1,500円をケチった思いがけない結末

2,000万円を貯めるヒミツ【間違った節約をやめた】元銀行員も語る「毎日の節約よりも効果大!」

2024/07/12

日ごろから節約をしているつもりなのに、なぜか貯金につながらないという人も多いはず。収入に関係なく、年間100万円貯金、2,000万の貯蓄に成功したという人もいる、サンキュ!STYLEライターさんたちは、我慢やストレスとは無縁の節約術をもっているといいます。ポイントは、「間違った節約術」に気づき、それをやめたこと。無理なくお金が貯まる習慣を教えてもらいましょう。

ミニマリスト歴30年。タイニーハウスの暮らしにあこがれるライター。

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間違った節約は浪費につながる

旅行で楽しむ兄弟姉妹
Keys/gettyimages

3人の子どもを育てながら、年間100万円の貯蓄を継続しているサンキュ!STYLEライターの丸山希さん。貯金を始めた当初は、「無駄を一切許したくない!」と最小限に予算を抑えていました。しかし、貯金どころか、ストレスで浪費につながってしまったというのです。そこで、あえて「外食費」「旅行費」「自分のお小遣い」を予算に組み込むことに。とくに旅行は、交通費、宿泊代、お土産代と大きな出費になりますが、子どもの体験や、家族全員のリフレッシュにつながるため、大切にしています。

今は、「旅行に行きたいから節約しよう!」と家族全員が協力をしてくれるように。「お小遣いは全部つかわずに旅行に使おう」「ジュースは我慢しよう」など、みんなで目標に向かってがんばるといいます。

もちろん、閑散期を狙うなどお得に行くための工夫も忘れません。

1,500円をケチっただけなのに…

アジアの女性,スケジュール帳
miya227/gettyimages

3人の子育てをしながら2,000万円の貯金に成功した、サンキュ!STYLEライターのまりこさん。いつも賢い買い物を心がけている節約の達人です。

まりこさんは、手帳が大好き。予定だけでなく、ToDoリストやアイデア、日記を書いたりと大切な存在です。今年は、いつもより1,500円安い、900円でサイズも機能も最小限の手帳を買うことができました。ところが、ここで思わぬ誤算が。小さいサイズだと、自由に書き込むことができなくなったのです。家事が片づかない、子どもの提出物が遅れる、仕事のアイデアを書き忘れるなど日々のパフォーマンスが一気に下がってしまいました。買い物に慎重なまりこさんにとっては大きな決断でしたが、年度の途中で2,000円ほどの手帳に買い換えることに。すると問題は一気に解消!手帳は、まりこさんが思う以上に日々の大きな役割を果たしていたのです。

節約を心がけたつもりが、無駄な出費になってしまいましたが、失敗の経験がまた次につながると感じています。

自分に合わない節約はやめた

家計簿をつける女性
Milatas/gettyimages

元銀行員でファイナンシャルプランナー3級の資格ももつ、サンキュ!STYLEライターのHappYさん。

じつは、「毎月の食費代、電気代など、日々の生活費を節約することが苦手だった」といいます。家計簿をつけることも不得意だったため、やめたのだそう。また、夫と話し合い、「元銀行員だけど、日々のお金の管理が苦手」であることを正直に告白したところ、「それならば固定費を見直そう」ということに。毎月決まったお金が出ていく家賃や車を所有するための費用、スマホ代などを見直しました。

HappYさんのストレスは激減。「お金を管理しなければ!」というプレッシャーからも解放されたといいます。元銀行員といえでも、苦手なものは苦手。人によって節約方法は違うということに気づき、ストレスを手放したことで、無理のない節約が続けられようになりました。

まとめ

一般的な節約方法が、自分にとってストレスになるのであれば、それは思い切って方向転換することが大切だということを、貯蓄の達人たちに教えてもらいました。どれだけ節約をがんばっても、それがしんどいと感じたとき、人は散財してしまい浪費につながっていたのです。

これはあくまでも達人の一例。自分にあった無理のない節約方法を、達人たちを参考にしながら見つけていきたいですね。

 
 

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