フードロスとは「まだ食べられるのに捨てられてしまう食品」のこと。節約上手のサンキュ!STYLEライターさんたちのなかには、このフードロスを徹底してなくすことで大きな食費の削減につなげている人たちがいます。その仕組みはとっても簡単!明日からさっそく始めてみたくなるそのワザを教えてもらいましょう。
残った野菜がごちそうに!
「家庭で廃棄する食材を減らすということは、食費を下げる面でもメリットがあります。」と言うのは管理栄養士でサンキュ!STYLEライターのhiroさん。hiroさんもできるだけ食材を廃棄しないようさまざまな工夫を取り入れています。
たとえば、しいたけの石づきなどは刻んでカレーやミートソースに。野菜のうま味も加わっておいしさも倍増するのだそう。ほかにも使いきれなかった野菜は保存袋などに入れて冷凍しておけば、好きなタイミングで使うことができます。
また、業務スーパーなどでも買える冷凍野菜。保存期間が長く、使いたい量だけ使えるので、日々の食卓に上手に取り入れています。
フードロスを出さない「仕組み」をつくる
整理収納アドバイザーで、家計管理も大好きなサンキュ!STYLEライターの結さん。賞味期限切れの食料品を捨てること、「その積み重ねが食費の出費を増やしている可能性もある。」と言います。
結さんの方法は、「早めに食べるボックス」をつくること。まずは冷蔵庫からみてみましょう。冷蔵室、野菜室、冷凍室と各スペースに1つずつボックスをつくるのがおすすめです。
写真は冷蔵庫内。家族が開けることも多いので、「早く食べてね」と分かりやすいようにラベリングしておきます。野菜室には、切った野菜や、そろそろ消費してしまいたい野菜を置くスペースを。冷凍庫も同様に小さなスペースを定位置にしています。
また乾物コーナーには早めに食べたいものを入れるボックスを置き、まずはここをのぞいてから調理を始めることを習慣化しているそう。
「安いものを買うことだけが節約ではありません。使い切る、重複して買わないことも節約には有効です。」と言います。フードロスを生み出さない仕組みさえ整えておけば、ストレスなく続けることができ、結果として節約にもなるのです。
グループ化で何があるかすぐわかる
片づけのプロ・ライフオーガナイザーでサンキュ!STYLEライターのおだけみよさん。冷蔵庫の管理こそがフードロス削減につながり、結果として食費の削減につながると言います。冷蔵庫には奥行きがあるため、パンパンになるまで食材を詰め込むと賞味期限切れや、重複買いにつながることも。
写真はおだけみよさんの冷蔵庫です。奥にあるものがわかりやすいようにトレイを活用しています。「パンを食べるときに使うもの」「ごはんのときに一緒に食べるもの」など、用途別にグループ化するとより管理がしやすくなりますね。
まずは自分の家にあった方法で始めて、冷蔵庫内をうまく管理し、フードロスを防ぎましょう。
まとめ
サンキュ!STYLEライターさんたちの、フードロスをなくすさまざまなアイデアを教えてもらいました。効果は絶大。どれも食費の削減に直結したそうですよ。これはすぐにでも真似してみたくなりますね!
大きな社会問題にもなっているフードロスを減らし、環境にもお財布にも優しい毎日をめざしていきたいですね。
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