やりくり上手がやっている貯め活！「節約じゃない方法」「お金の勉強」

思い通りに貯蓄できない今こそ、賢いお金の使い方を身に付けるチャンス！何かを削る、ガマンするという発想ではなく、欲しい物や叶えたいことを、いかに効率よく、お得に手に入れるか考えるのが、新時代のやりくり上手たちなんです！

1 ポイ活や投資など節約じゃない方法で貯蓄UPする

貯蓄してもお金が増えない時代だから、やりくり達人は「投資」も視野にいれています。また、賢くお金を使ってポイントをためるだけでなく、ためたポイントを増やす工夫も！

ウエル活で買い物欲を発散しながら貯める

ためたTポイントが1.5倍になるウェルシアお客様感謝デーは、お得に買い物できるだけでなく、「思いっ切り買い物ができる！」とテンションが上がり、ストレス発散効果あり。

4年で1000万ポイントためたポイ活界の星
もずびさん
12歳、10歳、6歳のママ。インスタグラム（＠mozuby）で配信するお得情報が人気。テレビ出演も多数。

ポイント運用で高級アイテムをお得に購入

ポイント投資で手持ちの楽天ポイントを増やせば、今まで手が出なかった高級品が買えたり、ポイントをためるモチベーションがさらに上がります。

株主優待で好きなブランドの服をゲット

積極的に投資の勉強をしている人は、株主優待にも注目しています。応援したい企業の株を買うことで、お得に外食したり、好きなファッションアイテムがもらえるなどの恩恵が受けられます。

年230万円をエンジョイしながら貯めるやりくり上手
みさむーさん（福岡県　36歳）
夫、長女（8歳）、長男（6歳）の4人家族。ファイナンシャル・プランナー2級、投資診断士の資格を持ち、「ママのための節約や投資情報」をSNSで発信中。インスタグラム＠toushi.syufu_misamu

ほかにも

ふるさと納税
iDeCo
つみたてNISA
楽天経済圏

税金が優遇される国の制度を活用したり、利用すればするほどお得にポイントがたまる「楽天経済圏」を使いこなすことで、収入は変わらなくても使えるお金を増やします。

2 SNSでモチベUPする

インスタライブで「頑張っているのは私だけじゃない！」と励まされたり、人気インフルエンサーとコメントのやりとりをして気持ちを高めるなど、SNSでをモチベUPの手段として活用。

朝家事ライブや献立決めライブが主婦に大人気！

1人でやるとツラい早朝の家事や献立決めも、みんな一緒なら楽しいイベントに。人気インフルエンサー・くぅちゃんの朝家事ライブは朝5時台にもかかわらず、驚異の視聴者数！

インスタライブの視聴者数が毎回800人超え！
くぅちゃん＠megum.nakano

みんなが見てるアカウントはコレ！

節約おかずレシピが大人気！
みくぽんさん＠mikupon3

元証券ウーマンのゆる投資生活
さぶさん＠sabu_1985

3 日々のやりくりはゲーム感覚で楽しむ

楽しみながら、ムリせず使うお金をセーブしているのが、やりくり上手の特徴。定番の節約にテンションがあがる名前をつけたり、前向きに取り組める仕組みにしています。

献立会議で楽しく食費ダウン！

週末に献立会議を開いて家族のリクエストを聞き、1週間分の献立と買い物リストを一気に決定。日々の献立に悩まずに済む上に、ムダ買いも減って食費も下がります。

年120万円楽しく貯めるモチベーション維持の達人
かつらさん（宮城県　44歳）
夫（41歳）、長女（14歳・中3）、長男（11歳・小5）の4人家族。住まいは持ち家一戸建て。週3のパートのほか、看護師の資格を生かし医療系ライターとしても活動中。

夫とデートがてら赤札をゲットする

食料品の買い出しは、夫と2人でデートがてら、夜のスーパーへ。値引きシール（赤札）が貼られたお得商品をゲットしながら、夫とやりくりの話も共有できて一石二鳥。

小中高の子ども3人！年200万円貯めてる
たけのこさん

ノーマネーチャレンジで達成感を得る！

お金を使わなかった日（ノーマネーデー）にかわいいシールをペタリ！買い物回数が減って、自然と出費が抑えられます。ガマンではなく「チャレンジ」と捉えれば、やる気もUP！

年収60万円ダウンしても月貯蓄を倍にしたやりくり名人
akiさん

ほかにも

0円レジャー
おうち外食
リボベジ
訳あり食品
業スー活

「野菜の再生栽培＝リボベジ」、「外食風の料理を作ること＝おうち外食」など、ポジティブに名付けて楽しめば、日々の生活の工夫は、節約ではなく「貯め活」になります！

4 損しないためにお金の勉強をする

正しいお金の知識を身に付けると、節税で手取り額を増やしたり、申請すればもらえるお金を確実にゲットできます。インフレの時代、「知ること」は最高の武器に！

FP資格の勉強をしてお金に強くなる！

「私がわが家専属のFPになればいい！」とファイナンシャル・プランナー（FP）の勉強をする主婦が急増中。勉強した内容が、日々のやりくりに役立ち、資格をとってよかったという声が多数寄せられています。

教育費のかかる高校＆大学生がいても1500万円貯めてる、やりくり賢者
くりさん（大阪府 43歳）
夫（45歳）、長女（18歳）、長男（17歳）。仕事は週3～4日の調剤事務のパート。医療事務や調剤事務、登録販売者、ライフプラン・アドバイザーなど多くの資格を所有。

Voicyで、家事しながらマネー情報を収集

ビジネスのプロのトークが無料で聴けるVoicyを「ながら聴き」すれば、投資などのお金に関する情報をすきま時間にキャッチでき、将来のやりくりに役立てることができます。

自分らしいやりくりの追求で子ども4人でも年196万円貯蓄！
おかきさん

参照：『サンキュ！』2023年10月号「『貯め活』で、楽しみながら、やりくりする時代です！」より。掲載している情報は2023年8月現在のものです。撮影／大森忠明、キム・アルム、林ひろし　構成・文／Kitsune　編集／サンキュ！編集部