節約主婦が告白!がんばったけど貯まらなかった…失敗節約・貯蓄術3選
2023/04/04
世の中に節約・貯蓄術はたくさんありますよね。みんながやっているみたい、流行しているみたいだから始めてみた節約・貯蓄術はありませんか?
結婚7年目で貯金3,000万円を貯めたワーママの沖宮りささんに、失敗した節約・貯蓄術を聞いてみました。3,000万円貯めるまでにいろいろな節約・貯蓄術を試して、自分に合った方法を見つけたそうです。
失敗した節約・貯蓄術1.ノーマネーデー
現金・クレジットカード・電子マネーなども含めて、お買い物をしない日を「ノーマネーデー」と言います。1カ月に何日ノーマネーデーがあったかをカウントして、支出の日数を減らす節約術です。NO MONEY DAYの頭文字を取り、NMDとも呼ばれています。
在宅勤務がなく、週5日会社に通っているのですが、お金を使えないことがストレスとなり、合いませんでした。小腹がすいてもお菓子を買えない。気合を入れたいのに栄養ドリンクやコーヒーを買えない。仕事で疲れたのに甘いジュースを買えない。などと我慢することが多く、お金を使うことができる日にまとめ買いしてしまったため節約にはなりませんでした。
失敗した節約・貯蓄術2.料理の作り置き
週末に3時間くらいかけて、5~8品くらいの作り置きを準備したことがありました。しかし、料理をつくる手間やつくった料理をひとりで必死に食べることがツラいと感じたので、続きませんでした。
夫の帰りが遅いから夕飯を抜いたり、息子が偏食であまり食べてくれず、作り置きが腐る前に食べ切らなければいけないという義務に追われました。週末しか家族のだんらんの時間がないのに、その貴重な時間を料理することに費やすことはもったいないと気がつきました。家族といっしょにすごす時間を大切にしたいと考えています。
平日の夕飯はおかずと白米だけのこともあります。無理をせずに時短で食事を準備し、片づけも簡単に終わらせることが共働き家庭の食事スタイルとして、合っているのではないでしょうか。子どもにはたくさんの野菜、栄養たっぷりのメニューを食べさせたいですが、保育園でプロがつくるおいしい給食を食べているので、少しサボっています。
失敗した節約・貯蓄術3.こまかい予算設定
こまかい予算設定をやめました。わが家は食費・日用品費・外食費・ガソリン費・子どもにかかる費用をまとめて「やりくり費」として、月3.5万円の予算内に収まるようにしています。
予算をオーバーした次の月は予算を減らし、予算より少なかった次の月は予算を増やしています。予算より少なく、がんばった月の翌日にご褒美が待っているのでやる気が出てきます。
食費と外食費を同じくくりにすることにより、食費節約をがんばった月は外食に多く行くことができるシステムとなっています。
失敗した節約・貯蓄術4.コンビニに行かない
コンビニはスーパーより値段が高いから行かない…というのは正論です。しかし、スーパーに行って「せっかく行ったから、いろいろ買っておこう」といろいろなものを買うよりも、コンビニは値段が高いから必要なものだけ買うということも節約になります。
コンビニは新商品の発売が多く、流行に敏感なのでトレンドを知ることもできて楽しいです。私は投資をしていて、株主優待でクオカードをもらうことが多いです。クオカードを使ってお買い物をしています。
貯蓄・節約法はたくさんあります。気になった方法はとりあえず試してみることをオススメします。そのなかから自分に合った貯蓄・節約法が見つかるはずです。
お金を貯めて子どもの教育資金・老後資金を確保して、お金に困らない人生を送りたいですね。
■執筆/沖宮りささん…シンプルで続けやすい「貯金できる仕組み」を取り入れることで、年間貯金300万円で総資産2,000万円を達成したやりくり達人。Instagramは@risapan_money。
編集/サンキュ!編集部