貯めている人ほどお金をかけている!?「健康投資」4つのコツ
2024/06/20
節約をするのに大事なことって何でしょうか?
それは、健康です!家族のうちの誰か一人でも体調を崩すと生活のペースが乱れて、節約どころでありません。特に自分の体調がイマイチだと、節約モチベーションがダウンします。
実際、病気になると治療代や薬代がかかるし、通院にタクシーを使えば、さらに出費がかさみます。自分がダウンした場合には、仕事を休むことになって収入が減ったり、食事の用意ができなくてデリバリーや総菜を頼ることにも。
お金を貯めている人は、節約はしっかりしても、毎日を健康に過ごすための“健康投資”もちゃんと意識しています。
1,000万円貯めた人が、日ごろから心がけている“健康投資”について、全国の主婦を取材してお金に関する記事を数多く手がける村越克子さんが解説します。
健康投資1:スキンケアは値段より肌優先
貯めている人は、スキンケアを大事にします。基礎化粧品を厳選し、特に化粧水にはこだわります。自分の肌に合ったものに出会うまで妥協せずに探して、見つけたら多少、値段は高くてもリピート購入します。
素肌が整っていれば、メイクはシンプルでもOKなので、コスメ代が軽減。またメイクにかかる時間が短縮できて、いいことだらけです。なにより肌の調子がいいと幸せな気分になります。
健康投資2:お楽しみをつくってストレスをためない
貯めている人はフィジカルだけではなく、メンタルの健康も大事にします。家族でディズ二ーランドや海外旅行に行く計画を立て、そのための貯金をして使うときはパーッと使います。
外食にも行きます。ただし「夕食作るの面倒~」「出かけて疲れた~」といった“お疲れ外食“はしません。月に行く回数を決めたうえで、行きたいお店を選んで、事前にネットでクーポンをゲットしてお得に外食します。
健康投資3:早寝早起きで健康的に光熱費を節約
貯めている人は早寝早起きの生活習慣があります。夜、ダラダラと動画サイトを観たり、動画配信サービスを利用することはしません。
もちろん子どもが寝たあとのひとり時間に、観たい動画を鑑賞することもありますが、なんとなくダラダラと遅くまで観ることはなく、決まった時間に就寝します。早寝だとムダな電気代を使いません。
その分、朝は早起き。自分と夫のお弁当を作って、ランチ代を浮かせます。
健康投資4:ストレッチYouTubeで肩こり知らず
貯めている人は、肩がこる、腰が痛いなどの症状があったときマッサージや整骨院を頼りません。定期的に通うようになると、マッサージ代が「固定費化」する可能性があるからです。
今どきは、家でできるストレッチを紹介している動画がたくさんあります。在宅で、自分の都合のいい時間にストレッチ動画を利用して、タダで肩こりを解消するのが、節約しながら健康投資する方法です。
まとめ
家族や自分が体調を崩すと、予定外の支出が増えます。健康であることが何よりの節約です。「転ばぬ先の杖」で、日ごろの健康投資が、結局は節約につながります。
■執筆/村越克子さん
『サンキュ!』を中心に雑誌・ムック・webなどで全国の主婦を取材し、家計のやりくりなどお金に関する記事を数多く手がける。『貯められない人の家計管理』(朝日新聞出版)の編集・執筆など。FP1級技能士。