自分を変えられるのは、自分だけ!金持ち母さん、貧乏母さんの分かれ道
2023/07/15
我が家の家計は大丈夫!?貧乏母さんCHECKリストで確認を。金持ち母さんになるか、貧乏母さんになるか、ここが分かれ道。1つでも心あたりがあれば、とりあえず行動してみて。自分を変えられるのは、自分だけです!
<教えてくれた人>: ファイナンシャル・プランナー 井戸美枝
社会保険労務士でもあり、家計改善、社会保障など幅広くアドバイス。最新著書は『マンガでカンタン!社会保障で得す...
「忙しいからムリ」が口癖だ
朝から晩までバタバタ。やりたいことがあっても「今は忙しいからムリ~」と後回しにして、結局手をつけられない。
【貧乏母さん回避】「もっとラクしたい」という"欲張り心"を発動しよう
例えば「iDeCoが気になるけど、忙しいからムリ」という人は要注意。忙しいからこそ「もっとラクする方法」を考え、家計ややりくり、自分に向き合う時間を作ろう。
請求額が高くても「まぁ仕方ないか」と思う
クレカの請求額に「高ッ!」と思っても、明細を見たり対策を考えたりはせず、すぐに忘れる。そして翌月もまた、「高ッ!」と驚く。
【貧乏母さん回避】暮らしに必要なお金を見直して"払いたくないお金"を減らそう
住居費、通信費、保険料……の請求額を「当たり前」と思い込むのはNG。お金のプロに相談したり契約プランを見直したり、自分で動いて必要以上の支出を防ごう。
"お金=わからない"ってすぐ思っちゃう
「お金」「経済」「世界情勢」など、難しそうな話を聞くと、すぐに「ワカンナイ」とシャットアウトしてしまう。
【貧乏母さん回避】「わからないこと」をスマホで調べて、流し読みするだけでもOK
わからない言葉や知らなかった話題に出合ったら、とりあえずスマホで検索してみよう。少しずつでも習慣になれば、情報をキャッチするアンテナが鍛えられます。
初めての分野はリスクばかり気にしてやらないことが多い
「投資!でも損をするかもしれない。ふるさと納税!でもやり方を間違えたらどうしよう……」で、やらない。
【貧乏母さん回避】「何もしないのはリスクにもなる」と考えて
慎重になるのは金持ち母さんの特徴でもあります。でも行動しないままではお得まで逃してしまう危険も。「こうなったらこうする」と対策を考えて、まずは一歩踏み出そう。
家族の前で「うちにはお金がない」と言ったことがある
家族から欲しい物をねだられたとき、旅行の行き先を決めるとき、将来の話をするとき、つい「うちにはお金がない」と言ってしまう。
【貧乏母さん回避】「お金がない……じゃあどうする?」まで言おう
口癖は伝染します。親が「お金がない」と言うと、子どもはあきらめたり遠慮しがちな性格に。「じゃあどうする?」まで言えば、解決策を考えられる金持ち家族になれます。
「将来こんな暮らしがしたい」と具体的に言えない
10年後、20年後、どんな家に住んでいるか、どんな暮らしをしているか、どんな仕事をしているか、いまいちイメージが湧かない。
【貧乏母さん回避】まわりの人でも有名人でも、"憧れる人"を目標にするのもあり!
人は目標を持つとモチベーションがアップし、達成しやすくなるもの。将来の自分がイメージできない人は「こういう人」「こんな暮らし」と誰かを目標の"参考"にしてもOK。
贅沢することに罪悪感がある
カフェに入ったとき、旅行したとき、自分の服を買うとき、「このお金でほかの物が買える」など、雑念が湧いて心から楽しめない。
【貧乏母さん回避】金持ち母さんなら予算を決めて全力で楽しむ!
お金は楽しく使ってこそ、「また頑張って貯めよう」と思えるもの。行き当たりばったりの散財ではなく、「これは使っていいお金」と予算を決めれば、罪悪感なく支払えるはず。
ここまで読んで"結局、何もやらない人"がいちばんの貧乏母さんね。
<教えてくれた人>
ファイナンシャル・プランナー 井戸美枝さん
社会保険労務士。生活に身近な年金問題や経済問題を、わかりやすく解説。近著に『お金がなくてもFIREできる』(日経プレミアシリーズ)。
参照:『サンキュ!』2023年7月号「貧乏母さんCHECKリスト」より。掲載している情報は2023年5月現在のものです。構成・文/出下真紀 編集/サンキュ!編集部