貯め達人たちは皆、書いていた!「何のために、いくら貯めたいのか」書くことで目標が明確に
2023/08/26
どうすればお金が貯まる?編集部が20年以上見てきた貯め達人たちはみ~んな、明確な目標を立て、書き出していました!目標を決めるとなぜ貯まるか、プロの解説に目からウロコです。
監修: 節約アドバイザー 丸山晴美
22歳の時に節約に目覚め、1年で200万円を貯めた経験がメディアに取り上げられ、その後コンビニ店長などを経て...
気持ちがワクワクする目標を立てると、挫折しにくくなります
「何となくお金を貯める」だと、目先の誘惑に負けてしまいがち。「何のために、いくら貯めたいのか」という目標を立てることで、そのゴールに向かって突き進もうという意識がアップ。特に「家族が幸せに暮らせる家を買う」など、気持ちが上がる目標を設定すると、貯めることがより楽しくなってきます。
目標を書き出せば、モヤモヤしていることが整理でき、やる気が長続き!
目標は頭の中で考えるだけでなく、ノートなどに書き出すことが大事!思いついたことをどんどん書くと、頭の中が整理でき、「本当にやりたいこと、かなえたいこと」が見えてきます。さらに、達成したい項目の優先順位をつけると、モチベーションが長続きします。
面倒くさがりでも年250万円貯めた人
『サンキュ!』読者 スンスンさん(福岡県 35歳)
夫(36歳)、長男(8歳)、長女(5歳)、二女(3歳)の5人家族。住まいは二世帯住宅。パート勤務。
世帯月収 約42万円
世帯年収 約530万円
ボーナス(年間) 26万円
月貯蓄額 約20万円
年貯蓄額 約250万円
将来のプランや、今やりたいことを書いたら、貯めるイメージがハッキリしました!
家計を見直し始めたころ、ファイナンシャル・プランナーの無料講演会に参加し、ライフプランの必要性を実感。「ライフプランを書いて先を見通したら、教育費のピークがひと目でわかり、貯めるべき目標がハッキリしました。貯蓄を安定させるため、特別出費の年間予定表を作成し、予算を先取り。また、今やりたいことや、自分を高めることを書くと、気持ちが落ち着き、ムダ買いが予防できました。
子どもの学費がかかる時期が一目でわかり、貯蓄プランを立てやすくなった
子どもがそれぞれ3歳違いなので、ライフプラン表を見ると、入学が重なる時期が一目瞭然。いつまでに準備すればいいか目安がつきやすく、学費の貯蓄プランの見直しに役立ちました。
やりたいことと金額を具体的にリスト化。メリハリのあるお金づかいができた!
「今年かなえたい目標」や「欲しい物」を項目ごとに記入。「必要な予算」「いつまでにかなえたいか」を具体的に書くと、「実現させたい!」という気力が高まり、余計な支出を抑えられるように。
※月収、年収、ボーナスはすべて手取り額です。
<監修>
丸山晴美さん
節約アドバイザー、ファイナンシャル・プランナー。食費や通信費など、身の回りの節約術やお金の管理・運用のアドバイスを雑誌やテレビで行う。
参照:『サンキュ!』2023年9月号「人生が変わる!三千円の使いかた」より。掲載している情報は2023年7月現在のものです。撮影/大森忠明、清水奈緒、林ひろし 構成・文/宮原元美 編集/サンキュ!編集部