合はどうすればいいでしょうか。体が動かないレベルでやる気が出ないなら先送りにしてOKですが、体が動くようであれば何も考えずに淡々とあと片づけをしてしまう、というのがおすすめです。
ロボットのように、機械的に、です(笑)。あと片づけは、歯磨きと同じくらいの意識で、淡々と終わらせておくと、あとがラクです。
たとえあと片づけでも、しっかり完了すれば「自分、ちゃんとできるじゃん!」という小さな自信がもてるというメリットも。
できるのにやらないで「あー、自分って、いつもできないんだよな……」と自信をなくすのは残念ですからね。最後まであと片づけをした自分をほめてあげましょう。
それでもやる気が出ないときは……大谷翔平選手を意識する!?
それでもやっぱりやる気が出ない……そんなときは日本が誇るあの大スターを思い出しましょう。
大リーグで活躍中の大谷翔平選手です!
大谷選手は自身の目標達成のために「マンダラート」というものを作成していて、そのなかには運をよくするための行動として「部屋そうじ」「ゴミ拾い」「道具を大切に使う」といったものを書き込んでいたのです。
あの大谷選手も片づけを大事にしていた……と想像すれば、ちょっとやる気がわいてきませんか?
もちろん「部屋そうじ」「ゴミ拾い」「道具を大切に扱う」は野球の成功とは直接関係ないかもしれませんが、マンダラートに書き込むくらいですから、意識と行動の変化は少なからずプラスの影響を与えたと考えられます。
自分の周りを片づけたり、掃除したりして、つねに生活を「清める」。そんな意識を持っていると、面倒に感じることも少なくなるかもしれません。