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【節約ベストバイ2023】節約のプロが「今年いちばん節約に役立った」と思うアイテムを公開

2023/12/23

「ベストバイ」とは「一番のお買い得商品」という意味。「節約ベストバイ」とは「節約に役立ち、お買い得だと感じたアイテム」のことです。節約アドバイザーの丸山晴美さんに、2023年の節約ベストバイ3アイテムを聞きしました。

なお、今回ご紹介する情報はすべて2023年11月時点の取材情報を基にしています。

22歳の時に節約に目覚め、1年で200万円を貯めた経験がメディアに取り上げられ、その後コンビニ店長などを経て...

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みなさまこんにちは。節約アドバイザーの丸山晴美です。

お金にはトレンドがあって、その情報をキャッチできるか否かで、得する人と損する人に分かれます。私はみなさまに“お金の旬の情報”を“わかりやすく”お届けしていきたいと思います。今回のテーマは「節約ベストバイ2023」!

なお、ご紹介するのはあくまで私が今年購入してよかったと感じたものになります。そのため、最新グッズではないものも含まれます。

節約ベストバイ2023 その1:ティファールの「電気ケトル」

今年購入したものの中で、もっとも節約につながったのがティファールの電気ケトルです。すでに持っている方も多いと思いますが、私の場合は「やかんで十分じゃないの?」という思い込みがあり(笑)、いままで購入を控えていました。

にもかかわらず、このタイミングで購入にいたったきっかけは、仕事で「やかん、電気ポット、電気ケトルはどれがいちばんお得か」を調べた際、ティファールのWebサイトにそれについての記事が出ているのを見つけたことでした。

記事によると、「1リットル以下の水なら、電気ケトルが最も短時間でお湯が沸かせて、光熱費も抑えられる」とのこと。その検証をしてみようと思い購入したんです。

ティファールの電気ケトルはいろいろな種類があり、私が購入したのは容量が一番小さく、機能もシンプルで、3,000円ちょっとくらいの商品。なのに、これが驚くほど便利でした。

それまで、私は湯を沸かすのにやかんを使用していたのですが、やかんはガスコンロを1つ占領してしまうので、料理をする際など地味に不便。また、料理をしながら湯を沸かしているとやかんに油ハネがついてしまい、洗うのが面倒でした。

でも、電気ケトルはガスコンロを塞ぎませんし、湯が沸くのもスピーディ。お茶を1杯だけ入れたい時や油揚げの湯通しなど、少量の湯を使いたい時は電気ケトルがとても経済的で使い勝手も良いことを実感。定番キッチンアイテムではありますが、もしまだ使っていないのであれば、ぜひおすすめです。

節約ベストバイ2023 その2:ジップロックの「ごはん保存容器」

わが家は炊飯器でなく圧力鍋でご飯を炊いています。7合をまとめ炊きし、炊き上がったらすぐに小分けして冷蔵します。冷凍した方がおいしいのはわかっているのですが、冷凍庫にそのキャパがないのと、解凍にかかる時間が長いのも嫌で冷蔵保存にしています。

今までは、深さがあるお椀型の保存容器を使っていたのですが、2段重ねにするのがせいぜい。冷蔵庫の中のかなりの部分を占領していました。

でも、ジップロックの「ごはん保存容器」は薄型のため、3段重ねにでき、冷蔵庫が広く使えるように。その分、他の食材を保存でき、節約に役立っています。薄型なので冷えるスピードが早く、電気代にやさしいのもうれしい点です。

大盛り用、一膳用、小盛り用など容量を選べますし、もちろん冷凍保存も可。ご飯を冷蔵・冷凍保存している家庭には便利なアイテムだと思います。

節約ベストバイ2023 その3:デュアルSIM

これまではプライベート用にiPhone、仕事用にガラケーを使っていたのですが、さすがにガラケーは不都合なことが多くなってきて……。そんな時、2023年7月からドコモの窓口手数料が値上げされるというニュースを聞き、その前の6月にガラケーからアンドロイドスマホの「GooglePixel7a」に乗り換えました。

といっても、ドコモではプランに加入しただけで、「GooglePixel7a」本体は自分でGoogleストアで購入しました。
実はスマホ本体の料金は、通信会社、家電量販店、メーカー直営販売店のどこで買うかで、値段がけっこう異なります。どこがお得かはその時々で変わり、私が乗り換えた6月はGoogleストアで買うのが一番安かったのです。

さらに、それを「デュアルSIM(シム)」で使うことにしました。デュアルSIMとは、1台のスマホに2つのSIMを挿入することで、2つの回線を使い分けて利用する方式です。

1つのSIMはドコモと、もう1つのSIMは楽天モバイルと契約しました。楽天モバイルは3ギガまでなら通信料が1,078円と安く、主にネットと通話は楽天Linkというアプリからかけることで通話料が無料になります。
それでいて楽天ポイントの還元率が3倍になり、ポイントで通信料が払えるので、私の場合は実質通信料が0円で済んでいます。

ドコモでの回線は、仕事で電話を受ける専用です。「はじめてスマホプラン(5G)」割引を利用して通信料は月額1,268円。割引価格は1年間だけなのですが、その後も1,800円ぐらいで済みます。

このようにした結果、ガラケーの時は通話料が月額2,800円くらいだったんですが、今は実質月額1,268円。グッと安く抑えることができました。

2回線入っているので、たとえば何らかのトラブルでドコモが通信できなくなっても、楽天モバイルの回線が使えます。トラブルの時のリスク分散にもなるわけです。
以前、山の中にある神社へ行ってきたのですが、ドコモ回線ではネットがつながらず楽天モバイル回線はネットがつながった経験からも、複数の違う回線持つのはムダではないと思いました。

少しマニアックな方法ですが、あらゆるものが値上がりしている中、逆に安くなっているのは通信料くらいです。もし機種変や通信会社の乗り換えを考えているならば、自分がよりお得になれる方法がないか、調べてみてはいかがでしょうか?

教えてくれたのは・・・

丸山晴美さん

22歳の時に節約に目覚め、1年で200万円を貯めた経験がメディアに取り上げられ、その後コンビニ店長などを経て2001年、節約アドバイザーとして独立。ファイナンシャルプランナー(AFP)、消費生活アドバイザーなどの資格を取得。身の回りの節約術やライフプランを見据えたお金の管理運用のアドバイスなどを、テレビやラジオ、雑誌、講演などで行なっている。著書は「シングルママの『お金に困らない』本」(徳間書店)、「50代から知っておきたい!年金生活の不安、解消します」(共著)(幻冬舎)、「お金を活かす ハッピーエンディングノート」(東京新聞)「節約家計ノート2024」(東京新聞)steady.特別編集「知識ゼロでもまるっとわかるお金の基本」(宝島社)など多数。

取材・文/かきの木のりみ

 
 

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