ガラスのポット?ホーローのポット?生かすも殺すも自分次第『三千円』あなたは何に使いますか?
2023/08/16
「読めばお金が貯まる!」と話題沸騰。累計88万5000部を超える原田ひ香さんの大人気小説『三千円の使いかた』をな・な・なーんとマンガで解説!これを読めば、幸せになるお金の貯めかた&使いかたが見えてくるはず!
監修: 節約アドバイザー 丸山晴美
22歳の時に節約に目覚め、1年で200万円を貯めた経験がメディアに取り上げられ、その後コンビニ店長などを経て...
三千円あれば、あなたは何に使いますか?
お金を貯める人になれるか、なれないか――――。それは、三千円くらいの少額をどう使うかで決まる。テレビドラマにもなった大人気小説『三千円の使いかた』には、まさに『サンキュ!』が長年取材してきた貯められる人のマインドが表れていました。今回のマネー特集は、小説のストーリーを分かりやすくマンガで解説、さらに『サンキュ!』の総力取材を組み合わせた新企画!パラパラめくっていくだけでお金を貯めたい気持ちがむくむく湧いてくる新しいお金の特集です!
本のあらすじをさくっとおさらい
東京のおしゃれタウンで、気ままな1人暮らしをしている主人公・美帆。貯金とは縁遠い毎日を送っていましたが、雑貨屋さんで偶然手にしたティーポットをきっかけに、お金と向き合い始める物語。街で目にした保護犬と暮らすために始めた節約の挫折、100円貯金の成功などなど…。山あり谷ありのお金にまつわる経験を経て、少しずつ貯めマインドを養っていきます。
作家 原田ひ香さん
秘書、専業主婦、シナリオライターを経て作家に。最新作は、『財布は踊る』(新潮社)。15年以上『サンキュ!』を愛読するファン。11月号の「家計やりくりコンテスト」の選考にも参加!
お金が貯まるストーリーをお金のプロが解説!
要所要所に節約アドバイザーの丸山晴美さんが登場し、お金を貯めるマインドやノウハウを解説。マンガや読者の実例取材と併せて読むと、グッと貯め力がアップします。
<監修>
丸山晴美さん
節約アドバイザー、ファイナンシャル・プランナー。食費や通信費など、身の回りの節約術やお金の管理・運用のアドバイスを雑誌やテレビで行う。
登場人物
散財家の主人公 美帆(24歳 会社員)
新卒でIT関連会社に就職し、都内で1人暮らし。食費は月3万~4万円。ふとしたきっかけで家が欲しくなり、貯金に目覚めるが思うようにいかない。
【住んでる街】インテリアやカフェ好きが集まるおしゃれタウン
【住まい】家賃9万8000円、築浅の1Kマンション
【貯蓄額】約30万円
節約に励む主婦 真帆(29歳 専業主婦)
美帆の姉。イケメン消防士の夫と結婚し、月給23万円の中から毎月6万円を貯金している堅実派。目標貯蓄額は1000万円。
【住んでる街】激安スーパーがたくさんある都内北部の庶民的な街
【住まい】2Kアパート
【貯蓄額】約600万円
人生経験豊かなしっかり者 琴子(73歳 年金暮らし)
美帆と真帆の祖母。夫が他界して1人暮らし。結婚当初から家計簿をつけるなど、お金に対する意識は高い。
【住んでる街】真帆と同じ街。下町風の商店街がある
【住まい】古い一戸建て
【貯蓄額】約1000万円
ピー
美帆が子どものころ飼っていたミニチュアダックスフンド。ピーナツのような色と形で「ピー」。
黒船スーコ
美帆が受講した節約セミナーの講師。分かりやすいトークで、最近メディアで人気。
三千円で何を買いたい?
MARUYAMA'S POINT お金を生かすも殺すも自分次第
お金は、仕事など自分がしたことに対する対価。つまり自分の分身のようなもの。だから、たとえ100円の物を買うにしても自分のためになる「生き金」になるようにしっかり考えて使いたいですね。小説の中でおばあちゃんが三千円と言っているのは、分かりやすい数字の例として挙げているのでしょう。
参照:『サンキュ!』2023年9月号「人生が変わる!三千円の使いかた」より。掲載している情報は2023年7月現在のものです。漫画・イラスト/福々ちえ 撮影/キムアルム、清水奈緒、林ひろし 取材・文/渡辺ゆき 編集/サンキュ!編集部