無駄買いをなくす

むだ買いを減らしたいかた必見!効果があった5つのこと

2024/05/18

毎月の予算を決めていても、気がつくと予算オーバーしてしまうことはありませんか?

「日々の暮らしをもっとラクに、もっと楽しく!」をテーマに、暮らしのアイデアを発信する整理収納アドバイザーの
貝賀あゆみさん曰く、"家計簿をつけているのに予想以上に出費が嵩んでいたことがあり、こまかく買ったものを書き出してみたらむだ買いしてしまう「買い物のくせ」が見えてきたのだそう。

今回は、そんな貝賀さんがむだ買いを減らしたいかたに、ぜひ実践してみてほしい5つのことをご紹介します。

「日々の暮らしをもっとラクに、もっと楽しく!」をテーマに、暮らしのアイデアを発信する整理収納アドバイザー。フ...

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自分の「買い物のくせ」を知ってむだ買いを減らす

家計簿

いちばん効果があったのが、自分の「買い物のくせ」を知ることでした。「時間が空いたときにネットショップを見て買ってしまう」「SNSで気になった商品があったらすぐに買ってしまう」「スーパーに行く回数が多くてむだに食材を買ってしまう」そんな自分の行動パターンが見えてくると、いつ、どんなときに買ってしまうのか、自分のくせが見えてきます。

私の場合は、ネットで見つけたよさそうなものを買ってしまう「買い物のくせ」が見えてきました。くせがわかればもうこっちのもの!一つ一つのくせを見直してなくしていけば、自然とむだ買いがなくなります。

欲しくなったら「買い物カゴ」に入れて2〜3日寝かす

買い物

時間があるとつい見てしまう、好きなお店のオンラインショップ。見ないことがいちばんですが、どんなものが流行っているのか、人気のものや新しいものの情報は、仕事にも役立つのでついチェックしてしまいます。

以前は「欲しい」と思ったら、そんなに高くないからと買ってしまうことが多かったのですが、買い物は「欲しい」と思ったその瞬間が、いちばん心が動いているとき。ちょっと時間が経つと、あんなに欲しいと思っていたのにそれほどでもなかった…ということも多く、それからは勢いで買うのをやめて、買い物カゴに入れて2〜3日様子を見ることに。

時間が経つと、勢いで欲しかったものの9割はそんなに欲しいものではなかったり、残りの1割は「いつか欲しいかも」というアイテムなので、そのまま買い物カゴに入れておくこともあります。

買い物カゴに入れてあるものを見ると、そのときにどんなことに興味があって、どんな生活を送りたかったのか自分自身を知る発見にもなります。衝動的に買うのをやめるだけで、むだ買いをぐんと減らせますよ。

自分の好きなものをそろえる

北欧食器

「似たような商品だから」「こっちのほうが安いから」と妥協して買ってしまうことはありませんか?とりあえず買ったものは、本当に欲しかったものとは違うので、結局使わなくなってしまうことも。そうならないためにも、本当に「欲しい」と思える好きなものを買うのがいちばんです。

とくに毎日使うお皿やコップは、お気に入りのものを使うようにしたら新しいものは欲しいと思わなくなりました。

食器棚

コップやお皿は置けるスペースが限られているので、もし買いたくなったときには食器棚を開けて「本当に必要?スペースないけどどこに置く?」と自問自答するように。

好きなメーカーから新しい色や柄が出るとつい欲しくなりますが、今使っているものを処分してまで欲しいのか、棚を見ることで「買わない」選択ができるようになりました。

新しいものをどんどん買っても、日々の暮らしで使わなければそれは買わなくても同じこと。毎日使ってあげられる量だけ持つようにすると、自然と愛着が湧いて欲しい気持ちが抑えられますよ。

雑貨は「買わない」と決める

花のある暮らし

この数年、ものを減らしていることもあり、「雑貨は買わない」と決めました。本当は雑貨が大好きなのですが、雑貨を置くとホコリが溜まり、掃除をするのがたいへんだと気がついてから、雑貨ではなく季節のお花を飾って楽しんでいます。

お花ならそのときに取り入れたい色を手軽に取り入れることができ、短くても3日、長ければ1週間〜10日ほど飾って楽しむことができます。

「枯れてしまって捨ててしまうものにお金を払うのはもったいなくない?」と言われたこともありますが、つぼみだったお花が咲いたのを見ると嬉しいし、毎日水を取り替えてお世話をする楽しみもあります。なにより家の中で季節を感じられるようになったことが、いちばんのメリットです。

100円ショップは買うものを決めて行く回数を減らす

消耗品

つい安いから、という理由で100円ショップに行くと、それほど必要ないものを買ってしまうことはありませんか?新しいものがどんどん発売されるし、日用品も多いので「ま、いっか」とポイポイ買い物カゴに入れてしまって、気がついたら1,000円を超えていた…なんてことも。

1回1回は小さな金額でも、これが貯まると意外と大きな金額に。そうならないためにも、100円ショップに行く前には買うものを決めてリストを作ってから行くことをおすすめします!

わが家の100円ショップの必需品は、スポンジ、メラミンスポンジ、小さめの袋、換気扇フィルター、水切りネットの5つのみ。月に一度の買い出しですませられるようにしています。行く回数を減らすことで、びっくりするくらいむだ買いがなくなりますよ。


自分では気づいていないことが多い「買い物のくせ」を知ることで、私の場合はぐんとむだ買いを減らすことができました。「外に出かけるとついカフェに寄ってしまう」なら、お気に入りの水筒を持ち歩いてみたり、「SNSで流れてきた商品を買ってしまう」のであれば、商品名だけ覚えておいてSNSを閉じてしまうことでむだ買いをなくせることも。

どんなときに自分が買い物をしてしまうのか、「買い物をくせ」を知ることで出費を減らして、本当に欲しいものだけに囲まれた暮らしになるといいですね!


■執筆/貝賀あゆみ…「日々の暮らしをもっとラクに、もっと楽しく!」をテーマに、暮らしのアイデアを発信する整理収納アドバイザー。フォトスタイリストとしても活躍中。
編集/サンキュ!編集部

 
 

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