料理上手な主婦がお肉を買ったらすぐやっていることは!?食費節約だけでなくご飯づくりが楽になる習慣

2021/06/18

ふだんのふつうのご飯づくりが得意なサンキュ!STYLEライターの野口ゆかです。

週に4~5日働いているので、仕事がお休みの日に週に1回の頻度で食材の買い出しをしてすぐにちょっとした下ごしらえをします。食費や時間の節約になるだけでなく、日々のご飯づくりがぐんと楽になるので、習慣化しています。

そんな私のお肉の買い方と保存法、その使い道についてご紹介したいと思います。

一週間で使い切れる量を予算を決めて。

お肉は精肉屋さんで買うようにしています。品ぞろえが豊富で国産のものを取り扱っていて新鮮で安価、グラムや本数や枚数で欲しい分だけ売ってくれることも大きな理由です。
予算は約2,000円から2,500円。買うお肉の種類は、だいたいいつも同じで、豚肉の切り落とし、鶏むね肉、ひき肉類は必ず。これにプラスして鶏もも肉、ささみ、鶏手羽、牛の切り落としなど各週によって種類を変えて買うといった感じです。

ふつうの日のふだん使いのお肉は、特別なものより安価で使い慣れているものでいいのだと思っています。

買ってきたお肉はまず簡単な下ごしらえを。

買ってきたお肉は、まず簡単な下ごしらえを済ませます。
お肉の種類によって若干異なりますが、使う基本調味料は塩、砂糖、酒、醤油です。これにほかの調味料をたすこともあります。
そして、ポリ袋を使用します。
今週購入したお肉は、鶏むね肉、鶏手羽元、豚の切り落とし。
「下ごしらえ」
●鶏むね肉(2枚分)
皮を剥ぎ、そぎ切りにします。ポリ袋に入れて、砂糖小さじ1、塩小さじ1、酒大さじ2を加え袋の上からよく揉みこみます。
●鶏手羽元(15本分)
ポリ袋に鶏手羽元をいれ、酒大さじ2、にんにく醤油大さじ2、はちみつ(あれば)大さじ1を加えて袋の上から揉みこみます。
●豚肉の小間切れ(400グラム)
ポリ袋に豚肉の小間切れをいれて、酒大さじ1、醤油大さじ1、砂糖小さじ1、カレー粉小さじ1~2を加えて袋の上から揉みこみます。

これで下ごしらえの完了です。

保存は冷蔵庫のチルド室へ

下ごしらえが終われば、これらを冷蔵庫のチルド室で保存します。
使う順番は、日持ちの短いものから。
使う調味料や肉の形(スライスやブロックなど)にもよりますが、
基本は、ひき肉→鶏肉→豚肉→牛肉です。
私は献立を立てて買い物はしませんが、こうした下ごしらえをする段階である程度つくるものは決まります。週の途中で肉の在庫がなくなれば、後半は魚の献立にしています。
だから、献立に悩むことも少なくなりました。
冷蔵保存(チルド室)のメリットは、
冷蔵庫からすぐに出して調理に取りかかれるところ。
冷凍、解凍の手間がないところだと思います。

下ごしらえ済みのお肉を使った料理例

●豚ひき肉を使ったおかずの素
上記には書いていませんが、ひき肉類は傷みが早いので調理して保存することが多いです。
これは、豚ひき肉と玉ねぎと人参のみじん切りを炒めて酒と砂糖と醤油で薄く味つけ、水分を飛ばすように炒めたもの。
私は、これをおかずの素と呼んでいます。冷蔵庫で4~5日保存できて、そのうえいろんな料理にアレンジできる。これについては次回の記事でご紹介しようと思っていますので今回はここまで。

●鶏むね肉のピカタ
卵1個に片栗粉大さじ2をボウルに混ぜ合わせ、下ごしらえずみの鶏むね肉を加える。フライパンで揚げ焼きすれば完成。

●鶏手羽元と玉ねぎのグリル
下ごしらえ済みの鶏手羽元と厚めにスライスした玉ねぎをオーブンの天板にのせ、オイルを回しかけてグリルしました。
オーブンにお任せのほったらかし調理でとってもラクを叶える一品です。
鶏手羽元から出る油で玉ねぎがよりおいしくなりますからぜひいっしょにグリルしてほしいです。

●野菜炒め
下ごしらえ済みの豚肉の小間切れを使った野菜炒め。
野菜炒めや焼きそばを作るときは、お肉に下味がしっかりついていた方がおいしく仕上がるように思います。
これは、お肉にカレー味の下味がばっちりついているので、あとは炒めるだけ。
私は野菜を先に炒めていったんザルに取り出し、お肉を炒めて野菜を戻します。
この方が野菜の水分が適度に抜けて、味がしっかり絡みます。
最後に味を見て醤油やウスターソースをたすといいと思います。

最後に

買い出しに下ごしらえに、ちょっとの手間とはいえ、せっかくの休日ですからそんな日の晩御飯は土鍋を活用してほぼほったらかし一品料理がわが家の定番です。
いかがでしたでしょうか。
もし、興味を持ってくださったかたがいらっしゃいましたら、1週間分は初めから大変かもしれません。2~3日分をまとめ買いして下ごしらえまでお試ししてみるのもいいと思います。
冷蔵庫から出してすぐに調理に取りかかれるお肉の存在は、とてもありがたいものです。

※記事の内容は記事執筆当時の情報であり、現在と異なる場合があります。

 
 

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