コインは、本や車を保存上の列に積み重ねる

30代で2,000万円を貯めた主婦は知っている「あったら便利だけど高すぎません?」「本当に必要なの?」

2024/01/27

20代から「サンキュ!」を愛読。節約術ややりくりを実践し、30代で2,000万円を越える貯蓄を達成したという、サンキュ!STYLEライターの桃田くり子さん。たくさんの節約術をもっていますが、そのなかでも大きなポイントは、「これは本当に自分や家族に必要なのか?」と客観的に考えることができるということ。どんなものが必要ないと考えたのでしょう。さっそく具体的にみてみましょう。

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この服、本当に必要?

働く日本人女性/アパレル店員
lielos/gettyimages

数年前まで、「ファッション迷子」になっていたという桃田くり子さん。クローゼットにはたくさんの洋服があるのに「着たい服がない!」という状態だったといいます。そこで思いきって、プロの手を借り、自分がどんな服やメイクが似合うかを診断してもらいました。診断後は、フリマアプリや、リサイクルショップを通じていさぎよく手放し、「自分に似合うお気に入りの服だけ残そう」と12本のハンガーにかかる量にまでしぼり込んだのです。

限られた予算と時間のなかでどこにお金をかけるか。プロの手を借りるということは、お金がかかることかもしれません。でも、結果として、本当に自分に似合うものを知ることができ、必要なものだけを買うことにつながったのです。

この家電、本当に必要?

乾燥ラックに屋内で掛かる清潔な洗濯物
Liudmila Chernetska/gettyimages

冬場でも、家族4人で電気代が1万円台という桃田くり子さんのお宅。明るい昼間は暖房を消したり、寒いときは温かい服を着こんだりと工夫をしていますが、「この家電、本当にいる?」と考えることも。とくにつけっぱなしの家電を徹底的に洗い出しました。たとえば、冬場に活躍していた加湿器。洗濯物を部屋干ししておくことで部屋は加湿されるため必要ないと判断しました。ただし、減らすことばかり考えて健康を損ねては本末転倒だといいます。必要な家電は、もちろんつかい、メリハリをもった生活をしています。

この車、本当に必要?

白い背景に隔離電卓とスポーツカー
Wako Megumi/gettyimages

地方出身ということで、車は必須であると思っていた桃田くり子さん。でも、「あったら便利だけど、高すぎません?」といいます。車があった当時は、ふらっとドライブに行き、アウトレットで爆買い!なんてこともあったそう。しかし、夫は電車通勤のため車は週末のみ。妻はペーパードライバー。毎月15,000円の駐車場代、ガソリン代、保険、税金と維持費だけでもかなりの出費で、「この車、本当に必要?」と考えるようになったといいます。家を建てた場所が道幅が狭いこともあり、そのタイミングで思いきって手放しました。当時は、「カーシェア」を利用したこともあったそうですが、今では電動自転車が大活躍。とくに不便は感じていないといいます。

あってあたりまえを見直したことが、大きく出費を減らすきっかけになりました。

まとめ

「必要だから」「欲しいから」と買ってばかりいては、貯金はいつまでたってもできません。30代で2,000万円の貯蓄を達成した桃田くり子さんは、「家族や自分にとってこれが本当に必要か?」と立ち止まって考えることができるのです。買ってあたりまえ、家にあってあたりまえと思っているものも、じつは買う必要も、もつ必要もないものかもしれません。思わず、家のなかを見まわしてみたくなりましたよね。ぜひ参考にしてみてくださいね。

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