無印良品のPP収納ケースをちょっと加工して、スッキリおしゃれなクローゼットに大変身
2022/06/19
無印良品の収納ケースの活用アイデアについて、整理収納アドバイザーで、インテリアコーディネーターなどの資格を持つ方尺真美さんに教えてもらいました。
半透明は便利な反面、中身が隠せないという悩みも……
無印良品のポリプロピレン(PP)収納ケースシリーズは見た目がシンプルで豊富なサイズの品揃えがあり、ロングセラー商品となっています。
半透明の引出しは、中身の衣類をほどよく隠せるデザインとなっておりとても便利ですが、中身を一切見えないようにしたいという声も現場で聞くことがあります。
今回は簡単にできる、収納ケースの目隠し方法についてお伝えします!
収納ケースにちょっとした加工をしてみよう!
写真は何も加工していない状態の衣装ケース。何が入っているか正面から見て分かりやすいというのはメリットですが、洋服をきれいに畳んで収納しなければ雑然とした印象になってしまうというデメリットもあります。
「畳むのが苦手」「分類ごとに分かれていれば中身はそんなにきれいに畳まないほうが楽に過ごせる」……そんな人はちょっとした加工にチャレンジしてみましょう。
100円ショップやホームセンターで扱っているプラスチックシートを使い、無印良品の衣装ケースを中身が見えない状態に加工していきます。
スッキリした雰囲気ならホワイト、落ち着いた印象ならグレーに加工
まずはホワイト色のプラスチックシートで加工をしてみました。
収納ケースの内部のサイズを測り、プラスチックシートをサイズに合わせてカットします。そして、半透明のメンディングテープを使って内側から押さえるように止めれば完成。
ホワイト色のプラスチックシートを使うとスッキリとした雰囲気になります!
こちらは、グレー色のプラスチックシートを使ったもの。加工の手順はホワイトのときと同じです。色が変わっただけですが、グッと落ち着いた印象になり、大人っぽい収納ケースに変身しました。
ホワイト、無加工、グレーを比較
加工した収納ケースと、無加工の収納ケースを比べてみました。
上 ホワイト色のプラスチックシートで加工
中 無加工
下 グレー色のプラスチックシートで加工
お部屋のテイストに合わせて、収納ケースを好きな色に加工するとオリジナル感が出ますね。
今回はホワイトとグレーをチョイスしましたが、プラスチックシートはさまざまなものが販売されいます。ぜひ、お部屋の雰囲気に合わせて好みのカラーを選んでみてくださいね。
ラベリングすれば使いやすさも問題なし!
中身が見えない状態にした場合、ぜひやっていただきたいのが「ラベリング」です。「中に何が入っているか」をラベリングすることで、衣類を定位置に戻しやすくなります。
ラベリングもプレートの色選びにこだわることで、収納ケースがインテリアとして部屋に馴染むでしょう。
収納ケースの中は同じく無印の「不織布仕切ケース」を活用!
収納ケースの外側をスッキリさせたら、内側もスッキリさせたいところ。衣類などは同じく無印良品で販売されている「不織布仕切ケース」で小分けするのがおすすめです。
衣類収納グッズの見た目も整えると衣類整理も楽に楽しくすることができるので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。
※記事の内容は記載当時の情報であり、現在と異なる場合があります。
◆執筆/方尺真美さん
衣食住を通じて「暮らしはちょっとのことでグンっと楽しくなる!」をモットーに活動しているSSS-Style+に所属の整理収納アドバイザーで、インテリアコーディネーター、カラーコーディネーターなどの資格を保有。3児のママ。